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村岡昌憲
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▼ TSST第1戦参戦記&APIA試投会
- ジャンル:釣行記
今から16年も前に自分が作った大会がある。
クロスロードという団体でアングラーの交流、技術交流などを揚げ、活動していた。
最初の頃は自分が三連覇、大野ゆうきもプロを目指す段階で三連覇としたりと、プロの登竜門的な意味合いも僕個人的には求めていた。
ソルトルアーのプロは資格というものがない。
となると、何をもってしてプロかと問われれば、言葉としての意味Professionalが求められた段階で、プロであると定義していた。
要するに、メーカーやメディアと契約し、自分の知見や技術が期待された時点(金をもらっているか、という話ではない。期待値があるかないか)でプロアングラーなのだと。
となれば、自覚のあるなしはともかく、俺が考えるプロアングラーはごまんといることになる。
となれば、その中から自分というものを証明する場が必要なのは間違いないこと。
TSSTという大会は、自分が雑誌やブログに書く、釣りに対する考え方が間違っていないという証明の場でもあった。
個人的に、こういう大会に参加することも好きだけど、何よりそういう場を欲していたのは間違いない。
運営を退いた今も、こうして脈々と開催され続けていることはとても嬉しいことで、しかも今年から陣容を拡大してよりアグレッシブにやっていくとのことで、大いに期待している。
自分自身の関わり方としては、こうして多くの人に期待される著名な立場になった以上、今更自分の実力を証明する場であるとは考えてはいない。
そして後に続く人の活躍を楽しみにしつつ、自分のホームである東京湾で、純粋に一競技者として大会を楽しむスタンスでやろうと思っていた。
ちなみにその前の週に行われた横浜フィッシングショーは日本中のフィッシングショーの中でも一番疲れる。開催後は2日間はほとんど何もできない。ついでに今年はその次の日から会社に税務調査官がやってきて(経営者ならみんな知っていると思うけど、優良納税会社に来るんだよね。なぜか。)2日間みっちりと税務対応。
週末の日中はAPIAの試投会。
試投会ってすごく大事なイベントだと思う。
何万円もするものを、お店でティップだけ曲げてみたり、店員にティップを持ってもらって、曲げてみたり、だけで選ばないといけない。(そんなことでは何にも解らない)
実際にフルキャストさせてくれる。
言葉で軽いというのは簡単。言葉で飛ぶというのも簡単。
本当にその言葉が嘘ではないと証明できるのは、試投会であろう。
これはメーカーに自信が無いとできることではない。
ということで、レッドのキャスティング講座なんかもあったり。
俺はというと、イベントの時なのに申し訳ないけど花粉症対策に万全。
なぜならば、この日は特異日であったから。
花粉症歴の長い俺は、花粉症にヨーグルトがいいとか、杜仲茶がいいとかまあ色々あるのを試したこともあるわけで、でも本当に効果的なものって無い。
今年は飛散が遅れているせいで、その効果自慢をさんざんと聞いたわけだが、花粉の飛散っていうのは毎日だらだらと続くわけではなく、結構ピーキーに飛散する傾向がある。その飛んでいるときはしっかりと対策をし、飛んでいないときは何にもしない。
特に大飛散する日がシーズンに3日くらいあって、この3日間で年間飛散量の半分以上を飛ばす日なのだ。
たいていは雨が上がって暖かくなる日。
この日だけは本来は外出すべきではなく、家の中でマスクしていれば症状の悪化を劇的に防げる。
そして、この試投会のあった29日が今年最初の大飛散日。
飛散数は50個/m3を超えると非常に多いという予報が出るのだけど、そういう次元でない飛散数がわかるだろう。
ということで、当然仮病をしてでも休みたいところだけど、せっかくの試投会。
絶対にメガネとマスクを取らない、と固く誓って11時から15時まで。
来て頂いた方、ありがとうございました。
そんなわけで、プラ無しのぶっつけ本番。
組み立てと新規ポイント開拓もテーマに入れて、いざ集合場所へ。
開催前は、仲間と今日のプランを話し合ったり、探り合ったりとわいわいやって21時に開会の挨拶と共にいざスタート。
木更津がいいと聞いていたので、まずは一目散に木更津へ。
アクアラインで風速14mの表示を見て、河口や盤洲をあきらめる。
22時あたりからあちこちを下見。
風裏になる場所しかできそうもないが、すでにどこも先行者が入っているし、TSSTの参加者と思われる人たちも続々と到着して、準備に入っていて完全に出遅れた。
で、慌てて準備して上げっぱなから2時間ほど攻めるが、まるでダメ。
花粉症も辛くなってきた。
木更津をあきらめ、千葉経由で帰りながら叩いていこうと決める。
潮回りもいいし、気温の上がる南西風で満潮周りは東京湾中がいい感じになるはず。
釣れないとすれば、風が強すぎて春特有のスローな釣りに合わせきれない場合だろうと考えた。
となると、風を避けて奥の方、奥の方へと逃げる。
奥の方の小場所は魚がいるかいないかがはっきりしているが、上に書いた状況であれば答えが出るのは早い。
ということで、次に袖ケ浦の運河へ。
時間は1時。ウェイインタイムまであと5時間。
目を付けた橋は先行者がいたので、隣の橋へ。
橋の上から下を覗くと、明暗でライズしているシーバスが見えた。
暫く観察していると、アミパターン特有のスローなやつ。
しかも、上のレンジではなく、けっこう下のレンジで反転バイトしてる。
速攻で降りて、ネオンナイトを装備。
魚が近いので飛距離が不要だけど、アミパターンは潮に同調させないとバイトが出ない。
ルアーはこういう時はスーサン。
スーサンを流す。
スーサンを泳がせない。
リーダーを潮に完全に同調させて明暗に送り込む。
こんなイメージだ。
答えはすぐに出て最初の1本。
時間は1:42
TSSTのキーパーは毎戦変わるんだけど、今回は49cm。
凄腕やってて良かったという、一瞬の50cm。
でもぎりぎり届いていないっぽい(笑)
反応無くなったら、隣の橋、隣の水系に移動を繰り返しながら全てアミパターンではめていく。
魚がスレるので、執拗に攻めず、すぐにポイント移動。
2:28に50cm。これはウェイインサイズ。スーサン。
2:45に48cm。ノンキ-。
そこからノンキー1本釣って、3:13に50cm。
3:38に51cm。
リミット達成だが、50+50+51。
この間に釣ったノンキーはセイゴも入れて8本くらい。
今日はひたすらスーサンだった。
以下にナチュラルにやるか。
シーバスPEの滑らかさは風の中でも滑らかだ。
あとは、巻きすぎないこと、流し込むときにレンジが下がらないよう、バイトゾーンの直前まではしっかりとレンジを合わせ続ける気遣いを忘れないこと。
これが抑えどころだったようだ。
で、ここではサイズアップできそうもないので、風表に行く。
満潮いっぱいからの下げ始め。朝マヅメも重なる事を考えたら風表なら食いが立つかも。
そう思って千葉市内の石積みへ。
時計を見たら4:45。
常用薄暮が5:05。
会場までを考えると、5:30には出発しないと帰着時間に間に合わない。
さあ、どうかなと思いながらキャスト開始。
Blooowin!140Sから入るが、風速13m近い風は容赦ない。
暗いのでイマイチ何をしているのかわからない。
10分ほど投げてビットブイにチェンジ。
愛知タッグバトルよろしく、あんな感じでやっているうちに明るくなってきた。
ここで出そうかなという離岸流を見つけ、そこに入った1投目。
50m先でドンと食って、強引に引っこ抜く。
58cm。入れ替え成功。
時計を見たら5:13。
あと、7分投げる!
そう決めて投げ込むがタイムアップ。
車まで全力疾走。
大会ってのは何があるか解らない。
やれる努力は全部やって、後は天命を待つだけ。
渋滞があって帰着では悲しすぎるし、今日の木更津を思えば、全般的にロースコアだ。
失格は避けるべきだろう。
車について安全に飛ばして、05:45に帰着。
帰って、色々な人と話すとやはり低調だったらしい。
なんと、3位ということで、まあ上出来だったかかな。
今回は最後の58cm以外は、すべて初めて行った場所だったので、余計楽しかった。
アドバンスの工藤さん、前田さんも、それぞれ2位、4位と上位に付けた。
アドバンスである証明なんだと思う。
以上、参戦記でした。
使用タックル
ロッド:APIA 風神Zネオンナイト85LX
リール:ダイワ モアザンLBD2508
ライン:東レシーバスPE0.8号
リーダー:東レシーバスリーダー 20ポンド 1ヒロ
ロッド:APIA 風神AD バックⅢ100M
リール:ダイワ モアザン3012H
ライン:東レシーバスPE0.8号
リーダー:東レシーバスリーダー 20ポンド 1ヒロ
クロスロードという団体でアングラーの交流、技術交流などを揚げ、活動していた。
最初の頃は自分が三連覇、大野ゆうきもプロを目指す段階で三連覇としたりと、プロの登竜門的な意味合いも僕個人的には求めていた。
ソルトルアーのプロは資格というものがない。
となると、何をもってしてプロかと問われれば、言葉としての意味Professionalが求められた段階で、プロであると定義していた。
要するに、メーカーやメディアと契約し、自分の知見や技術が期待された時点(金をもらっているか、という話ではない。期待値があるかないか)でプロアングラーなのだと。
となれば、自覚のあるなしはともかく、俺が考えるプロアングラーはごまんといることになる。
となれば、その中から自分というものを証明する場が必要なのは間違いないこと。
TSSTという大会は、自分が雑誌やブログに書く、釣りに対する考え方が間違っていないという証明の場でもあった。
個人的に、こういう大会に参加することも好きだけど、何よりそういう場を欲していたのは間違いない。
運営を退いた今も、こうして脈々と開催され続けていることはとても嬉しいことで、しかも今年から陣容を拡大してよりアグレッシブにやっていくとのことで、大いに期待している。
自分自身の関わり方としては、こうして多くの人に期待される著名な立場になった以上、今更自分の実力を証明する場であるとは考えてはいない。
そして後に続く人の活躍を楽しみにしつつ、自分のホームである東京湾で、純粋に一競技者として大会を楽しむスタンスでやろうと思っていた。
ちなみにその前の週に行われた横浜フィッシングショーは日本中のフィッシングショーの中でも一番疲れる。開催後は2日間はほとんど何もできない。ついでに今年はその次の日から会社に税務調査官がやってきて(経営者ならみんな知っていると思うけど、優良納税会社に来るんだよね。なぜか。)2日間みっちりと税務対応。
週末の日中はAPIAの試投会。
試投会ってすごく大事なイベントだと思う。
何万円もするものを、お店でティップだけ曲げてみたり、店員にティップを持ってもらって、曲げてみたり、だけで選ばないといけない。(そんなことでは何にも解らない)
実際にフルキャストさせてくれる。
言葉で軽いというのは簡単。言葉で飛ぶというのも簡単。
本当にその言葉が嘘ではないと証明できるのは、試投会であろう。
これはメーカーに自信が無いとできることではない。
ということで、レッドのキャスティング講座なんかもあったり。
俺はというと、イベントの時なのに申し訳ないけど花粉症対策に万全。
なぜならば、この日は特異日であったから。
花粉症歴の長い俺は、花粉症にヨーグルトがいいとか、杜仲茶がいいとかまあ色々あるのを試したこともあるわけで、でも本当に効果的なものって無い。
今年は飛散が遅れているせいで、その効果自慢をさんざんと聞いたわけだが、花粉の飛散っていうのは毎日だらだらと続くわけではなく、結構ピーキーに飛散する傾向がある。その飛んでいるときはしっかりと対策をし、飛んでいないときは何にもしない。
特に大飛散する日がシーズンに3日くらいあって、この3日間で年間飛散量の半分以上を飛ばす日なのだ。
たいていは雨が上がって暖かくなる日。
この日だけは本来は外出すべきではなく、家の中でマスクしていれば症状の悪化を劇的に防げる。
そして、この試投会のあった29日が今年最初の大飛散日。
飛散数は50個/m3を超えると非常に多いという予報が出るのだけど、そういう次元でない飛散数がわかるだろう。
ということで、当然仮病をしてでも休みたいところだけど、せっかくの試投会。
絶対にメガネとマスクを取らない、と固く誓って11時から15時まで。
来て頂いた方、ありがとうございました。
そんなわけで、プラ無しのぶっつけ本番。
組み立てと新規ポイント開拓もテーマに入れて、いざ集合場所へ。
開催前は、仲間と今日のプランを話し合ったり、探り合ったりとわいわいやって21時に開会の挨拶と共にいざスタート。
木更津がいいと聞いていたので、まずは一目散に木更津へ。
アクアラインで風速14mの表示を見て、河口や盤洲をあきらめる。
22時あたりからあちこちを下見。
風裏になる場所しかできそうもないが、すでにどこも先行者が入っているし、TSSTの参加者と思われる人たちも続々と到着して、準備に入っていて完全に出遅れた。
で、慌てて準備して上げっぱなから2時間ほど攻めるが、まるでダメ。
花粉症も辛くなってきた。
木更津をあきらめ、千葉経由で帰りながら叩いていこうと決める。
潮回りもいいし、気温の上がる南西風で満潮周りは東京湾中がいい感じになるはず。
釣れないとすれば、風が強すぎて春特有のスローな釣りに合わせきれない場合だろうと考えた。
となると、風を避けて奥の方、奥の方へと逃げる。
奥の方の小場所は魚がいるかいないかがはっきりしているが、上に書いた状況であれば答えが出るのは早い。
ということで、次に袖ケ浦の運河へ。
時間は1時。ウェイインタイムまであと5時間。
目を付けた橋は先行者がいたので、隣の橋へ。
橋の上から下を覗くと、明暗でライズしているシーバスが見えた。
暫く観察していると、アミパターン特有のスローなやつ。
しかも、上のレンジではなく、けっこう下のレンジで反転バイトしてる。
速攻で降りて、ネオンナイトを装備。
魚が近いので飛距離が不要だけど、アミパターンは潮に同調させないとバイトが出ない。
ルアーはこういう時はスーサン。
スーサンを流す。
スーサンを泳がせない。
リーダーを潮に完全に同調させて明暗に送り込む。
こんなイメージだ。
答えはすぐに出て最初の1本。
時間は1:42
TSSTのキーパーは毎戦変わるんだけど、今回は49cm。
凄腕やってて良かったという、一瞬の50cm。
でもぎりぎり届いていないっぽい(笑)
反応無くなったら、隣の橋、隣の水系に移動を繰り返しながら全てアミパターンではめていく。
魚がスレるので、執拗に攻めず、すぐにポイント移動。
2:28に50cm。これはウェイインサイズ。スーサン。
2:45に48cm。ノンキ-。
そこからノンキー1本釣って、3:13に50cm。
3:38に51cm。
リミット達成だが、50+50+51。
この間に釣ったノンキーはセイゴも入れて8本くらい。
今日はひたすらスーサンだった。
以下にナチュラルにやるか。
シーバスPEの滑らかさは風の中でも滑らかだ。
あとは、巻きすぎないこと、流し込むときにレンジが下がらないよう、バイトゾーンの直前まではしっかりとレンジを合わせ続ける気遣いを忘れないこと。
これが抑えどころだったようだ。
で、ここではサイズアップできそうもないので、風表に行く。
満潮いっぱいからの下げ始め。朝マヅメも重なる事を考えたら風表なら食いが立つかも。
そう思って千葉市内の石積みへ。
時計を見たら4:45。
常用薄暮が5:05。
会場までを考えると、5:30には出発しないと帰着時間に間に合わない。
さあ、どうかなと思いながらキャスト開始。
Blooowin!140Sから入るが、風速13m近い風は容赦ない。
暗いのでイマイチ何をしているのかわからない。
10分ほど投げてビットブイにチェンジ。
愛知タッグバトルよろしく、あんな感じでやっているうちに明るくなってきた。
ここで出そうかなという離岸流を見つけ、そこに入った1投目。
50m先でドンと食って、強引に引っこ抜く。
58cm。入れ替え成功。
時計を見たら5:13。
あと、7分投げる!
そう決めて投げ込むがタイムアップ。
車まで全力疾走。
大会ってのは何があるか解らない。
やれる努力は全部やって、後は天命を待つだけ。
渋滞があって帰着では悲しすぎるし、今日の木更津を思えば、全般的にロースコアだ。
失格は避けるべきだろう。
車について安全に飛ばして、05:45に帰着。
帰って、色々な人と話すとやはり低調だったらしい。
なんと、3位ということで、まあ上出来だったかかな。
今回は最後の58cm以外は、すべて初めて行った場所だったので、余計楽しかった。
アドバンスの工藤さん、前田さんも、それぞれ2位、4位と上位に付けた。
アドバンスである証明なんだと思う。
以上、参戦記でした。
使用タックル
ロッド:APIA 風神Zネオンナイト85LX
リール:ダイワ モアザンLBD2508
ライン:東レシーバスPE0.8号
リーダー:東レシーバスリーダー 20ポンド 1ヒロ
ロッド:APIA 風神AD バックⅢ100M
リール:ダイワ モアザン3012H
ライン:東レシーバスPE0.8号
リーダー:東レシーバスリーダー 20ポンド 1ヒロ
- 2014年4月2日
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