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ロッド造り トリガー、ハンドル編

  • ジャンル:日記/一般
薄々気づいてはいましたが、最近『釣りが趣味』から『釣具集めが趣味』になりつつある難民です。

だってなかなか釣りいけないんだもんよ…

2015年シーバス釣行はボートシーバス二回、おかっぱり四回のみ…

ボートシーバスはまあいいとして、おかっぱりはまだノーシーバスです。



……

さて、表題のロッド造り。
某フジ社はもとより、大阪は某五核社であったり某跨ぎ社であったりのお膝元ということもあり、ロッドビルディングするものにとってかなり恵まれた環境です。
欲しいロッドがなければ、造ればいい!

というわけで平素からガラクタスティックを量産しているわけで。

『ぼくのかんがえたさいきょうろっど』

についてはまた今度触れるとして、今回は某TBやリサイクルショップで脇に捨てられているジャンク品をゴチャゴチャして、遊び心あふれるベイトロッドにリビルドします。

今日の素材はこちら

・大昔のグラスロッド(しかもバットセクションのみ。お値段は30円から500円)
・コーナンで売ってるアルミパイプ少々
・100均で売ってる毛糸(レーヨン、リネン、絹。リネンが多いとけばけばする)


まずは、大昔のグラスロッドについてですが、ステンレスのリールシートにダウンロック式のナット。オリムピックやサクラなどのメーカーが見受けられます。用途はちょい投げであったりイカダ竿であったりですが、上位機種になるとバットジョイント式だったりハンドルが赤樫であったりなかなかの品質です。
写真の奴はメーカーわかりませんが、黒に着色したバルサのハンドルで不思議なテーパーがついています。バットジョイントではなく、接着していましたので、最終的には元々のブランクスを新しいブランクスに差し込む形にします。

続いてトリガーについて。
今のところ『後付けのトリガーだけ』っていう商品には出会ったことがありません。ので、市販のアルミパイプを加工して自分で作ります。

25mm径のアルミパイプから、金鋸をつかって適当な大きさのアルミ片を切り出し、無理に曲げるとアルミが避けてしまうので、曲げる部分は先に切り込みをいれておくとスムーズに曲げられます。

ペンチでコキコキ曲げてトリガーを成形…
尖った部分はヤスリで削ります…

写真のごとく大まかにトリガーの形ができたら先ほどのハンドルに仮止めして、自分の手に馴染む位置を決めます。

位置が決まれば、太めのPEでハンドルに縛り付けてエポキシ接着剤で固定。

そのままだとアルミ片の断端が指にあたって痛いので、補強を兼ねてPEでトリガー全体をグルグル巻きにして、エポキシ樹脂で固定。

難民は糸+エポキシ樹脂で色んなものを補強したり固定したりしますが、基本的に二回エポキシ樹脂を使ってます。
一回目はうすめ液でシャバシャバにしたエポキシ樹脂を塗って、繊維にエポキシ樹脂を染み込ませます。
そのあと二回目はうすめ液を少なくして、しっかりエポキシ樹脂でコーティングします。こうすればかなりの強度を持たせる事ができるので、めんど臭くてもこの二回塗りは重要とおもいます


トリガーが固まれば、次はハンドル部分の飾り巻です。

100均で購入した毛糸二種類使います。
地味目の色でキッチリ下巻きしたあとに、派手な色の毛糸で菱形に飾り巻きします。

過去の経験上、麻やレーヨンといったけばけばした素材が含まれている方がグリップした時に滑りにくい気がします。

安いし、色のバリエーションが豊富なので好きにデザイン出来るのがいいですね。


とりあえず今日はここまで…

次はブランクスについて書きたいと思います





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