アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:203
  • 昨日のアクセス:1018
  • 総アクセス数:17421372

プロフィール

村岡昌憲

東京都

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アーカイブ

2018年 2月 (3)

2018年 1月 (4)

2017年12月 (1)

2017年11月 (3)

2017年10月 (3)

2017年 8月 (1)

2017年 7月 (7)

2017年 6月 (4)

2017年 5月 (4)

2017年 4月 (2)

2017年 3月 (4)

2017年 2月 (4)

2017年 1月 (2)

2016年12月 (1)

2016年11月 (2)

2016年10月 (4)

2016年 9月 (4)

2016年 8月 (2)

2016年 7月 (4)

2016年 6月 (3)

2016年 5月 (5)

2016年 4月 (3)

2016年 3月 (6)

2016年 2月 (3)

2016年 1月 (5)

2015年12月 (3)

2015年11月 (7)

2015年10月 (12)

2015年 9月 (11)

2015年 8月 (7)

2015年 7月 (15)

2015年 6月 (7)

2015年 5月 (11)

2015年 4月 (13)

2015年 3月 (5)

2015年 2月 (5)

2015年 1月 (8)

2014年12月 (2)

2014年11月 (9)

2014年10月 (11)

2014年 9月 (11)

2014年 8月 (11)

2014年 7月 (8)

2014年 6月 (8)

2014年 5月 (10)

2014年 4月 (15)

2014年 3月 (10)

2014年 2月 (7)

2014年 1月 (8)

2013年12月 (5)

2013年11月 (9)

2013年10月 (8)

2013年 9月 (8)

2013年 8月 (13)

2013年 7月 (9)

2013年 6月 (9)

2013年 5月 (7)

2013年 4月 (8)

2013年 3月 (9)

2013年 2月 (15)

2013年 1月 (12)

2012年12月 (4)

2012年11月 (10)

2012年10月 (3)

2012年 9月 (5)

2012年 8月 (9)

2012年 7月 (7)

2012年 6月 (3)

2012年 5月 (4)

2012年 4月 (5)

2012年 3月 (6)

2012年 2月 (3)

2012年 1月 (9)

2011年12月 (8)

2011年11月 (13)

2011年10月 (9)

2011年 9月 (8)

2011年 8月 (9)

2011年 7月 (10)

2011年 6月 (7)

2011年 5月 (12)

2011年 4月 (7)

2011年 3月 (8)

2011年 2月 (7)

2011年 1月 (7)

2010年12月 (10)

2010年11月 (10)

2010年10月 (9)

2010年 9月 (7)

2010年 8月 (9)

2010年 7月 (8)

2010年 6月 (9)

2010年 5月 (11)

2010年 4月 (8)

2010年 3月 (7)

2010年 2月 (7)

2010年 1月 (5)

2009年12月 (7)

2009年11月 (8)

2009年10月 (8)

2009年 9月 (10)

2009年 8月 (13)

2009年 7月 (10)

2009年 6月 (4)

2009年 5月 (5)

2009年 4月 (5)

2009年 3月 (12)

2009年 2月 (5)

2009年 1月 (2)

2008年12月 (5)

2008年11月 (1)

2008年10月 (7)

2008年 9月 (9)

2008年 8月 (6)

2008年 7月 (8)

2008年 6月 (8)

2008年 5月 (9)

2008年 4月 (11)

2008年 3月 (10)

2008年 2月 (8)

2008年 1月 (2)

2007年12月 (5)

2007年11月 (4)

2007年10月 (8)

2007年 9月 (3)

2007年 8月 (2)

2007年 7月 (5)

2007年 6月 (6)

2007年 5月 (13)

2007年 4月 (11)

2007年 3月 (11)

2007年 2月 (7)

2007年 1月 (10)

2006年12月 (4)

2006年11月 (10)

2006年10月 (20)

2006年 9月 (13)

2006年 8月 (9)

2006年 7月 (9)

2006年 6月 (7)

2006年 5月 (14)

2006年 4月 (21)

2006年 3月 (8)

2006年 2月 (4)

2006年 1月 (12)

2005年12月 (6)

2005年11月 (1)

2005年10月 (3)

2005年 9月 (7)

2005年 8月 (3)

2005年 7月 (3)

2005年 6月 (13)

2005年 5月 (14)

2005年 4月 (6)

2005年 3月 (16)

2005年 2月 (9)

2005年 1月 (5)

2004年12月 (3)

2004年11月 (12)

2004年10月 (7)

2004年 9月 (5)

2004年 8月 (11)

2004年 7月 (8)

2004年 6月 (7)

2004年 5月 (8)

2004年 4月 (3)

2004年 3月 (5)

2004年 2月 (4)

2004年 1月 (5)

2003年12月 (9)

2003年11月 (10)

2003年10月 (7)

2003年 9月 (8)

2003年 8月 (10)

2003年 7月 (14)

2003年 6月 (9)

2003年 5月 (5)

2003年 4月 (5)

2003年 3月 (6)

2003年 2月 (10)

2003年 1月 (3)

2002年12月 (4)

2002年11月 (6)

2002年10月 (3)

2002年 9月 (10)

2002年 8月 (3)

2002年 7月 (2)

2002年 6月 (8)

2002年 5月 (4)

2002年 4月 (3)

2002年 3月 (9)

2002年 2月 (4)

2002年 1月 (5)

2001年12月 (9)

2001年11月 (5)

2001年10月 (2)

2001年 9月 (6)

2001年 8月 (7)

2001年 7月 (6)

2001年 6月 (3)

2001年 5月 (5)

2001年 4月 (2)

2001年 3月 (2)

2001年 2月 (5)

2001年 1月 (3)

2000年11月 (1)

2000年10月 (2)

2000年 9月 (1)

2000年 8月 (3)

2000年 7月 (3)

2000年 6月 (1)

QRコード

Area8-6 ~シーバス 長崎市内 その2~

Area8 - Stage6 ~ 届け、月夜の下の蒼き想いよ その1~ はこちらから





食べ終わってからも、しばらく川面を見つめていたが、やがて眠りに落ちていた。

30分ほどウトウトしていたようだ。昼間の仕事もいよいよ大詰めで忙しさも最高潮。




僕を起こしたのは携帯に届いたメールの着信音だった。

こっちで知り合った一人の女性からの

「ありがとう、そしてさようなら。」

のメッセージ。

そして僕も同じメッセージを返した。




長崎最終章、僕を巻き込んだ色々なドラマが一つ一つ幕を閉じていく。

12月の雪の日、Elegyにふと思い出した遠い日の恋の話を書いた。

まさか、あの日の再現がこの長崎で起きるとは思いもよらなかった。

また、これも一つの錯誤なのだろうか。

車から出る。

河原に降りて川面に近づく。

川幅はすでに4分の1まで小さくなっていた。

海面の、海面の異常さに気付いたのはその時だった。


 
来てる!
 
 
 
飛び跳ねるように僕は車に駆け寄った。
 
トランクからタックルを取り出す。
 
X-110SWをセットし、河原にそっと駆け寄る。
 
しゃがんで海面を観察する。
 
 
 
 
 
どこにいたのか、ベイトが追いつめられていた。
 
イナッ子だ。
 
数は数百程度だが、イナッ子の緊張感が見て取れる。
 
ふと瀬を見るとすでに流れはなく、干上がる寸前だった。
 
この中のどこかに・・・。




軽く正面にキャストする。ミディアムリトリーブで普通にただ巻きする。

出ない。

下流側か?足を動かすか悩む。僕のいる場所はまさに4日前にふくちゃんがワンチャンスをものにした場所だったからだ。
 
しゃがんで待つことにした。時計を見る。0時40分。
 
3分ほど待った瞬間だった。




ボシュッ!!



下流側30m程で捕食音。
 




 
思わず中腰になる。
 
ニアサイドのブレイクラインなので気配を悟られてはいけない。
 
かなりの街の光を背負っている。
 
満月の位置を確かめる。
 
 
 
 
 
その場でしゃがみ直した。
 
ベイルを返し、人差し指にラインを掛け、キャストの体勢を取る。
 
 
 
来い!



祈る。
 
 
 
瞬間、上流側のベイトが騒ぎ出した。
 
体勢を動かさずに、風神ZネオンナイトのティップをひねるようにX-110SWをキャストする
 
着水直後からミディアムスピードでリトリーブする。
 
ダメ。





しゃがんだまま、改めて上流をむき直す。

ベイトは岸際でまだざわついている。

岸から5m程の距離にフルキャスト。

そこからティップを上に上げて軽いスロートゥイッチで誘う。
 
 
 
ガガン!
 
 
 
 
 
よし食った!!
 
 
 
 
 
向こうが体を反転するのを確かめてから軽くアワセを入れる。
 
ドラグを少し緩くして、6番フックをかばう。
 
しかし、魚はそれほどでもない。
 
グイグイと元気な引きを見せるが、1分ほどでランディング。
 
 
 
サイズはともかく、なんかお得な気分の一尾。




ACJQY9DOdRHJ4kassFKz-0d60f175.jpg
60㎝あるかないか
 
 
 
 
 
 
 
すぐさまリリースして、次を狙う。
 
ベイトはまだ騒がしい。海面がしきりにざわついた音を立てる。
 
一尾だけという事も考えづらい。
 
80近いサイズの捕食音が出ることを願う。







が、10分後にはまた静かな海面になってしまった。
 
僕は立ち上がった。
 
もう1回できるかどうか。

 

コメントを見る

村岡昌憲さんのあわせて読みたい関連釣りログ