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村岡昌憲
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▼ アメリカ遠征釣行 その4 ニューヨーク編1 2015年9月19-22日
- ジャンル:日記/一般
- (area-釣行記-)
アメリカ遠征釣行 その0 準備編はこちらから
最初にニューヨーク編では釣りの話はいっさい無しなのであしからず。
俺も健さんも初めてのニューヨーク訪問。
しっかりと観光しよう、という目的で3日間の滞在を計画していた。

ノースカロライナのローリーダーラム空港まではこの3日間お世話になりっぱなしだったアンソニーが送迎してくれた。
ここでアンソニーとはお別れだ。
身体はむちゃくちゃ大きく、本当に優しく、ビジネスマンとしても非常に質の高いアンソニー。
この人と生涯の友人になっていけたらいいなぁと思いを強くした。そのためには俺ももっと努力しないと。

日本にいる人にはなかなか理解できないと思うんだけど、こんだけ世話を焼いてくれる外人さんって滅多にいない。
日本人のホスピタリティやサービス業の人のレベルは世界ぶっちぎりトップだから、海外に出ると一番実感できるのがこのあたりの感覚でもある。
ブランチはスターバックス。
コーヒーは日本で飲む方が美味しい。
微妙に味が違う気もするんだけど、さすがに豆が違うとかは無いような気がするので淹れ方の違いなのだろうか。
飛行機は快適に飛行し、2時間弱のフライトでニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港に着陸。
今回ニューヨークに3泊するホテルはマンハッタン島の中。
マンハッタン島はホテルの値段がとんでもなく高いので必死に探した安い部屋。
それでも一泊17000円ほどだ。
お風呂とトイレは共用とのことでこれは致し方ない。
9月下旬からニューヨーク観光のハイシーズンらしく、個室でトイレと風呂がある部屋は軒並み3万円以上、それでもレビューではシャワーが呼称とか、部屋が汚いとかそんなことばかり。
レビューが良好で名の知っている系列ホテルは1泊5万円以上というのが相場だった。
まあ男2人旅、どうせ外を歩き回るので、部屋は身体を洗うのと寝るだけだろうと、ケチケチプランにしたのだ。
(そもそも、この旅行はいくら使うのか全く予想できないままに旅に出た。)
ということなので、当然空港からマンハッタン島には電車で行くものだと思っていたら、健さんが荷物も重いしたくさんあるからタクシーで行こうと。
2人で乗れば大したことないでしょ。というんだけど、70ドルくらい。
エアトレインと地下鉄なら8ドルなので2人で16ドル。
もったいない気もするが、荷物も重いしね、ということでタクシー乗り場へ。
タクシー乗り場は20分待ちほどの行列。
僕らの順番が来て乗ったタクシーが、実にひどかった。
運転手がいきなり怒っているのと、乗客がいないかのように大音量でラジオを聞いている。
これがニューヨークのサービスレベルかと思ったら、これで3日間を過ごすことに気が滅入ってきたんだけど、健さんはこいつにキレて日本語で怒り出すのかな、と期待して観察していると、
「空気が悪い、ニューヨークは息苦しい、札幌に帰りたい。」
とブツブツ言っている。
っていうか、弱ってるぞ、この人。
運転手の超粗っぽい運転(中国の上海の運転手よりひどい)で、頼むから事故らないでくれよ!と、祈りながら乗っていたら、途中からハイウェイを降りてルートを外れていくではないか。
走る町並みは都心の外れの雰囲気。船橋の工業地帯みたいな感じ。
やべー。なんだか犯罪のニオイがしてきたぞ。
グーグルマップで自分たちがどこにいるかを確認しつつ、様子をうかがっているとガソリンスタンドに車を突っ込んで、俺たちに向かって荷物を降ろして降りろ、と運転手が叫ぶ。
空港とマンハッタン島の間にあるクイーンズという街。
あらゆる人種がいて治安も悪いダウンタウンだ。
というか、在ニューヨーク日本国総領事館の事件情報を見ていると、こんな感じ。
ニューヨークも人口が多いので、この事件が多いのか、少ないのかは判断のつきにくいところだが、これだけ起こっていることは事実。
犯罪には巻き込まれないように注意しないといけない。
鉄砲持ってるしね。
で、運転手に対して、「ん?理由が分からないぜ。」
と応えていると、乗る車を変えると。
5時だから変えると言っている。
定時退社?犯罪?
んなむちゃくちゃがあるかい、と応酬するも、最初からイライラしているので、従うしかなさそう。
こっちに乗ってくれ、と指定されたのは乗用車。
「健さん、助手席どうぞ。」
本当に犯罪に巻き込まれたときに最初に撃たれたくないのと、健さんならなんとかするかもしれない妙な期待で、健さんを助手席に押し込む(笑)
汚い空気に弱っている健さんは、なぜか素直に乗り込んだ。
俺は後部座席で万全の準備。
マップでの現在位置と周りの車の警戒、こいつが少しでも変な事したら、どうやって後ろから襲いかかろうかと考える。
やがて運転手は車を出発させた。
だが、俺たちの心配をよそに、確実に車はマンハッタン島に入り、ホテルのある8htアベニューの30thストリートに近づいていった。
運転手は空港でタクシーに乗った時に乗車メーターを入れていなかったような気がすることから、
俺が予想するに、運転手は夕方5時が近づいてきたので、俺たちを乗せて運送にせずに回送扱いで車庫に戻し、乗用車で俺たちをホテルまで送る。
すると俺たちが払う運賃70ドルは全部自分がもらえるわけだ。
俺たちが観光客なのを良いことに、仕掛けた手口なのかもしれない。
そいつはホテルが近づき、運賃ネコババ計画が首尾良くいきそうになるにつれて、上機嫌になるのであった。
ちなみに、この後20回近くNYでタクシーに乗ったが、そんなガラの悪い運転手は一人も当たらなかった。
相変わらず旅の道中にトラブルを呼ぶ赤塚健一の魔力にたいそう驚くのであった。(俺か?)
ということで、ややヒヤヒヤしたタクシーを降りて、ニューヨークの街中へ立った。
空気に慣れてきたのか、ようやくテンションが上がってきた、健さんとハイタッチし、ホテルへ。
チェックインを終えて、部屋に入ってビックリ!
上の階だった健さんも降りてきて、「狭くない?」「狭いね。」と。
まるで独居房だ。(入ってことはないが)
さては部屋選びを失敗したかと。
ロビーはまあまともなんだけど、予約ページをネットで確認するとちょっとだけ広い部屋が写真に写っていて、こりゃ話が違うじゃないか的な形。
でも、おそらくホテルのあり方からして、どの部屋も狭いはずで、その分、中庭やロビーで過ごしたりできるような作り方をしている。
そこで、どうせならいい部屋取ってしまおうかと二人で検索するも3泊で12万円を超えるようなものばかりで、あきらめて独居房生活をすることにした。
まあ、中庭などは心地よい感じなので、カルチャークラブを聞きつつ、ブログを書いたり過ごすことになるのである。
ハリウッド映画で見たことのあるビルや駅があちこちにあって、二人で映画の話ばかりしながら散歩。
途中でビールを飲んで、さらに歩いてタイムズスクウェアに到着。
あのビル、スパイダーマン掴まってジャンプしてましたよね?
みたいな感動がある(笑)
初めてなのに何かを知っている。
ニューヨークを訪れた最初の印象として、デザインが街に溢れていて、デザインが街の空気を作っているということ。
いや、全ての人間が創るものは少なからずデザインがあるのだけど、ニューヨークの街の中にあるのは、その才能ある人たちが競い合った形というか、一つ一つは方向性も違うのだけどそれが融合して街のエネルギーとして輝いているという感じを持った。
「かっこいいねー。」
という言葉を二人で連発しながら、9アベニューのレストラン街に辿り着いたところで夕飯にすることに。
アメリカンフードには少し参っていたので、海鮮でいこうと。
まずはオイスターを頼んでみる。
ごめん、これはもう二度と食わない。
日本ならクレームが出るレベルの生臭さだった。
この後はホテルに帰って、倒れ込むように寝るのであった。
翌日は10時頃から活動開始。
まずはホテル前のデリで軽めの朝食。
五穀メニューだったが胃袋に優しい感じで、とても美味しかった。
今日もキョロキョロしながらニューヨーク観光。
二人とも共通するのはデザインやプロモーションやマーケティングで飯を食ってきた人間ということ。
だから、その道のすごい人たちが手がけたあらゆるアウトプットが刺激的なのである。
5番街のロックフェラー・センターに到着。
さっそく70階のにある展望台へ。
地上260mからニューヨークを一望。
景色に見とれる暇も無く、あのビルはキングコングが昇っていたビルだとか、あれはゴジラが壊してたとか、映画の話ばかり。
次にマンハッタン島の両サイドを流れる、イーストリバーとハドソンリバーの潮目がどうだとか、ストライパーがどうだとか、釣りの話(笑)
続いて、これも5番街にあるセント・パトリック大聖堂へ。
この日は日曜日でミサが開催されていたので、お邪魔しないように静かに中を閲覧。
で、さすがに喉が渇いたって事でビールを飲んでお昼ご飯。
次は健さんの希望であるニューヨーク近代美術館(MOMA)へ。
この中は二人で別行動することに。
集合時間だけ決めて思い思いに中を観覧。
美術館や博物館ってのは日本だと行こう行こうと思いながらなかなか行けないのだけど、行かないとダメだなぁと痛感。
あらゆる展示物が自分の感性に様々な形で訴えかけてくる。
それは時に人生に対するものであったり、プロダクトに対するものであったりするのだけど、いずれにせよ、何かを志す人が長い時間頭脳を使った何らかのアウトプットというものは、必ず感受性に響いてくるというものだということ。
首筋が寒くなるほど、ゾワゾワと痺れっぱなしだった。
MOMAの後は、さらに北に歩いてセントラルパークへ。
セントラルパークというと俺はジョンレノンのイメージがあったのだけど、健さんはドラマ24のイメージが強いという。
日曜日だけあって人がいっぱいだ。
これならロンドンやパリの方がいるかもね。
だけど、少なからずいる人たちは足を止めるに値する人もいた。
踊りやら歌やら楽器やらを眺めながら散策する。
しかし、普段は本当にこんな時間ないなぁと。
最後にベセスダの噴水へ。
足が疲れて和んでいたら、一人の日本人女性アーティストを発見。
なかなかのアートを作って頂いた。
詳細は健さんブログで見てもらおう。
その後に話をしたのだけど、彼女はNY在住ではなく、旅行でNYに来たとのこと。
日本で書道パフォーマンスをやっていて、一日だけセントラルパークで挑戦してみようと思って、この日、ここにパフォーマンスに来たんだそうだ。
英語はほとんどしゃべれないと謙遜していたけど、本当にその勇気と姿勢に尊敬。

人間っていうのは自分で見て経験したことでしか、物事の判断ができない。
日本人は海外に出る人も少なく、最近は本も読まない人も多いから、見て知っている範囲がとても狭くなってきている。
で、その狭い視野で物事を判断して、批判や中傷を繰り返す。
いわゆる足の引っ張り合いだ。
それと戦いながら、上がっていく事に恐ろしい労力を使うのである。
それが嫌で、力のある人は日本を出ていく。
それは、どの国でも多少はある事なのだと思うのだけど、本当にやりもしないくせに口を出す人の多いこと。
なぜか、セントラルパークでそんなことを考えてうんざり(笑)
公園はとっても広く、40分ほど歩いて南側半分ほどで脱出。
夜飯はさすがにアメリカ料理に飽きてきたので、タイ料理へ行った。
こいつがご機嫌に美味しい店で大きく舌鼓を打った後は、すごいと話に聞いていたストリップショーへ。
最初はポールダンスを見て鼻の下を伸ばしていたんだけど、1時間もすると旅の疲れからくる睡魔の方が強くなる。
目の前でスタイル抜群の金髪美人が踊っているのに、俺も健さんもウツラウツラと艪を漕ぐ。
やがて、ごっつい黒人黒服につまみ出されるように退出。
ホテルに入るなりバタンキュー。
- 2015年10月2日
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