▼ タイ遠征 その3 沖釣り編
- ジャンル:釣行記
今までHP時代も含めて、こんなに書くログが貯まったことがない忙しさでめでたく1ヶ月遅れのログとなるぞ、タイ遠征その3 沖釣り編。
その1はこちらからどうぞ。
前日のメコン大ナマズ池が終わり、ホテルの部屋に戻ったのが1時。
ヤン氏がロビー集合は4時30分という。
寝る暇も無く、というか、それでは身体が持たないので、余った時間の全てを寝る時間に費やし、無理矢理起きてロビーへ。
すると、彼らもちょうど到着したところだったようだけど、さすがに全員眠そう。どう見ても死の行軍やってるよね、と。
すると、ホテルに続々とロッドを積んだ車が集まってくる。
1台の車に乗り合わせてどこかに行くようだ。
総勢10人ほどが集合。
初めて会う人も多いんだけど、事前にFacebookで写真などを見ていたので初めての感じはしない。
船の乗り場は遠く、1時間半走るらしい。
大原の山正丸に乗りに行くようなものね、とその1時間半も今回の旅でお金以上に貴重な睡眠時間に充当することにした。
実際には1時間半きっちり、実感としてはほんの数分の睡眠時間が過ぎ、車から出てみるとそこは思いっきり田舎だった。

みんなはすでに路地横に置いてあるテーブルで、おかゆをすすっている。

タイのレストランは、どんなに質素な食堂でも高級レストランでも、トッピング系の調味料がごそっと置いてある。
それをダバダバとぶっかけて、オリジナリティある味に仕上げてから食べるのがタイ人は好きらしい。
そういう感じはとっても好きなのだが、今に至っては眠さが優先し、考えるのも惜しいのでそのまま喰う。

食べ終わって、再度車に乗って数分。
車は桟橋を走り出した。
どうやら、海に出たようだ。

風光明媚な景色。

ここで、トラブル。
乗るはずだった船のエンジンが動かないらしい。
ということで、船長の知り合いの船に乗ることになったのだけど、知り合いの船は釣りについてはよくわからないらしい。
漁船だね。

この赤い服を着たお方が船長。

大きな希望と一抹の不安を乗っけて、いざ出港。

ポイントまで1時間かかるらしいので、もちろん寝る。
行動を共にしているメンバーももちろん寝る。

そして、例によって実感としてはほんの数分のような睡眠の後、ポイントに到着。
見ると、いかにも海。いい感じ?

キャビンから出て、いきなり驚いたのはみんなの格好。
まるでソマリアの海賊である。

猛烈な日差しから日焼けするのを守るためらしい。
タイ人は男性でも色白の方がモテるらしく、男女ともに日に焼かない徹底ぶりがすごい。
俺は少し焼きたいなと思っていたのだけど、彼らのフル防備が格好良いので、真似してみた。

で、スパンカーなどあるはずもなく、当たり前のようにドテラ流し。
コ※%○△ウ☆ニョ☆カ
水深が伝えられて、みんな一斉にジグを落とす。

今回はBlueBlueのタイの代理店が開いたイベントなので、全員がシーライドを使用している。
次から次へとさかなが釣れてるんだけど、ジャークの仕方がビシバシ系でシーライドのそれと少し違う。
「こうやって、ゆっくりやったほうがいいですよ。」
と教えるが、ビシバシジャークの方がアタルのだ。

ところ変われば、釣り方変わるのは、この世の常なれど、ビシバシジャークに負けたらたまらないと、日本式シーライドジャーキングで誘い続けるが、完璧に釣り負ける。
そんなすごいのと、ビシバシとジャークしてジグを飛ばしまくると、ガンガンと様々な魚が当たってくる。

いや、ほんと。勉強。

が、釣っても釣ってもこんな感じの魚ばかりで、すっかり飽きてくる。
なんかすごい大物いないの?
と聞くと、バンコク近郊の海ではこんなもんらしい。

帰りに小さいナブラがあったので、少し撃ってみるとアジの仲間。

この釣りは、シーライドミニのタイトピッチにリフト&ロングフォールがドンピシャはまった。
掛けに掛けまくって、速攻で飽きる。


飽きたメンバーとビールで乾杯する。

1時間ほどのアジ釣りの後、船は港へ帰ることに。

帰りの船の上から見た大きな入道雲。
夏だなぁと仰ぎ見ていると、ヤン氏が
「あの向こうにモンスーンがある。」
という。
彼らにとっては特別なものなんだな。

でも、僕がBlueBlueというメーカー名にしようと思ったのは、必ず海外に挑戦するメーカーにしようという思いがあったから。
青い空と青い海は、世界中のどこにでもある。
空の青も海の青も、近づいて手にとっても、どんなに眺めても、実は透明で青色のものでは無い。
空も海も本当は本当は透明だ。
だけど、青く見えるのはなんでだろう。
その青色は見ている人の心に映るもの。
心に奥底に宿る、青色が映し出されている。
Where's Blue?
BlueBlueの製品パッケージやTシャツに書いてある言葉。
タイの空は、とても青く、そして高かった。

その4へ続く。
- 2013年5月29日
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