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村岡昌憲
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▼ 飛行中のルアーを曲げる方法
- ジャンル:style-攻略法
- (シーバス攻略法menu)
今回は、キャストした後のルアーの軌道を変化させる事について解説します。
一度、手元を離れたら飛行の向きは変えることができないと多くの人は考えていますが、実は思っているより、着水点を移動することが可能です。
今回のアピアTVの動画にても実演しておりますが、2分過ぎから対岸のピンスポットに3投続けてバイブレーションを放り込むシーンがあります。
これ、何度も見ると判りますが、
1投目、着水直前で右に落としている。
2投目、投げたまんま何もしていない。(キャスト成功)
3投目、投げた直後から、右に曲げている。(キャストミス&リカバリー)
特に見て頂きたいのは3投目。
ピンスポットの両サイドは水がないエリアです。
対岸まで35mほど、画面の左から右にかけて風が吹いています。
3投目はキャストミスです。
キャストした瞬間に明らかに左にズレて、対岸の陸の上に向かって飛んでいます。
何をするかというと、2つのことをします。
まずはルアーが放たれた瞬間のティップの位置より、曲げたい方向へティップの位置を動かすという動作。
これは画面では、ロッドを右に倒すという事です。
次にラインを少しだけ張るという動作です。
スプールを一瞬触るシーンがおわかりになるかと思います。
ラインを止めてはダメです。ツンと一瞬触る。その感覚は練習で覚えてください。
その際、より曲げたい時ほどロッドティップの位置を高くすることで、ラインが風に乗り、曲がりが多くなります。
また、ラインもふけるので、この時の画面でいえば左側の柵に引っかかるリスクを減らせます。
無駄なルアーロストを防ぐテクニックとして、近距離戦を挑む時にはあると心強いテクニックです。
原理原則を図解するより、ベイトリールでブレーキを効かせすぎてサイドスローキャストをした時の、失速しながら曲がる感じをイメージしてもらう方がわかりやすいかもしれません。
(図はそのうち用意します)
なお、動画の状況では、せいぜい30m先で1m前後の横方向への移動が精一杯ですが、左側からバックハンドでキャストし、それを右に倒しながらブレーキを掛ける、また、その逆を行うと2m程度の着水点移動を行うことができます。
なお、このテクニックが最も使えるのは、岸壁に止まっているタンカー船などを攻める時です。
岸壁側から船の裏側を攻めることが可能です。
船の裏側は潮通しが良く、魚が着いているケースが多いです。
例えば、
岸壁に船の左舷側を接岸して係留している船の場合、
船首の側に立って、体の左側からのサイドスローで船首の下ギリギリを通しながら、沖側に抜けるようにキャストします。
船首を抜けた瞬間に、ブレーキを掛けながらロッドを右に倒すと、ルアーは右に曲がりながら船の裏側へ向けて曲がります。
この時、船首にラインが触れると、今度はそこが起点になり、ルアーは恐ろしい角度で右に曲がります。ライン放出を最後に完全に止めるとルアーは船の裏側ギリギリに着水します。
これを春のバチ抜けシーズンにフローティングミノーでやるのが最強メソッドの一つでした。
船首周りはきれいな鉄板で、貝が着いていないので、ヒットした後にラインが擦れていてもラインブレイクすることはありません。
また、橋脚の裏側を攻める場合は、ドラグを最初から目一杯締め込んでこのテクニックを使ってワンチャンスを作り出したりもします。
なお、今はSOLAS条約などあってそういう船の場所が少なくなってしまったこと、船にルアーをぶつけたり、甲板に引っかかって迷惑が掛かると問題になるご時勢であること、橋脚などのコンクリートの場所ではラインブレイクの可能性があることなどを踏まえて、十分な練習を積んで人様に迷惑が掛からないように挑戦してみてください。
最近はそういうポイントが少なくて寂しいテクニック紹介でした。
ロッドはネオンナイト85MLXが特にお薦めです。見ての通り、腕を振って投げるロッドではなく、ブランクスの反発力できれいに投げる事が可能な竿です。
その方が、キャスト後の対応も早くなるので、よりミスも防げます。
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一度、手元を離れたら飛行の向きは変えることができないと多くの人は考えていますが、実は思っているより、着水点を移動することが可能です。
今回のアピアTVの動画にても実演しておりますが、2分過ぎから対岸のピンスポットに3投続けてバイブレーションを放り込むシーンがあります。
これ、何度も見ると判りますが、
1投目、着水直前で右に落としている。
2投目、投げたまんま何もしていない。(キャスト成功)
3投目、投げた直後から、右に曲げている。(キャストミス&リカバリー)
特に見て頂きたいのは3投目。
ピンスポットの両サイドは水がないエリアです。
対岸まで35mほど、画面の左から右にかけて風が吹いています。
3投目はキャストミスです。
キャストした瞬間に明らかに左にズレて、対岸の陸の上に向かって飛んでいます。
何をするかというと、2つのことをします。
まずはルアーが放たれた瞬間のティップの位置より、曲げたい方向へティップの位置を動かすという動作。
これは画面では、ロッドを右に倒すという事です。
次にラインを少しだけ張るという動作です。
スプールを一瞬触るシーンがおわかりになるかと思います。
ラインを止めてはダメです。ツンと一瞬触る。その感覚は練習で覚えてください。
その際、より曲げたい時ほどロッドティップの位置を高くすることで、ラインが風に乗り、曲がりが多くなります。
また、ラインもふけるので、この時の画面でいえば左側の柵に引っかかるリスクを減らせます。
無駄なルアーロストを防ぐテクニックとして、近距離戦を挑む時にはあると心強いテクニックです。
原理原則を図解するより、ベイトリールでブレーキを効かせすぎてサイドスローキャストをした時の、失速しながら曲がる感じをイメージしてもらう方がわかりやすいかもしれません。
(図はそのうち用意します)
なお、動画の状況では、せいぜい30m先で1m前後の横方向への移動が精一杯ですが、左側からバックハンドでキャストし、それを右に倒しながらブレーキを掛ける、また、その逆を行うと2m程度の着水点移動を行うことができます。
なお、このテクニックが最も使えるのは、岸壁に止まっているタンカー船などを攻める時です。
岸壁側から船の裏側を攻めることが可能です。
船の裏側は潮通しが良く、魚が着いているケースが多いです。
例えば、
岸壁に船の左舷側を接岸して係留している船の場合、
船首の側に立って、体の左側からのサイドスローで船首の下ギリギリを通しながら、沖側に抜けるようにキャストします。
船首を抜けた瞬間に、ブレーキを掛けながらロッドを右に倒すと、ルアーは右に曲がりながら船の裏側へ向けて曲がります。
この時、船首にラインが触れると、今度はそこが起点になり、ルアーは恐ろしい角度で右に曲がります。ライン放出を最後に完全に止めるとルアーは船の裏側ギリギリに着水します。
これを春のバチ抜けシーズンにフローティングミノーでやるのが最強メソッドの一つでした。
船首周りはきれいな鉄板で、貝が着いていないので、ヒットした後にラインが擦れていてもラインブレイクすることはありません。
また、橋脚の裏側を攻める場合は、ドラグを最初から目一杯締め込んでこのテクニックを使ってワンチャンスを作り出したりもします。
なお、今はSOLAS条約などあってそういう船の場所が少なくなってしまったこと、船にルアーをぶつけたり、甲板に引っかかって迷惑が掛かると問題になるご時勢であること、橋脚などのコンクリートの場所ではラインブレイクの可能性があることなどを踏まえて、十分な練習を積んで人様に迷惑が掛からないように挑戦してみてください。
最近はそういうポイントが少なくて寂しいテクニック紹介でした。
ロッドはネオンナイト85MLXが特にお薦めです。見ての通り、腕を振って投げるロッドではなく、ブランクスの反発力できれいに投げる事が可能な竿です。
その方が、キャスト後の対応も早くなるので、よりミスも防げます。
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- 2012年11月26日
- コメント(8)
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登録ライター
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