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村岡昌憲
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▼ 潮流を読む
- ジャンル:日記/一般
- (area-釣行記-)
港湾部は河川に比べてランカーを出すことが非常に難しい。
ランカーが少ないかというと、実はたくさんいるのである。
だけど、先にフッコクラスがバイトしてしまい、場が荒れて釣れないのだ。
ところが、春や秋にちょっとした変化のタイミングでフッコとランカーの位置やパターンに乖離が生じるときがある。
その時がランカーを狙いやすい時。
先週の台風の影響は思った以上に大きく、一週間経ったというのに下げも終盤となると湾奥の塩分濃度はかなり薄くなり、茶色く濁ってくる。
通常ならば雨の後2~3日で復活する湾奥の潮も今回は思いっきりいい状態にならない。
が、沖の潮はいい潮なのである。
ということで、真水を嫌っている感じがはっきりしてきた今の時期に、湾奥の航路の底を上げ潮の良いが差して、それが沸き返る場所。
沸き返るのは堤防だったり、護岸だったり、何でも良い。上げ潮が当たる。それが大事で、この時期のいい場所の条件である。
プラス、昨日は下げがあまり効かず、上げがいいという予想。
(予想の仕方は来年発売のDVDで)
となると、夕マヅメの上げ残りは必須。
その後の下げは頑張って、最後の上げっぱなに勝負をかけたい日。
ということで港湾部。
昔からよく通っていた運河。
運河の中に立つ橋脚が底層の良い潮を沸き返らせる。
運河の表層が茶色く濁っていてもその橋脚の裏側一帯だけは緑色に澄んでいる状況。
大雨の後に狙いたいところはこういうところ。
最初に橋脚の際をさらっと攻めてみる。
ルアーはもちろんスーサンから。
1投目からバイトが出るが乗らない。
数回ミスバイトが続いたので、ニーサンに変える。
スーサンとレンジは変わらない。
だけどフックバランスがニーサンの方が優れているので、ショートバイトがフッキングしやすい。
橋脚のショルダーでようやく掛けるが50センチ。
少し場所を休ませる。
20分ほど投げずに待っただろうか。
運河の水深は5mほど。
潮は弱まる傾向のようでヨレはおとなしくなっている。
橋脚の向こう側に投げ込んで、ニーサンを流し込んでいく。
根掛かりしにくい橋脚なので裏側に流し込んでいる感じくらいのタイト。
ドン!
というバイトの後、シーバスがヒット。
が、それが突然青物のように走り出した。上流側に20m以上ドラグを出していく。
エラ洗いをまったくしないのでもしかしたらエイかもしれない、。
だけど、この秋はエイだと思って無理矢理ファイトしたらランカーだったという笑い話が飛び交う季節。
慎重にファイトして寄せてくると、案の定シーバス!
結構いいサイズ。
タモを持ってきてないので、一段低いところに誘導してランディング。
痩せてたのでわからなかったが、抜きあげてみると水の中からいつまでも魚体が出てくる。
長い!

計測するとなんと全長87センチ。
だけどすごく軽くて細い魚だった。
フックの掛かり方が悪く、胸びれの下にフッキングしちゃったみたいで、皮膚が向けてずる剥け&その部分からの出血が激しかったので、速やかに蘇生&リリース
夕マヅメは終了。
その後、下げは千葉の干潟でガッツリウェーディング。
6時間浸かりっぱなしで打ち続けるが、なんとノーバイト。
一緒に行った仲間が50センチくらいを2本獲ったくらいだった。
いくら下げが悪いとは言っても、それはないでしょーに。
ということで、一度岸に上がって休憩して、その後の上げっぱなを待つ。
そして上げは案の定、猛烈な勢いで始まった。
潮が流れ始めるなり、下げの沈黙がウソのようにバイトが連発。
仲間に79センチ、75センチと立て続けにヒット。
ちょっとほかの場所を開拓していた僕が戻ってきたときにはみんなストリンガーにつないでスゴウデ号待ち。
スゴウデ号を渡して、僕も釣り開始。
連続する小規模な馬の背を上げ潮が洗っている。
夜光虫ビカビカの潮だったので変に水を動かさない方がよい。
プラス、今月は凄腕参戦中のため、大型狙い一本となったら、アップクロスの釣りしかない。
ということで、ラムタラ。
流れが自分の左斜め奥から右手前に流れて馬の背を洗っている。
僕が投げるのは正面。
右手前に流れてくるラムタラをラインスラッグを取るだけの感じで馬の背の上をゆらりと流す。
3分ほどしてゴン!完璧なフッキング!!

サイズはスゴウデ号に乗せると65センチ。
凄腕もあるんだけど、今月は70キーパー宣言しちゃったし、スピのやつに挑発されたので(笑)、意地のリリース。
10分ほどして、ヨレの中でゴチンとバイト。

今度は68センチ。
まだ3本しかウェイインできてないから、どうしようかなぁ。
うーんうーん・・・。
リリース!
これで吹っ切れた。
狙うは70up。
潮がますます勢いを増してきた中でヨレがあちこちに発生。
そのヨレを小まめに撃っていく釣り。
アップの釣りでいまいち大型の反応がないので、立ち位置を変えてダウンクロスの釣りにチェンジ。
こっちは本当に王道の釣り。
立て続けに、ニーサンで50センチ級を2本、チョーサンで1本。
でかいのはやっぱりアップクロスかなぁとまた立ち位置を戻して、ラムタラに変えた1投目。
ドッフ!
ラインテンションフリーで流しているラムタラが水面爆発。
ナイトホークを絞り込む重量感で70upを確信。
慎重に寄せて、ハンドランディング。

ちょっと頭でっかちな良型!

計測したら全長で77センチ。
凄腕4本目エントリー。4本で今現在で3位。
いい位置につけたぞ。
気合い入れてやってきます。
今週のおすすめブログ
ゐっぺゐ
あまりのおもしろさにやみつきになります。
- 2010年11月9日
- コメント(15)
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