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村岡昌憲
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▼ フロリダ遠征釣行2017 その1
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
アメリカ フロリダ遠征釣行2017その1
2年連続となったフロリダ遠征。
昨年はフロリダの釣りのこともよく調べずに、icastが行われるオーランドに飛ぶことだけが先に決まった(icastのために行くんですから当然ですが)
そのオーランドのホテルを拠点に、フロリダキーズやエバーグレーズといった憧れの地名で釣りをすることを考えていた。
マイアミのビーチとかにも寄ってみたいとか。
→その時のフロリダ遠征2016釣行記
しかし、オーランドに到着してレンタカーを借りて、ナビにキーズを入れたら南に600kmとか出る。
日本なら東京にホテル取って、毎日大阪湾に釣りに行くようなもんだ。
さすがに、健さんと顔を見合わせて、憧れのフロリダの釣りは今回は諦めて、また来年に来ようことにしようとなった。
で、オーランド周辺で釣りをしたのだが、まあさすがの魚影。
アメリカの釣りのポテンシャルの高さを学んだ。
あれから一年。
今回はまずオーランドではなく、フロリダの南に位置するマイアミ空港に飛ぶ飛行機を予約。
そして、キーズやエバーグレーズの情報を集めた上で船のガイドをチャーターし、宿もキーラーゴに取って準備万端。
しかし、いよいよ出発まで1ヶ月を切ったところ辺りから俺のスケジュールがパツパツになる。
6月に入って、沖縄、長崎、韓国、山形、秋田と毎週のように遠征釣行やイベントがぎっしり。
忙しいときでも余裕がある時が多いんだけど、この1ヶ月は体調壊さないために6時間寝ようとすると、本当に起きている時間は5分とボーッとする時間が無いようなスケジュール。
ひたすらにスケジュールをこなす、その仕事やイベントがレベルの低いものにならないように全力で挑み続けた。
一晩だけ、取材が早く終わった日があって、その夜だけは反動が出たのか、人生でも屈指のひどい飲み会になった。なにしろ成人して以降、初めてお酒で気を失った。
気付いたのがエレベーターホールで、もう夜が明けていた。
よほど疲れてたんだろう。
でも、なんとか立ち上がり、店に戻ると、一緒に飲んでいた4人も全員お逝きになっていた。
女の子2人をタクシーに放り込み、しんどーとちゃりさんを駅で放り出し、俺はタクシーで帰って、次の日から秋田へと。
そんなこんなで、フロリダの準備をほとんどすることなく、2日前に秋田から東京に戻ってきての準備作業。
釣りというのは準備が一番楽しいものだと思う。
準備をしっかりとするから、いざ魚が釣れたときに満足するのであって、ドタバタで釣りに出て釣れても、釣ったというより釣れた、になってしまい、楽しさが半減する。
いつも書くように、釣りは頭の中の遊び、である。
たっぷりと頭の中で想像できるのが楽しいわけだから、準備はたっぷりと時間を掛けて楽しむべきなのだ。
しかし、フロリダ遠征という、行きたくたってそうチャンスもないビッグ遠征をこんなスケジュールで準備不足で挑むなんてほんとうに残念というか申し訳ないというか。
とにかく2日間、全力で準備して挑むことになった。
荷物はicastの出展物もあるので、スーツケース2個にロッドケース1本になった。
ロッドは、今回も仕舞い寸法90cm以下になるものを選んだ。
スピニングは
1本目がAPIAの風神XX SEA FAREA 90MLX
9ftのパックロッド。30gを楽々背負えるパワーがあり、陸っぱりからボートまでそつなくこなせる。
2本目は上のモデルがボツになった94MLXを予備に。
3本目がBlueBlueのGLOVINA60ML。
台湾バラマンディ動画で目黒や自分が使っているのがこのロッド。
曲がって粘る楽しいロッド。
4本目はFISHMANのベイトロッド。
BRISTの510LHと510MXH。それに610コモドを用意した。
この6本をむりやりFISHMANのケースに詰め込んだ。
そして出発の前日夜に大トラブル発生。
今回の旅の同行をお願いしているカメラマンから、
「明日は何時にどこに行けばいいですか?」
と連絡が。
俺と同行する赤塚健一氏は往路が同じ飛行機だったので、「成田に15時ね。」と回答。
が、健さんは俺と違う便と書くし、その回答の仕方が一人で行くっぽい感じだったことに、なんとなく違和感を覚える。
俺「健さん、飛行機一緒ですよ。あと、カメラマンのチケットって健さんが取ってますよね?」
健「いや、取ってない。」
カ・俺「ええっ!?」
確か、2月に行った打ち合わせでは健さんが取るとなっていたはず。
LINEを遡ると、確かに健さんが取ることになっている。
カ「わ、私どうしたら良いんでしょう・・・?」
急遽、3人でLINEのグループ通話を開始。
俺「ちょっと飛行機調べます。」
健「おかしいなぁ。俺が取るって話だったっけ?」
なんて、すったもんだ。
海外経験がまだ1度しかないカメラマン。
いきなり直行便の無いマイアミで、待ち合わせといっても来られるかどうか。
それより、明日の飛行機が取れるかどうか?
俺「あった!ミネアポリス乗り換えで23時マイアミ着。」
健「よし、それで行こう!」
カ「ミネアポリスってどこですか?俺でも大丈夫ですか?」
健「大丈夫大丈夫。たぶんアメリカだよ。」
俺「死ぬ気で飛んでこい!」
俺「あ、調べると乗り継ぎは結構楽みたいね。」
俺「帰りはトロント経由で良い便がある。よかった。」
カ「心配です。。。」
俺「大丈夫。ネットでミネアポリス乗り継ぎで検索すると、親切な解説ブログがあるからよく読んで乗り継いできたら良いよ。」
健「いやぁ、前日に航空券取るなんて、君、なかなか良い旅してるよ。ははっ!」
カ&俺「お前が言うなー!」
という感じで、なんとカメラマンはいきなり別便でマイアミに来ることになった。
7月6日
一夜明けて、いよいよ出発の日。
成田からはシカゴに飛んで、それからマイアミ行きの飛行機に乗り換える。
飛行機はなんとアップグレードされていて、ファーストクラスになった。
たくさん乗る恩恵はこういうところで出てきますが、最後はGaboz!!!90と一緒。
人柄です。←アピール必死
機内は足を伸ばしてフルフラットになるシート。
いつも国際線の飛行機の中ではほとんど寝ない俺は、シカゴ到着まで4本の映画を見た。
最初にアクション系を2本見て、あと何を見ようかなぁと。
美女と野獣というディズニー映画。
ストーリーは言わずと知れた名作だし、それをディズニーが映画化っていうだけで、女の子が見るもんかと思ってたんだけど、エマワトソン主演ということで少し興味を持つ。
俺の中ではマイオニーな彼女だが、ハリーポッターが終わってからどんな風に成長したんだろうか?
そんなことも思い、つまんなかったらやめようと思って見たら、まあこの人、美しいのなんの。
前半の村娘役といい、後半のお姫様役といい、こんなにも美しい女性がこの世にいるのか、と。
同じ時代に生まれて良かった。
きっとハリーポッターを超えて彼女の代表作になるだろう。
そんな風に思って幸せ一杯?でシカゴ到着。
(帰りも絶対観るもんねー)
シカゴでの乗り換えもスムーズに進んで、一気にマイアミへ。
飛行機に乗る直前に、カメラマンからも「マイアミ行きに乗ります。」との連絡が。
良かった、これでマイアミにみんな集まれる。
そして、深夜のマイアミ空港で集合。
オーストラリアから来たFISHMANテスターのRYU君も合流。
ここから10日間の四人旅。
まずはみんなでレンタカー屋へ。
レンタカーはバジェットレンタカー。
しかし、ここは安定の赤塚健一ツアー。
裏切りません。
トラブルが向こうからやってくる!
なんと、SUVの予約をしていたはずがもう出払って一台も無いと。
レンタカー屋「小さい車かバスならあるぜ。」
全員「バスでよし!」
ということで、12人乗りのバスを借りる。
フロリダのマイアミから、宿があるキーラーゴまで150km。
ま、釣り人にとっちゃすぐです、すぐ。
健さんの運転で、恒例の交差点を必ず行き過ぎる運転が無ければ、2時間で着くところを3時間。
なんとかモーテルに到着。
到着が午前3時。
次の日のガイドとの集合時間は7時。
ロビー6時集合ということで即就寝。
7月7日
翌朝。
こいつが噂のバス。正面からだから小さく見えるけど、いわゆるマイクロバスだ。
俺は出発前日にほとんど寝ずで準備をして、飛行機の中もほとんど寝ず、そして宿でも2時間ほどの睡眠ということで、極度の寝不足。
頭がまったく回らない感じだが、今日の釣りの為にフロリダに来たのも同然なのである。(おっと、icast出展が建前ってことにしてあるのだったぜ。ふぅ)
気合いを入れるためにレッドブルを一気に飲んで、部屋を出るのであった。
まずはスーパーマーケットに行って朝食と昼食を購入。
車に乗って20分ほどで港に到着。
今回狙うのはフロリダのビッグ5フィッシュのうち、ターポンとスヌーク、そしてレッドフィッシュ。
ビッグ5というのはこの5魚種。
フライマンの憧れ、パーミット。
そして、シーバスそっくりなスヌーク。
最大で1m50cmにもなるスズキ界の王者(嘘)
そして、レッドフィッシュ。
去年、セバスチャンインレットで大きいのを掛けたのに獲れなかった悔しい思い出がある。
今年こその思いは強い。
そして、憧れのターポン。
エサでも何でもいいから絶対に釣りたいと思ってきた。
開高健はこう言った。
「魚を釣りたかったらコスタリカに行け。男になりたかったらターポンを釣るんだ、諸君。」
先生、フロリダでもいいですかね。。。。
そして、ボーンフィッシュ。
ボーンというと、野球小僧だった俺はボーンヘッドを最初に連想してしまう。(信じられないミスが出た時に使う)
ということで、とてもイメージが悪かった魚なんだが、知れば知るほど興味を持った魚。
まあそんな感じのBIG5。
絶対に揃えてやるぜ!と気合い満タン、寝不足満タンで出船。
しかし、ここは俺もプロアングラー。
7月末に発売する冒険用品とのコラボアイテム「アルタミラ BlueBlueバージョン」の宣材写真を撮ることは忘れない(笑)
この商品についてはまたいずれ詳しくが、3枚を3日間ずっと着用して、このアルタミラの良さに惚れ込んだ。
ガイドのキャプテンは井上陽水そっくりな人。
途中から陽水と呼んでたのでホントの名前を忘れてしまった。
船はエバーグレーズに向かって青い→の通り、1時間近く走る。
スズキの175馬力エンジンをフラットな20ftのボートに積んでるから速い速い。
そうだ、BlueBlueのフェイスマスク、発売開始してます。
全国のお店、通販ショップ、または弊社オンラインショップにてお買い求め下さい。
6色あって1つ1000円。
とても薄いので息苦しく無いから快適。
サングラスが曇ることもほとんどありません。
ドライ生地、UVカットです。
http://bluebluefishing.shop-pro.jp/
1時間近くの走行時間はmapを観ながら、エバーグレーズ国立公園の海と空を堪能。
とにかく風が気持ちいい。
日本も気持ちいい場所いっぱいあるけど、こんな遠くに来ていることがさらに気持ちよくさせてくれる。
↑しつこく宣伝(笑)
エバーグレーズに無数に浮かぶ島はマングローブの島。
だから、島の高さはない。
みんな同じ高さで無数に広がっている。
そして、一つの小島に到着。
上げ潮がしっかりと当たっている島だった。
それと、岸際が深い???
どうしてここを選んだのかわからないが、良い雰囲気の場所。
岸際にNarage65やBlooowin!80Sを撃ち込んでいくがバイトは無い。
そうこうしているうちに、陽水はライブベイトの仕掛けを取りだして10cmくらいのヒイラギみたいな魚を背掛けにして放り込んだ。
キャストをしないで見ていると、投入して数秒でラインが走って70cmくらいのスヌークがヒット。
エサ釣りすげっ!
それからも陽水はエサ釣りにて連発。
ルアーだとなかなか当たらないが、エサならガンガン食う。
魚は一杯いるのである。
その差を見ているうちに気がつくレンジとスピードの差。
ニンジャリのMに変えて、ボトムをしっかりと取りながら、かつスローに誘っていると、ようやくヒット!
小さいけど、今回の旅のファーストフィッシュ。
素直に嬉しい。
続いて連発。
パターン見えた。
マングローブスナッパーも飛び出す。
ジャックもガンガン釣れた。
2時間もすると潮が緩んできてアタリも無くなる。
やっぱり時合いってあるんだねぇ。
潮が止まるとパタッと釣れなくなる。
陽水のエサ釣りにも反応は無い。
その後はなかなか良い魚の付き場が見つからず、たまにジャックが当たってくるけど、針に乗らないみたいな展開。
河口に近づくにつれて、水色が白く濁り出す。
エバーグレーズは80%くらいはボートも入れないようなシャロー帯ばかり。水深5cmくらいしかないか、微妙に干上がっている。
で、30cmくらいのところを船で走るし、エレキや棒で船を押しながら入っていって魚を狙う。
濁っているところだと、魚は水深10cmでも普通にいる。
透明度はほとんど無いので、しっかりと波動の出るSNECONやShalldus20などが結構反応良かった。
時々、ナブラも出てて、そんな状況ではニンジャリがダントツで強かった。ワームとジグヘッドでも良さそうだったし、ワインドさせるとなおさら良い感じがあった。
たった1本しか釣れなかったシートラウト。
あとはレディフィッシュも3本釣ったんだが、画像が無い。
そんな感じでもうストップフィッシングかな?というタイミング。
陽水は港を素通りして、今度は外海の方へ船を出す。
内海と外海を繋ぐ水路はボートが好きな人なら天国のような世界。
マリン大国アメリカの姿を思う存分に見ることができた。
日本も海に囲まれているんだから、もっとマリンレジャーが盛んになったら良いのになぁ。
外海では、ターポンを狙うという事だったが、ターポンの姿は見えない。
適当にBlooowin!140Sを投げていると、何かがガツンと引ったくった。
バラクーダだ。
すごい歯。
外海は潮がとても澄んでいる。
見渡す限り、シャローで何にも魚がいない。
そんな感じで初日が終了。
健さんのボートはエバーグレーズには行かずに外海にターポンを釣りに行っていて、ターポンは何十回と見たけど、なかなか食わないとのことだった。
明日はボートとガイドを交換することに。
俺はターポンかな?どうしようかな。
そんな感じで初日の釣りを終わりにした。
夕方はホテル近くのバスプロショップへ。
ものすごく広いお店。
だけど、商品はほとんど置いてないのである。
ルアーなんてごくわずか。
アメリカでソルトのルアーが流行らない理由を説明するのはとても難しい。
日本の海環境しか知らない人にとって、理解しがたい状況があるからだ。
いずれその話はするとして、バスプロショップの横に併設されているレストランで食事。
桟橋の下には巨大なターポンがうようよ。
20〜30kgはありそうなのがゴロゴロといた。
魚がキッチリと守られていることがとても大事なこと。
釣り針で引っ掛ける人もいないし、投網する人もいない。
素晴らしい夕陽を眺めながらのディナー。
この時、後ろのテーブルに目を見張るほどの美人がいて、男4人は夕陽どころではない。
しかも、エマワトソンに似てるんだよ。
ただただ見とれるだけであった(笑)
そんな感じで宿に戻れば疲労困憊。
次の日も集合時間は6時。
布団に入ったのは0時。
2日間の超寝不足を解消するには不十分。
とはいえ、5時間ほど寝られれば次の日もなんとか動ける。
夢も見ずに睡眠を貪るのであった。
その2へ続く
- 2017年7月16日
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