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▼ 夢は語れ
「釣り」をやり込もうと思えば、その先は長い。
一生モノの趣味。
色んな価値観があって、思惑がある。
その中で釣り人は出会う。
ようこそ宮崎へ
今回は友が地元に遊びにいらした時のお話。
天草遠征から一月も経たず、束の間の再会。
流石GW。アザマス。
お互いがそうなんですが
日頃、馴染んでいるフィールドがまるで違う。
面白いですよね。同じ魚を追っているのに。
シーバス釣りはフィールドも振り幅が大きい。
登場人物3人が出揃い。
情報共有を兼ね、まずは腹拵え。
向かったのは延岡の名店。
宮崎豚骨が体に染みる。昔に比べ、だいぶ値上り。それだけが気がかり。
再来軒。
HP補給完了。
直近の天候状況やタイドを考慮しつつ
入れるポイントを数ヶ所回ることに。
FOOKのボスとワタシ。
一応はガイドする立場。
遠征の限られた時間を
どれだけ有意義に過ごしてもらえるか。
ポイントの見極め、見切りのタイミング。
じっくり攻めつつも、効率良くランガンしていくプラン。
幸い、釣り場は無数に。
〝G〟カルチャー伝道師
変わらずジャイアントベイト。
これ以外無い。
最先端のジャイアントベイト事情。まだまだ知らないことで沢山。
この特殊な釣りに関するカルチャーは
ここ宮崎ではまだまだ途上レベル。
圧倒的に興じる人口が少ない。
エキスパート達がもたらしてくれる
新しい気づき、新しい手法、新しい考えは
いつ触れても眼からウロコ。
ジャイアントベイトではキーになるチューニング知識はマニアの域を越える。
まさに伝道師。
これを間近で見れるんだから本当に有り難い。
学びは多く、これからの釣りに間違いなく生かされる。
一瞬のミスマッチ
夜のランガン。
目ぼしいポイントを回る中
新たな出会いも。情報交換を糧に元気を貰う。
各々が手懸かりを得るため
様々な手を尽くす中
数ヶ所回った先でジャンキーさんに激しいバイト。
しかし…
声がしてから僅かな時間。
駆け寄ったものの、時既に遅し。
大きな波紋を残し、そこだけ時が止まってまま。
痛恨のバラシ。
よく見ると80lbがいとも容易く無惨な姿になっていた。
ちょっとしたセッティングの歪みを突かれる。
こればっかりは悔やんでも悔やみきれない。
その夜、再び魚が反応することはなかった。
『夜までやります』
翌。日の出。
デイゲームはほぼトップオンリー。水面が割れる瞬間がやっぱり見たい。
朝マズメを撃つ。
しかし、彼は夜勤明け、直ぐの移動でここに。
合流後からずっと連れ回し、その間は不眠。
流石に疲労の色は隠せない。
ここは起こさず、休んでもらう。
残された時間をどうするか練ることに。
すっかり日が昇った頃。
目覚めた彼は幾分回復してるように見えた。
そんな彼が言い放ったのは
「夜までやります」
そこに覚悟を感じた。
本当にタフ。年齢もあるでしょう。
今が気力、体力も充実している年代。
でもそれ以上に
昨晩目の当たりにした光景は
完全に彼を焚き付けてたんだと察しがついた。
チキン南蛮 そのルーツを食す
それならと。
こちらも余すことなく心中する決心。
明日のことは知らん。もうどうでもいい。
そうと決まれば話は早い。
GW中は旅行客、帰省客の皆さんも。列に並び、その後ろに列が伸びます。
もう一度踏ん張るための飯。
延岡に来たなら外せない。
ここはチキン南蛮発祥の地。
ちなみに延岡には『元祖』と呼ばれる名店がニ軒。
一軒は今回足を運んだ【おぐら】
甘味と酸味が抜群に調和した南蛮酢に
タルタルソースをかけて食らう王道スタイル。
本場の味はワタシたちの宮崎県民のソウルフード。
もう一軒は【直ちゃん】
こちらはタルタルソースがかからず
ポン酢風味の南蛮酢にゆず胡椒をつけるスタイル。
ここを知らずしてチキン南蛮は語れない。
余談が過ぎました。
照準は夜。
「一矢報いる」
少しオーバーだけど、そんな気持ち。
万全の状態で挑むため
全員仮眠を取った。
ドラマは突然起こる
中潮の上げ。
とて、干満差は2mとない。
昨日と変わらず水面を賑わすベイトは見られず。
水は生温い。ゆっくり詰めてくるタイド。
来る時を信じ、ひたすらキャストを繰り返す。
せまるタイムリミット。
明日、彼は仕事だと。
長い帰路時間を考えるとあまり時間はない。
何時なんどき。集中力は切らさないように。常にイメージし備える。
しかし、焦ったところで釣れる訳じゃない。
イメージは止めることなく
最後までルアーに命を吹き込み続ける。
黙々と。ただ着水音だけが聞こえる中
上流側から「きました!」と彼の声が響く。
自分達のタックルは放り投げ
急ぎ二人でサポートに入る。
目に飛び込んできたのは強烈なファイトに耐える彼の姿だった。
これがMIYAZAKI〝real〟
このトルクフルな引き。
間違いない。
応えてくれたのは神の魚。
目前で繰り返される抵抗をいなしてもらう。
取り込むタイミングを計り、魚の挙動を把握。
いざランディング体制へ。
分厚い下顎にボガを撃ち込み。
無事にキャッチ。
彼にボガ撃ちのバトンを渡す。
現場は喜び、安堵、感動が一気に押し寄せた。
魚体コンディション、風格、共に素晴らしい個体。
そして歓喜の時。
交わす握手。
万が一、釣れた際の対処は事前に県へ確認済み。
条令に則り、十分な蘇生を施した後、無事にリリース。
その一部始終。
我々がしかと見届ける。天晴れ。
程無くして、なんとも言えない充実感が溢れる。
この瞬間に立ち会えたことは何物にも変えがたいこと。
皆んな、イイ顔しとる。
疲労困憊。満身創痍。起死回生。劇的一発。
〝あの日は一生忘れない〟
そんなハードでパンクな釣りが幕を閉じた。
- 2022年5月9日
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