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村岡昌憲
東京都
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▼ 失望の中の輝きに
- ジャンル:日記/一般
月曜日から関西をずっと回ってきた。どこもかしこも環境問題だらけ。
別に関西だけではないが、うんざりする世界をこれでもかと見せつけられた。
ある日、何の問題もなく平穏に暮らしていた集落に突如耐え難い異臭が漂い出す。
その原因がわからなくて僕らは呼ばれる。
そして僕らは原因を判明するが、その答えに行政は腰が引ける。
「道々の者」なる問題。
日本が逃げ続けてきたこの問題は、膨満した権利を作りだし
容赦なく何の罪もない人々を苦悩に陥れる元凶となっている。
それは環境業界を仕事にする以上、避けては通れない問題だ。
飛び込んでみれば出会う人々に何の問題もない。
だけど雲の上にいる者が本来はないはずの権利までも利用し、そしてその傲慢に見て見ぬふりをする行政がいる限り、住民は苦しみの絨毯から逃れることはできない。
そのやりきれなさを払いながら、苦しむ住民のために少しでも自分ができることがあるのではないか。その模索は毎日続いている。
兵庫から８時間掛けて東京まで車で走る。
仲間との忘年会。久々に会う仲間に張りつめていた緊張が少し緩んだ。
- 2005年12月4日
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