大寒波の中のシーバス

  • ジャンル:釣行記
40年ぶりの大寒波とかそんなニュースが飛び交った1月下旬。



この日は潮回りが悪く、潮の動く日の満潮寸前の上ずった反応みたいなものは期待できない日。

大寒波だけに、冷たい北風もピューピューで、冬の晴れた日のシャローパターンも使いづらい。

この時期の水温が暖かいところを教えてくれるマガモの集団も見つけられない状況の中で​有明、お台場といった港湾エリアをランガンしてきた。

最初に風裏の3箇所ほど覗いてみるがどこも無反応。

暖かい日ならマガモなんかが浮いていて、魚も上ずっているんだろうけど、、、。

沖に面したエリアに近いポイントに行ってみると北風のおかげで水面もかなり波立っている。



潮が動かないときは、風で流れる水を利用してシーバスは捕食行動を行う。

そう、風表パターン。

寒いけど仕方が無い。

そう決め込んで、氷点下仕様のフル防寒で勝負。

遊歩道を歩きながら、離岸流になりそうな部分を探っていく。

例えば、サーフは離岸流が水面に出るのでわかりやすいが、護岸は流れが下に出るときが多いのでわかりづらい。

冬は離岸流というより、離岸流のおかげで潮が抜けやすくなっているところに魚がポツッと付いていて、そんな魚は活性が高いのでルアーを投げ込めばそれなりに反応が出る。

分からないので、なんとなく波がつぶれているところを探すように投げて探っていく。

狙い所は歩道の灯りが水面を照らしているその先の暗がり。

向かい風9mくらいだけど、ラザミンは30m超は飛んでいく。

8gの細身のフローティングミノーだから、食わせる性能がとても高いこのシルエット。

そんなシルエットを少しでも飛ばせるようにしたのがラザミン90だ。

最初20分ほど反応が無くて、心折れ掛かったタイミングでバイトが出る。

魚はいるぞ!

同行している高橋優介に声を掛けて粘る。

そのうちにヒット。

なかなかのトルクで下に突っ込むシーバスをいなして本日1本目。
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寒いのでこれが精一杯。

絶対手を濡らしたくない日(笑)




その後は40cm前後の小型が続く。
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寒さで指先がかじかんでもう限界、、、というところで最後に一発いいバイト。

俺の前、5mほどで水面で引き波を出しているラザミン90にパフッと出た。

細い魚だったけど65cmくらいの1本。
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この後、あまりの寒さにお台場マックに避難するところをめざましテレビに取材された。

その時の様子

https://www.facebook.com/masanori.zack.muraoka/videos/1660178610710537/

使われたのは、寒さを強調するところだけ。

実際のインタビューはこんな感じだった。


アナウンサー
「こんばんは、めざましテレビと申します。インタビューさせてください。寒い日ですが、どこに行くところですか?」

俺「釣りに行きます。」

ア「釣りですか?すごい!あの、実は今の気温マイナス0.9度なんですが、ご存じでしたか?」

俺「氷点下ですか。。。まあ別にたいしたことなくね?」

ア「ええっ!?すごい寒いですよね。大寒波が来てるんですよ。」

俺「すごい着込んでいるからへっちゃらだよ。」

ア「そうですか。。。」

というところで、顔が曇って高橋優介にマイクを向けてしまったので、ああ、そういう回答は求めてなかったのね、と。

そこで察して模範解答をした様子が、次にまたマイク向けられたときの様子がリンク先の使われているわけです。

 


ロッド :APIA風神ナイトホーク93ML
リール :イグジスト3012H
ライン :東レ シーバスPEパワーゲーム1号
リーダー :20LB
ルアー :BlueBlueラザミン90


 

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