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村岡昌憲
東京都
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▼ Area9-5 ～シイラ 富浦～館山 その２～
- ジャンル:釣行記
- (area-釣行記-)
カメの下にはもう魚がいないので、ちょっと沖目に走ることにする。
ところがあっという間に濃霧に囲まれた。ここは東京湾を行き来する大型航路が近い。
無理はやめて、カマスでもやろうということで戻っていると、突然目の前にナブラが。
ヒラソーダ。ナブラ撃ちで初めて釣ったとっきーはかなりご機嫌。
後ろにまだナブラ出てるでしょ。
こんな魚だった。まだ旨いって状態ではないよね。
今回はなぶらの中を通してもなかなかバイトしなかったので、〆がてら腹を捌いてみるとシラスがどっちゃり。
これがベイトの時の特効薬誰か知らない？
メタルフロッグもダメだし、ジャコフックもあんまりだし。他のに比べればいいけどね。
航路も近いし、ヒラソーダだし、ということですぐさま撤収。
そんでカマス。水深７～９ｍを探るも反応無し。
眠くなったので、ちょっとトイレがてら休憩することにした。
１時間ほど休むと、ようやく濃霧が消えて青空が広がった。
いざ沖へ。
とは言ってもたかが２キロほどだが、そこにいい潮目を発見。
最初見た時はまたカメかよ。と思ったけど違ったみたい。
延々１キロ近く続く潮目の中で唯一の浮遊物。
魚が付いていないはずはないでしょということでキャスト。
ルアーが着水すると、後ろからイルカのように飛びながらシイラが大群で追っかけてきた。
うお、この反応はバージンだよ。
４人同時にヒット。
ペンペンからメーターちょうどぐらいまでが怒濤の入れ食い。こいつはメーターちょうどぐらいだったかな。
そろそろ時間ということで、ここで上がりと決めて最後に怒濤の入れ食いを楽しむ。
そしてついに！！
Nov氏のロッドがきつく絞り込まれた。
朝方に２キロに設定したドラグがうなりをあげてラインを外に吐き出す。
５分ほどファイトして、少しずつ船に寄せ始めた時だった。
ドラグがうなっている最中に更にその音が妙に高音になった。
シイラがフル加速した、その瞬間だった。
バキッ！
２ピースロッドの継ぎ目が２㎏のドラグ、いや瞬間的に最大で掛かる力に耐えきれなかった。
１００センチまでならいいが、それより上を狙うとなるとやはり柔なバスロッドでは結局こうなる。
ロッドのパワーはあったが、継ぎ目の設計からほころびが生まれた。
しかし、幸いにも、ラインは切れていない。
竿を曲げずに、ドラグテンションだけでファイトするよう即座に指示を出す。
息詰まる一進一退の攻防。
そして
Nov氏シイラ初挑戦にして、１２５センチ。
いやお見事でした。
そんでこの日は終了。
みなさん最高の笑顔でこちらもうれしかった。
実際、アドバンスっていってもガソリン代分しかもらってないんだけど、やっぱり船長のもう一つの楽しみって同船者の笑顔を作ってあげることなのよん。
僕のこの日の様子はルアーフィッシング情報のネタにしたので、あんまりありません。
来週からまた続々と湾奥WEBの連中が挑戦しにくる。
こっちも頑張ってぜひ自己記録を更新していってもらいたいと思ってるので、みなさん準備はぬかりなく。
| 使用タックル | ||
| ロッド | メガバス Destroyer F3-610XS | |
| リール | シマノ ステラ4000 DH | |
| ライン | 東レ シーバスPE １号 | |
| プラグ |
リップルポッパー ポップクイーン ギャロップ メガバス X-80SW |
|
- 2001年7月25日
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