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村岡昌憲
東京都
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▼ 喚想の霧の中で
- ジャンル:日記/一般
閑静とした村外れのバス停で僕はいつ来るかもわからないバスを、道ばたの丸太に座りながらかれこれ2時間は待っていた。
ほとんど手ぶらでこの村を訪れた僕はその間、何もすることがなく時間を持て余しがちだった。その一瞬開いた心の隙にまたいつもの悪魔が忍び寄る。心に入り込んだ悪意はまたも大事に暖めていた何かを一瞬で奪い去った。
その途端に噴き出す感情に思わず愕然と立ち上がる。変わってないのだ。一年前から何も変わってない。変われるものなら変わりたい。そう願い、仕事に打ち込んだ日々は結局は逃げていただけなのか。
答えがないのだ。しかし、答えは決して誰かから出る訳でもなく、最後は自分自身で出すしかないのだけど、何度出しても一瞬の隙にその答えを憎しみに奪われる。残酷なまでのルーチンから抜け出せない。だけどそのルーチンを壊すということは・・・。
やがてバスが来て僕は街に戻った。
街の射撃場でマグナムをひたすら撃つ。
帰りにカラの薬莢をポケットに詰め込んだ。
どうせ出す答えは決まってる。
何度だって挑んでみるだけだ。
異国の青く高く広い空の下でそう誓った。
病気は完治。
- 2004年2月25日
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