【東京シーバスネット－村岡昌憲】凄腕ラストスパート

マルチ戦ということで、５魚種を揃えないといけない。

最初の１週間でお得意エリアでスズキ・カサゴ・メバルを揃え、その週末にはウツボを入れて良い形。

真ん中は石垣島などに行っていて基本的に凄腕の釣りはできず。

そして数日前からラストスパート。

まずは河川上流部。

本当は大きいスズキを釣りたかった訳なんだけど、幸運にもサクラマスがヒットした。

これにてリミット達成。

上を見るとヨッシーさんが1位で良い形。

スズキ・ボラ・ウツボ・ヒラメ・クロダイの５魚種で300pt越え。

あんなに苦労したウツボも僕が82cmなのに対して81cmと実に憎いとこ。

リザルトを見ていて、一つ気付いたのはやはりボラの存在。

個人的にはボラは使いたくないなぁという本音。

しかし、勝負は勝負。そして残り２日。

「背にボラは変えられない」

ということで昨晩は巨ボラ狙い。

運河筋の常夜灯。

灯りの下にボラがうじゃうじゃいる場所。

ポイントに着くとかなり濁っているがボラの姿が確認できた。

水中に目を懲らして驚く。

アミの大発生で濁っているのである。

年によってはこの時期でもアミは発生するけど、これだけの規模ではなかなかない。

ボラもアミを補食するのに狂っているようだ。

フローティングリグを組んでワームを浮かべてみたけど、全く食べてくれない。

沈めないとダメかな？

そんなことを考えてminimaru50にチェンジ。

１投目、４ｍほどのボトムを取って超デッドスロー。

ボトムから少し浮いたところで、「ゴン！」

スズキ！？

と思うばかりの強烈な吸引バイト。

ナイトホークが魚体をしっかりと受け止めてファイト開始。

魚は走らないというか最初からばてていた感じ。

あっさりと寄ってきたので見たらスズキ。

とりあえず入れ替えの７４ｃｍ。

最初から魚がボロボロ。釣られた直後だったのかなって感じ。

その後、ボラもminimaru50でヒット。

スモールプラグはタフコンディションでは抑えておきたいところ。

レンジキープが難しいのがスモールプラグで僕はバイブレーション以外はあまり使わなかったのだけど、minimaru50はレンジキープがしやすい。

そこはエギのノウハウなんだろうね。

これで２位に浮上したけど、トップとはまだ35ptも差がある。

1本で抜くなら、カサゴの27cmを何かの62cm以上の魚と入れ替えないといけない。

サバもクロダイも50cmがいいところだし、ダツはなんだかまだ調子悪いみたいだし。

残り2日。朝晩に2時間ずつ時間が作れそうなのでもう一踏ん張り。

しかし、マルチ戦は本当に面白い。

９月もマルチ戦が決定している。青物の季節だし、今から楽しみだね。

ところで、凄腕速報が何やら煽るのだが・・？