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村岡昌憲

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Area8-1 ~シーバス 広島~

Area8 - Stage1 ~ 初夏の広島、純情物語 ~

2002年6月25日 広島出張 シーバス






昔から車窓を見ながらって感じの旅に出るのが大好きだった。
 
新幹線よりも特急、特急よりも普通列車。
 
のんびりと時間を忘れて、目的地はほとんど衝動で決める。駅や車内のポスターの観光ポスターを見て決めるのが大好きだった。
 
会社に入ってすぐの頃は、それに近い形の出張ができることがあった。
 
まだそんなに責任の大きな仕事でもなかったし、時間に追われることもなかったからだ。
 
そんな時は地元で評判の美味しい店に行ったり、絶景の観光名所を回ったりしていた。
 
 
 
やがて一人前と認められ、責任の重い仕事量も増えてくると、いつしかそんな余裕はなくなった。
 
当時は釣りプロの方も受けられるだけ取材を受けていたので、とにかく効率的に回らないと、取材や撮影をこなすだけの時間を生み出せない。
 
サラリーマンと釣りプロの2つを両立させるために無駄な時間をいっさい省かなければならなかった。
 
飛行機から新幹線、レンタカーにタクシーにあらゆる交通機関の長所短所を覚えながら、同時に移動時間を睡眠に当てることで更に時間を生み出す。
 
時間を生み出す事にかけて尋常じゃないまでの情熱を注いでいたのが26歳ぐらいの頃だろうか。
 
 
 
そんな業務からいったん外れて2年程、関東専門で新規開拓の営業をやっていたが、今年の新会社への移籍で地方に出る機会がまた多くなった。
 
時間を生み出し、効率的に使うことを覚えた僕が思いついたのは地方のシーバスへ挑戦することだった。
 
 
 
僕が12年間で学んできた知識や経験がどれほどのものなのか。
 
それを実証してくれるのは初めてのポイントに他ならない。
 
残念ながら東京湾で初めてのポイントってのは僕にはなくなってしまった。
 
 
 
で、前にも書いたんだけど地方に僕が行くと地元の人がメールをくれる。
 
これについては本当に感謝している。
 
現地のアングラーと交流を重ねるって事は素晴らしいこと。僕も機会があれば喜んでと思ってる。
 
 
 
でも、それじゃ行きますよ、ということでさ。
 
そこにタックルを持っていって、現地の上手なアングラーがポイントを案内してくれて、ここは下げがいいんです、とか、バイブレーションがいいですよ、なんて助言もらって、ヒットするシーバス。
 
「そこに根があります。」
 
ファイト中に助言までしてもらっちゃってキャッチした魚は果たして自分の魚と呼べるのだろうか。
 
否、僕に言わせればこれは現地のアングラーの魚である。竿を持っていたにすぎない。
 
 
 
願わくば自分でポイント選びから全てやってみたい。
 
そしてキャッチした魚こそが自分の魚であろう。
 
「俺のスズキ」
 
そう呼べる魚を釣りたいのだ。
 
誤解を招きたくないので書いておくが、これは誰かの番組や雑誌の企画についてどーのこーのということではない。
 
 
 
あくまで僕の釣りに関する考え。
 
これが僕のStyeであり、Areaなのだ。
 
 
 
出張に行くたびになんとか時間を作り出してシーバスを狙ってみよう。
 
そう考えた時、僕はそんな決意にも似た考えを持った。
 
持ったんだけど・・・(意味深)
 
 
 
 
 
6月25日。
 
6時半起床、空港に車を飛ばし、朝7時5分発のJALで広島へ向かう。
 
今回から出張用のバッグをやめてちょっと若々しいスポーツバッグにした。
 
なぜか?
 
そう、タックルを入れるからだ。
 
 
 
前日、2時頃まで友達と飲んでいたので、すごい眠気。
 
機内では寝ようと思っていたが、飛行機の機内誌に思わず読みふけってしまう。
 
機内誌ってのはこの上なく面白い。
 
無料であれだけ読ませ、うならせる本はそうそう無い。
 
旅好き、グルメ好きな僕にとって魅力的な企画が満載なのだ。
 
ちなみにANAの翼の王国がダントツで面白いと思うのは僕だけ?
 
 
 
で、広島空港からレンタカーで庄原へ。
 
行く途中の野池の多さに誘惑されながら1時間程で客先へ到着。
 
客先と既に納入済みの設備のネゴをやって価格を決定。
 
 
 
ここから一気に広島市内へと向かう。午後に市内で設計会社と打合せがある。
 
それが終われば本日は終わり。その後はシーバスでもやろうかと思っていた。
 
ところがどうにも我慢ならなくなってきた。
 
そこら中が野池。
 
ブラックバスなんて2年ぶり。
 
たまには会ってみるか。
 
少しだけやってみることにした。
 
 
 
パームスのクワトロ662をパキパキとつなげてステラをセットする。
 
ルアーはX-80SW。
 
3ヶ所程の野池を回ってみたが、どうも前日かその前ぐらいに雨がまとまって降ったらしくどこも泥濁りに近い感じ。
 
バスがいるのかどうかもわからない。
 
30分程やったが、何にもないので撤収。
 
 
 
中国、山陽自動車道を乗り継いで広島市内へと入る。
 
先にホテルにチェックインし、車を置いて設計会社へ出向いて打合せ。
 
終わってからホテルで多少の業務を携帯とモバイルで片づける。
 
終了!!
 
時間は19時、潮周りを現地の新聞でチェックする。
 
これから22時過ぎまで上げるらしい。
 
さてどこからやろうか。
 
 
 
やはり地方に来た以上、ランカーサイズってもんを狙ってみたい。
 
しかし、同時にまずは現地のシーバスを拝んでみたい。
 
 
 
ざっと市内の地図を見渡す。
 
三菱重工やマツダの港などオーラを放っているとこもあるけど、果たして入れるかどうかわからない。
 
とにかく目に付くのは川の多さだ。
 
 
 
広島の川と言えば太田川だ。
 
よし。ここで勝負。
 
まずは河口へと向かう。
 
 
 
河口は都市部の川のわりにひっそりと暗く、ランカーが潜んでいそうな気配がある。
 
岸際に近づいていくが、残念ながらかなり浅そうだ。
 
フックのないリップレスベイトをキャストして底をトレースする。
 
フルキャストした時点で1m。手前の15mぐらいは釣りにならない。
 
ホントはウェーダーを履いて少し立ち込めればいいのだが、出張の身にそんな余裕はない。
 
 
 
シャローランナーを使ってなんとか出してみよう。
 
そう思ってタックルボックスを見る。
 
一番良さそうなのはビリケンだが、このクワトロでは全くキャストできない。
 
と、言うか、よく考えたらこの竿で投げられるシャローランナーは無かった。
 
X-80SW程度が精一杯のところなのだ。
 
 
 
仕方が無い、港湾部でも行くか。
 
途方に暮れていると声を掛けられた。
 
広島のアングラーだ。
 
しかし、今日の僕は格好は一人前、タックルはヤワなバスタックル。
 
馬鹿にされるのがオチっぽいので逃げようかと思ってるうちに気づかれてしまった。
 
 
 
出会った人は愛称でコミーさん。
 
かくかくしかじかと、ここで僕が釣りをしているいきさつを話すと、じゃあ一緒に釣りをしましょうということになった。
 
ここで出会うのも何かの縁。
 
僕も上の方で色々と能書きを垂れたが、ここでそんな自分勝手な理由で断るほど野暮ではない。
 
 
 
上流にある橋に行く。
 
風は北風。潮は上げ潮。
 
北はどっちかとコミーさんに聞くと、上流を指さした。
 
ってことは、上げ潮と風が逆でぶつかってるってことか。
 
水面の逆波を見ればそれは判るのだが、確信を持って攻略に挑めるのは助かる。
 
 
 
コミーさんと一緒に橋脚を叩く。
 
しかし、反応無し。
 
流れの裏側にも通してみたが反応がない。
 
明かりの下に入ると、すごい数のベイトフィッシュ。
 
5センチぐらいか。大量にいる。
 
 
 
どっち?
 
橋から少し離れてX-80SWで上層から中層まで幅広く引いてみる。
 
水面から20センチぐらいまでは下流へと流れているけど、上げ潮のパワーがなかなか効いている様だ。
 
川の真水と風がハロクラインを鋭く作り出している。
 
ハルクライン、知ってる?知らないやつはstyleで勉強するか、検索してくれ。
 
 
 
その下は川の流れに逆らって上げているはずだ。
 
そのレンジを探る。
 
X-80SWの出す波動、感度が異常に高まった新型シーバスPE、『F-ZERO』。
 
そしてパックロッドながら抜群の完成度(あくまでバス用なんだろうけど)のクワトロの感度を最大限に高めて意識して探る。
 
やがて見えてきた。
 
水深2mより深い。
 
 
 
橋の下に戻る。
 
逆波を橋明かりを使って見つめる。
 
わずかに下からの水の押し上げが効いて、逆波が消える場所。
 
そんな場所がブレイクラインだ。
 
届く範囲に2つほど。
 
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橋明かりのベイトを意識したシーバスが必ずいるはず。
 
橋の下流側、上げ潮の上流側に立つ。
 
まともに水面だけ見ると、下流側の釣れない位置に立っている感じ。
 
そこからキャスト。
 
 

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