プロフィール

kazu@食べる!

その他アジア

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/7 >>

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:263
  • 昨日のアクセス:217
  • 総アクセス数:351067

アーカイブ

2020年 8月 (4)

2020年 7月 (4)

2020年 6月 (5)

2020年 5月 (3)

2020年 4月 (3)

2020年 3月 (1)

2020年 2月 (1)

2020年 1月 (1)

2019年11月 (2)

2019年10月 (12)

2019年 9月 (9)

2019年 8月 (2)

2019年 7月 (2)

2019年 6月 (1)

2019年 5月 (4)

2019年 4月 (1)

2019年 3月 (1)

2019年 2月 (1)

2019年 1月 (2)

2018年12月 (5)

2018年11月 (1)

2018年10月 (2)

2018年 9月 (4)

2018年 8月 (4)

2018年 7月 (5)

2018年 6月 (4)

2018年 5月 (6)

2018年 4月 (5)

2018年 3月 (4)

2018年 2月 (4)

2018年 1月 (3)

2017年12月 (7)

2017年11月 (5)

2017年10月 (7)

2017年 9月 (4)

2017年 8月 (4)

2017年 7月 (4)

2017年 6月 (3)

2017年 5月 (6)

2017年 4月 (4)

2017年 3月 (2)

2017年 2月 (2)

2017年 1月 (3)

2016年12月 (2)

2016年11月 (5)

2016年10月 (6)

2016年 9月 (3)

2016年 7月 (2)

2016年 6月 (1)

2016年 5月 (5)

2016年 4月 (2)

2016年 3月 (4)

2016年 2月 (5)

2016年 1月 (5)

2015年12月 (5)

2015年11月 (6)

2015年10月 (1)

2015年 6月 (1)

2015年 5月 (4)

2014年 8月 (1)

2014年 7月 (1)

2014年 3月 (2)

2014年 2月 (3)

2013年12月 (2)

2013年11月 (1)

2013年 7月 (1)

2013年 5月 (3)

2013年 4月 (2)

2012年 8月 (2)

2012年 7月 (2)

2012年 4月 (1)

2012年 3月 (2)

2012年 2月 (5)

2012年 1月 (4)

2011年12月 (7)

2011年10月 (3)

2011年 9月 (5)

2011年 8月 (2)

2011年 7月 (2)

2011年 6月 (5)

2011年 5月 (10)

2011年 4月 (7)

2011年 3月 (7)

2011年 2月 (4)

2011年 1月 (2)

2010年12月 (3)

2010年11月 (1)

2010年10月 (5)

2010年 9月 (7)

2010年 8月 (2)

2010年 7月 (1)

2010年 6月 (1)

検索

:

宮部みゆき作品の紹介 『蒲生邸事件』

  • ジャンル:書籍・雑誌
  • (読書)
fimo図書委員のkazu@食べる!です。


今日は、宮部みゆきの本を紹介します。


+++


あまりにも有名な作家で、


あらゆる賞を総ナメにしてきた人なので、


読まれている方も多いと思います。


+++


宮部みゆきの作品は、大きく二つのカテゴリーに分かれます。


(1)時代小説

(2)ミステリー


ボクは、やはりミステリーが好みですね。


+++


代表作は・・・・


『我らが隣人の犯罪』(オール読物推理小説新人賞)


『魔術はささやく』(日本推理サスペンス大賞)


『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)


『理由』(直木賞受賞)


『模倣犯』(毎日出版文化賞特別賞、司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞)


『名もなき毒』(吉川英治文学賞)


+++


でも、ボクがオススメしたいのは、コレ!


蒲生邸事件(1997年日本SF大賞)(カッパノベルス)


tc2kyzeks8k9egj9497m-486d1700.jpg


+++


大学受験のために上京した予備校生が、宿泊先のホテルで、


226事件当夜にタイムトリップするところからストーリーは始ります。


その場所こそが、元陸軍幹部のお屋敷である蒲生邸。


主人公をタイムトリップさせる人物の導きにより、


226事件当夜の蒲生家主人の死の謎に迫っていきます。


+++


宮部みゆきミステリーのスタイルは、


基本的には、スピード感や高揚感というのはなく、


静かに淡々と物語を綴っていく手法です。


その典型例は、やはり『理由』でしょう。


その意味から言えば、本書はかなりの「異作」と言えます。


+++


読み進めていくほどに高まる胸の鼓動。


読んでいる間、ずっと不思議で違和感を感じる、


「ある女性」の正体が明らかになるラスト前での強烈な衝撃。


ああ、あの流れがこの伏線だったのかと気づいたその瞬間、


大きな満足感に浸ることができます。


+++


宮部作品の中ではマイナーな一冊ですが、


絶対に読んで後悔しないと太鼓判を押します。


ただし、かなりの長編です。覚悟して読んで下さいね。

コメントを見る

kazu@食べる!さんのあわせて読みたい関連釣りログ