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村岡昌憲
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▼ Area2 - Stage1 ~ 荒川真っ向勝負 その2~
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
4月25日
日時 4月25日
ターゲット シーバス
ポイント 荒川中流部
満足度 ★★★★★
先週からの怒濤の釣行の中でふと考えていたことがあった。
それは荒川中流部におけるパターンのことである。あまりにも河口部と違う魚の出方に少々とまどいを隠せないでいた。
中流部まで来ると河口と違い風向きの影響をあまり受けないのか。荒川の下げと北風という王道のパターンがいまいちはっきりと成立しないような気がしていた。
4月9日。大潮。荒川の下げと北風の中、ノーバイトのほげほげ。河口部なら爆釣になるはずのお得意のパターンが全く通用せず。いや?秋なら出たはずだ。秋のパターンを押し通したからか。3月に取った93センチは思いっきり秋の釣りだったが、もし春のパターンがあるのなら、その辺を構築していこうということを考えた。
ここ近年になって春のパターンとして無視できなくなってきたパターンに稚アユがある。5年前なら無視もいいところだった。いや、違うかな。今年に限って言えば今のところメインベイトとなっているのが稚アユというべきか。本来ならイワシが入って港湾部が釣れ盛るんだけど、今年は全く入ってこないから、スズキも川を上る稚アユを追う。そんで港湾部=釣れない&河川内=好調。という図式が成り立っているようだ。
じゃ、稚アユパターンってなんだろうか。ボートの魚探で見る限りでは、稚アユの行動は潮が上げると流心にたむろし、下げるとブレイクラインのショルダーにびっしりとついている。それらを出すパターンとは?
そして4月10日。ひとつの転機があった。ちょうど今釣りビジョンで放映しているボートシーバスの撮影だった。僕と浜松の鳥居さんが旧江戸川の河口などでボートシーバスをやるんだけど、その時のヒットパターンがブレイクのショルダー部にX-80SWを流し込むというパターンだった。ボトムをこづきながらショルダーから落ちた瞬間にバイトが出る。TVで見てもらうとわかるががんがん潮が下げている中でアホみたいにデッドスローでボトムをこづき続けて、まあそれなりに釣ってるのだ。
このパターンは一昨年ぐらいから知っていた。シーバスは沈んでいるのでプレッシャーがかかりづらいということも知っていた。だから今回はライトを点灯したまま撮影するという試みをしてみた。夜のシーバスフィッシングの釣りでライトをつけたまんまってのはほとんどないんだけど、今回はライトを点けっぱなしで撮影できたのでキャストからリトリーブ、アワセまで全部鮮明に撮れていて非常に面白い番組となった。
そん時、気づいた。荒川の魚も沈んでいるのかも。
どうもハンマーとかシープとか、水面系・水面直下系のルアーばかりキャストしていたので、ブレイクのショルダー部という意識で魚を狙っていなかった。もちろんルアーを通してはいたが、あくまで表層をデロデロッと引いていただけだったのかも。
そこでワンテンの登場となった。
前に、僕はワンテンというルアーはうんこちゃんだと書いたことがある。
泳ぐレンジがX-80SWと同じで11センチとなるといまいち投げる状況がない。ボートからの水深3~5mのシャロー撃ちぐらいしか見いだせるものはなかったのだ。
ところがこのルアー、他のルアーが持っていないとんでもない武器がある。フラッシングである。その強烈きわまりないフラッシングはリアクションジャークベイトとして十分に使える。というか、そのジャンルのルアーを遙かに凌駕したものがある。おそらくシイラなんかイチコロのアクションを持っているのだ。(6番フックなのであっという間に延ばされるだろうけど。)
ということで、チューニング開始。まずは2mも潜る性能をどうにかしないといけない。そこでリップの長さと横幅を削って水の抜けをよくさせてやる。これでジャーク&ジャークで水深0.5m~1mをキープできるようになった。もちろんジャーク時のフラッシングは強烈なままである。
細身の割にはタングステンウェイトで飛距離が出るし、ジャークベイトにありがちなフッキングの悪さを3連フックがカバーしている。
実に最強とも言っていいかもしれないミッドレンジダーターがここに完成した。
写真で見るとリップはこんな感じだ。パールレインボーが削ってあるほう。グリーンオーシャンがノーマルリップである。削り方は簡単。足下のコンクリートに擦り付けるだけである。もちろんやりすぎに注意。
ということで4月21日、そのワンテンを使ってドピーカンの旧江戸川シャローで2発のスズキを出せた。
うん、ワンテン釣れるぜ。そう思えるようにようやくなった。(ということで使わない宣言解除。)
4月25日釣行。風は北。いい感じだ。
まずは30日に93センチを出した杭を撃つ。ここはカルマ130。
3投目。杭を抜けた瞬間に水柱が立った。
アワセを叩き込むとその瞬間、魚も飛んできた。稚アユ食ってるのか、おなかがでっぷりとしていた。
湾奥のサイズである。こいつらもいよいよ川を上ってきたのか。
一通りシャローを攻めるが、それ以降反応なし。
というか、途中、ルアーチェンジの際にカルマを落としてしまった。とっさに延ばした手も届かずにカルマは流れの中へ。
・・・・はぁ・・・・。
そこでブレイク狙い。やはりブレイクは変化のあるところがいい。河川のカーブの変化が出る一帯。シャロー側の水がブレイクに流れ込む地形になっているところで粘ってみることにした。大型の回遊にシャローは無視できない。シャローに上がってこないんだとしたら、シャローに絡むブレイクラインのショルダー部。ここが大型シーバスのつきどころと考えた。
ちょっと回遊待ちになるとやっかいだが、この一帯のブレイクはけっこう急に落ち込んでいる地形をしているおそらくそこについているはずだ。
陸からだとショルダーからブレイクにルアーを落とすことができないので、ブレイクの途中にルアーを当てて擦り付けるようにジャークしてくるメソッドで挑んでみることにした。
川はいよいよ下げ時合に入った。流心にガンガンと潮が流れ出す。稚アユは流れの緩いシャローへ、スズキはその下のブレイクへという位置関係ができている頃だ。
ワンテンをキャスト。着水したら早めにリトリーブしてブレイクまで泳がせる。リップが触れた瞬間にジャーク。またジャーク。バイトはジャークの直後、川の流れにワンテンがふらついた瞬間に出るはずだ。
水深1.5m前後のブレイクラインをひたすらこすり続ける。
20分くらい経った頃。ブレイクに触れてジャークを入れた瞬間に、何かがルアーをひったくった。雷魚?(相変わらず淡水魚に期待する癖が抜けない)
ロッドを立てるとフッキングに成功。追いアワセをしっかりと入れてファイト開始。魚は流心の流れに乗ってドラグからラインを引きずり出していく。周りを確認する。ラインブレイクになるような水面に出ている障害物は無い。ならばと浮かせにかかる。ボトムは何があるかわからないからね。
50mぐらい遠くで豪快なエラ洗いが見えた。けっこう大きそうなシーバスだ。またまたラインを引きずり出していく。僕もどんどんと下流側へ走る。かなりのテンションを掛けているんだけど、全くバテる様子もない。すさまじい勢いで下流に走る。もしかしたらメーター級か?
そんな淡い期待も持ちながら必死に水の中を走る。
500mは下ったんじゃないだろうか。こっちの息もすっかり上がってしまった。ヒーヒーゼーゼーだ(笑)。
向こうもようやくバテてきた。まずはブレイクの上に寄せて流れから出してから距離を詰める。
岸際にズリ上げランディング。おもわずへたり込んでしまった。
思ったよりは大きくなかった。85ぐらいか。メジャー忘れたので正確には不明。
ワンテンをしっかりと食ったようなフッキングだった。
やっぱりこのサイズ、釣りたいよね。
スズキもかなりへろへろにバテていたので十分に蘇生をして元気になったところでリリース。
そこからまたキャストしてブレイクを撃っていく。少しずつ下流側に下がりながら撃ち続ける。
20分後ぐらいに、またフッコ。またもやジャークした直後だった。
こいつがまた走るもんだから、こっちも足がつりそうになった。
ということでここで終了した。
最後、岸際に流れていったカルマが引っかかってないか探しながらとぼとぼと川を上る。しかし見つからなかった。
また、買わなくては。
使用タックル | ||
ロッド | Palms SGP-86L | |
リール | シマノ ステラ4000 DH | |
ライン | 東レ シーバスPE 1号 | |
プラグ | バンザイ カルマ130 | |
- 2001年4月25日
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