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村岡昌憲
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▼ Area45 ~シーバス 荒川~
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- (area-釣行記-)
Area45 - Stage4 ~ ハロクラインに追われて ~
2004年11月17日 荒川シーバス
昨日の釣りから行ってみようと考えた荒川のポイント。
川は直進的に流れているけど、実はボトムの地形に大きな人工チャンネルがガッツリ岸際まで指している場所。
流れの速い下げ潮時にそこの水面を見ると思わずにやけてしまうほどなのだが、あまりいい結果は出したことがないポイントだった。
時合の絞り込みができていないという点でまだ開拓中と言っていいポイントである。
昨日の状況から考えて、マイナス潮位近いところまで下げたソコリからの上げ潮ならどうか。
そう思って出撃。
かたや本業は海外VIPが来日中。
昨日の寝不足が相当応えていて、かなり顔に覇気がないのが自分でも分かる。
しかし、神経がある仕事は眠気が不思議と飛ぶ。
汐留のホテルのピックアップからフルアテンドでやってるうちに、あっという間に一日が過ぎていく。
会社で資料作りの日だったら絶対に机で寝てしまうんだろうけど。
緊張感ある仕事をしていると精神がビリビリと張るのが解る。それが心地いい。
ヒルズの焼き肉屋でディナーして、ホテルに送り届けてから出撃準備。
もう満身創痍である。
しかし、行かなければ答えは出ない。キャストしなければ答えは出ないのである。
車止めに着いて川面を見てから車で寝る。
ソコリは午前1時過ぎ、2時まで4時間ほど寝てから出撃。
車から出ると空気が凛と張っていて一瞬で眠気が吹っ飛ぶ。
腰の具合も考えると長丁場はつらいので、短時間勝負。
水面はまだ下げ気配だが、そろそろボトムラインを海水がそろそろとはい上がってくる頃である。
海面を見渡して撃つべきポイントを考える。
海図で見た地形は頭の中に叩き込んである。それを海面に出ている表情から、リンクさせていく。
顔は心を写す鏡と言うが、水面も地形を写す鏡だと本当に思う。
こればっかりは経験こそが全て。
ある程度絞り込んでキャストすることに。
最初は岸際をそっと攻める。
数投目に50cmほどの魚がヒットする。
この時期に岸際にいるのはたいていは60止まりで、出てもせいぜい80までだろう。
早々に見切って勝負をかける。
最初に取ったポジションは上流側20m。そこからチャンネルの上流側のエッジに向けてレアフォースを撃ち込む。
ダウンクロスで10分ほど色々なコースを通したが反応はない。
下がる真水と上がる海水がこすれ合って独特の波紋を水面に出している。
ハロクラインが存在している水面の様相。
この時間、魚は機に乗じてどんどんと上を目指して上がってくるはずである。
だけど、出ない。
いないのか?
いないのか?
焦る。
地形的にずれているかもしれないので、今度はチャンネルの下流側に入る。
そこからレアフォースで流すがダメ。
しかし、出ないのでサスケ裂波、ショアラインシャイナーシンキングなどを撃って少し下のレンジを通してみるがダメ。
あれこれ持ってきたルアーを一通りキャストしたが、ヒットするイメージがつかめない。
そうこうしているうちに、上の真水も川を遡りだした。
きっと真水と海水の秩序は崩れだしているだろう。
あまりいい展開ではない。
秩序がまだ保たれていると想定される深めな位置へ向けて、深々と立ち込んでいく。
考えられる手はやってみたが反応がない。
もう後は、流心のニアサイドにあるチャンネル入り口に撃ち続けるしかなかった。
水深がありすぎて縦のレンジが決まらない。
結局、神頼みの回遊待ちという一番しょぼいことをやるしかないのだ。
この釣りはサイズを選ぶことはできない。
40が出るかもしれないし、80が出るかもしれない。
そんな確率頼みの、運だめしみたいな釣りはもう興味がない。
しかし、結果が欲しい。
釣れたという結果ではない。
闇の中でもがいた結果、その事実が欲しいのである。
それでも何も反応がないまま20分以上が経過する。
勢いよく満ちる潮に後ずさりしつつ、必死で沖目のハロクラインが保たれているだろう場所へ撃ち続けた。
これはダメか・・。
そう思っていた矢先に、着水直後のバイトが出る。
ふと我に返ると超弩級の気配がビリビリしている。
焦っていて周りが見えていなかった。
渡り鳥が川面を飛び立つ音が鮮明になる。
来てる!
ルアーはレアフォースだった。
食わせる形は何にもわからなかった。
だけど四の五言ってられない。今欲しいのは結果だけなのだ。
3投目、
沖に向かって垂直に出るチャンネルの流心に撃った着水直後にヒット。
魚の水中で首を振る感触で、でかいとすぐに判る。
やっぱりいやがった。
トルク全開で流れに乗って走るシーバスをフローハントで溜めつつ、ランディングに備えてシャローへと上がっていく。
チャンネルを超えて上流側に入ったところで魚を一気に寄せる。
ライトを照らして超弩級を確信。
慎重に最後をいなしてハンドランディング。
形はともかく今期最大86cm
着水直後ということで、戦略も確信もあったもんではない。
しかし、ヒットしてわかることもあるのである。
打ち消し合う要素同士の負けると考えた要素が実は勝っていたということ。
だから着水直後で食ったのか、と。
それを次の機会にチャレンジしようと思って終了。
しかし、この釣行でいよいよ腰がやばい事態になってきた。
使用タックル | ||
ロッド | アピア 風神ゼータ93Lフローハント | |
リール | ダイワ セルテート3000 | |
ライン | 東レ シーバスPE 1号 | |
プラグ | アロウズレアフォース | |
ゴミ | ゴミ袋 |
- 2004年11月17日
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