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▼ 長く付き合えるリールの話し
釣り道具のこだわりはあると言えばあるし、ないと言えば無い。
そもそも道具への拘りがあれば、ジャンク屋なんてやってられまへん。
誤解を恐れずに云うなら、最新のハイエンドタックルで固めれば少なくとも性能の面で至高な訳で、
こだわりもへったくれもない。
言葉を変えると、道具への拘りとは最新最高峰ではないアイテムでいかに自己満足を得るのか。
何を諦めて何に重きを置くのか。
という心の働きなんだと思う。
で、話を戻すと
自己満足の面から自分の釣り道具へのこだわりを分析すると
・壊れても自分でオーバーホールしきること
・フルメタルであること
この二点に尽きる。
自分でオーバーホールできないリールはどうにも愛着が湧かない。
その点で最新のハイエンドリールはどうにも食指が動かない。
自分の整備能力の問題でもあるが、最近のはメーカーオーバーホール前提のリールも多いので好きになれません。
別にオールドリールを偏愛している訳では無いんですけど、フルメタルで使い心地が良くて自分でオーバーホールできるとなるとどうしてもある程度古いリールに限られる訳で。
自分がやる機会の多いボートシーバスのスピニングタックル。
これまで09レアニウムc3000とか95ツインパワー1000XTを使っていたんですが、このほど手に入れた95ツインパワー3000XTH(※正規のラインナップには3000XTHはありません。4000XTHに3000XTのスプールローターを載せて擬似的に3000XTHとしています)がまさに自分のこだわり、好みにピッタリです。
フルメタルで、ねじ込み式ハンドルで、整備が簡単で、古いリールではあるけれど中古のパーツの球数は多い。深溝スプールなのでたっぷり糸が巻ける。
古いからなかなか人と被らないですしね。
実に素晴らしい。
フルメタルでねじ込み式ハンドルで整備が楽となると、お馴染みのスピンフィッシャー というリールもあるし、自分も愛用しておるのですが
ちょうどこのシマノ3000番相当のスピンフィッシャー ってちょうど良いサイズが無いのですよ。
スピンフィッシャー 430ssでは小さすぎる
440ssは三桁スピンフィッシャー にも関わらずメタルボディではなく樹脂ボディ
450ss550ssはいくらなんでもデカすぎる。
これまで仕方なくスピンフィッシャー 440ssで妥協していたのですが、この95ツインパワー3000XTHがきっちり隙間を埋めてくれました。
これは末永く付き合えるリールですね。
ちなみにロッドは神戸のボートガイドトップノット さんところのオリジナルロッド。
数年前まではサイトに載ってたけど、今は見れなくなってますね。
5.4ft
大阪湾でボートシーバスをやるために生まれてきたようなロッドです。
数gのジグ単から大きめのプラグまで投げられて、大物がきてもびくともしない。
自分では大した魚は掛けられてませんが、
60センチのシーバスとかメジロぐらいなら鼻くそほじりながらでも寄ります。
オフショアというか、海釣りあるあるなんだけど、
仕掛けの軽さと釣れる魚の大きさが必ずしも正比例しない。
例えばエコギアのグラスミノーsに5gのジグ単に60アップのシーバスががんがんかかる訳です(70センチ?多分大丈夫だと思うけど釣ったことないからね…わからないね)
フィネスな仕掛けを使うからと言ってフィネス用のロッドを使うわけにもいかんわけですよ。
ゴールドサーメットガイドにチタンフレーム。
無茶苦茶軽い。
本当に使いやすい。
良いロッドです。
ロッドビルドに入れ込んでいるだけに、市販のよくできたロッドに勝てないと悟るパターン。
- 2023年12月14日
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