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▼ アンバサダー5501sの話
先日メルカリでアンバサダー購入した際に、出品者様と意気投合してオマケに5501sを頂いてしまいました。
この場を借りて深謝いたします。
ありがたく話のネタにさせて頂きます。
ネットで検索しても突っ込んだインプレが出てこないアンバサダー。
左巻きでプッシュボタン式の丸型リールってだけでそれなりの需要があるとおもうのだけど、どうも最近はチャンバサダー系のCLシリーズやwシリーズに押されている印象です。
チャンバサダーもなにも、この5501sは正真正銘のアンバサダーなんだけどもこの存在感の薄さはなんなのか。
アンバサダー好きから半ば無いものとして扱われている可哀想な5501s。
今日はそんな5501sを少し掘り下げてみたいと思う。
外観
低コストの定番、平リム。
キャスコンはプラッチック。
ハンドルは一丁前にクランクハンドルです。
安っぽいハンドルとスタードラグ。
クレストマークはペイント。
プッシュボタンは妙に小さい。
このリール最大の瑕疵
ハンドル側ボディを止めるスクリューが竜頭ではない普通のプラスネジ。
………
これどうやって現場でスプールかえたりブレーキ調整してするんですかねえ…
ドライバー持ち歩く必要あるリールは減点対象です。
(昔のダイワリールもコインがないとサイドプレート開けられないって叩かれてましたが…
あれは慣れたら爪でいけるからそんなに困ったことがない。そもそも基本的に外部調整マグブレーキばっかりだったからあまりサイドプレートを現場で開けることも無かったというのはある)
アルミの一体成形ダイキャストフット。
これ自体は大いに結構なんですが。
せっかく新規設計なのに、大したオフセットしていない。
手間を省いたんだと思うんですが、どうせならしっかりオフセットさせてやればセールスポイントになったと思うんだけどなあ…
実に惜しい。
一世代前のbcxは鬼のようにオフセットしているので、この部分に関しては退化している。
謎のラインキャリッジ。
袋ナットではなく、プラスチックの爪で止めているだけ。
コストカットここに極まれり。
ここまでくるといっそ清々しい。
bcxは普通に従来の袋ナットだった。
パーミング側の手前にフィッシュアラーム。
この場所は悪く無い。
巻いてる時にどこにも当たらない。
本家のアンバサダーはパーミング側の上側にフィッシュアラームが設置されていて、巻いている時に手のひらに当たるので嫌いなんです。
安っぽいキャスコンノブ。
サイズが謎で、手元にあるリールのどのキャスコンノブも適合しない。
アンバサダーも、bcxも、アンバサダー風丸型リールのどれも適合しない。マジで謎。
独自サイズ?
ギア比は5.1
uc風ではあるが、特に互換はない。
え⁈
ハンドルノブにベアリング入るの⁈
今日一びっくりした。
ドライブシャフトは貫通式ではなく根元で固定するタイプ。
この辺はアンバサダー感はない。
ブレーキプレートはアルミのダイキャスト。
ピニオンとスプールシャフトをベアリングで受けるタイプ。
これはとっても偉い。
いわゆるアンチディストーションスプール風。
bcxのブレーキプレートは樹脂製だったのでこれは大いなる進歩。
スプール、ベアリング、クリックコグの並び。
これはすごくucっぽい。
残念ポイント。
スプールのパーミング側のベアリングを受けるのが樹脂製プレート。
コグホイールをサイドカップでもなく、フレームでもなく、別の樹脂製プレートに設えるのも低コストの定番ですな。
廉価版丸型リールでは定番の構造です。
クロスギアとかも独自設計。
本家との互換性はなし。
こういうのをみると、完全に本家と製造ラインは別なんだなと思う。
互換性の構築に命をかけるアブガルシアをして全く異なる製造思想とパーツ体系をもつ中華系アンバサダー。
メカはよく出来てる。
プッシュボタンを今風のクラッチとよく融合している。
プッシュボタンがブレーキプレートの溝に沿って上下するようになってるのとかは、新規設計の面目躍如といったところ。
アンバサダーは良くも悪くもパーツの間合いが決まってしまってるので今後もあまり大胆な改変がないと思うけど、完全別設計だと夢がありますな。
これもコストカットの一環なのかもしれないが、逆転防止はドッグアンドラチェットのギア式。
IARは非搭載です。
これは悪く無い判断。
IARは壊れる箇所増やすだけです。
写真撮り忘れたけど、
IARの代わりにプラスチックのブッシュが入ってました。
これも良いですね。
下が5601bcx
今更ですが、スプールの互換性はありません。
設計も全く異なります。
異なるんですが、
さりとて全面的に進化しているとも言い難く…
なんとも評価に困る変更ですな。
改善点としては
・ブレーキプレートが金属になった
改悪点としては
・リセスドフットをやめた
・ボディのスクリューが龍頭ではなくなった
・フィッシュアラームがついた
あと、このリールに限った話ではないけど、中華系の廉価版丸型リールはパーツの精度と強度は極めてお粗末です。
アルミの質も、メッキの質もわるいのですぐリールが悪くなります。
総括としては褒めるポイントもなくは無いが、
1万円だして買うリールではないな
っていうのが率直な意見。
一万円しか出す気はないけど、丸型リールが欲しい!
絶対新品じゃなきゃいや!
という方以外はスルーでいいかなあ…
1万円だすなら、中古のアンバサダー買った方が間違いなく幸せになれる。
中古でも左巻きのアンバサダー高騰してるから1万円だとちょっと難しいかもしれんけど。
- 2024年1月14日
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