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オールドリールの道は1日にしてならず

正直そんな大層なことはしてませんが…



一日一膳(ダイエット)

サイレントの道も一歩から






前から確かめたかったことが解消したので、皆さまにご報告を兼ねて…





見るも無残なボロッボロ

本体価格より送料の方が遥かに高かった…


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ダイワ ss1000


80年発売

第三世代のスーパースポーツ(発売は第四世代と同時期ですが)


ダイワのssシリーズはこの第三世代から音響分離システムというギミックを搭載していますが、これは逆転ストッパーのオンオフに関わらずラチェット音をだせる。

というシステムです。


逆転防止のギア(ダイワ風に言うならラチェット)とは別に、音出し用のギアを搭載しておいて、ボタンで音のオンオフを切り替えれるという誰得かよくわからないシステム。






まあ、それは置いておいて一番のポイントは

、そもそもこの世代の@1000番より大きいssは逆転防止機構としてスライドロック式を採用しているので、本来であればサイレントストッパーなのです。





しかし、どういうわけか


2000より大きいサイズは、

逆転有り音無し

逆転無し音無し

逆転有り音有り


のパターンが選べるのですが、



1000だけは何故か


逆転有り音無し

逆転無し音有り


というサイレントストッパー関係ないやん⁈

っていうパターンしか選べません。

(音響分離の切り替えレバーもない)


画像は3000cの音響分離システムの切り替えレバー

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そのため、サイレントストッパー搭載機種は2000より大きい機種のみ。


と世間では認識されているようです。




前置きが長くなりましたが、実際の構造を見ていきましょう。




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ローターの下に、逆転防止機構と音出しのメカが収まっています。


昔の逆転防止機構においては、逆転防止爪がバネの力でギアに押し付けられていたため、どうしても音が出てしまうわけですが、



このスライドロック式の非連続瞬間ストッパーの場合は、逆転防止爪にステンレスのハネが取り付けてあります。


このハネがギアをゆるーく挟んでおり、ギアが正転のときは邪魔せず、ギアが逆転するとハネの摩擦で爪が引き込まれてギアを止めます。


アブのアンバサダーでも採用されてる由緒正しき逆転防止機構です。




これはこれで置いておいて、問題はこれ。



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音響分離システム。

ぱっと見どこがどこに繋がってるのかわからない複雑なメカ…

























外すか!(脳筋スマイル)














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これで立派なサイレントストッパーのオールドスピニングリールが誕生しました。


逆転有りの時にラチェット音が出なくなりましたが、これまでラチェット音を必要とした場面が一度もなかったので、多分これからも無いと思います。





問題は、これより小さいサイズがどうなってるのかと、


これより古い機種でも部品の流用でサイレント化できるかってことですねー…


世代違うと構造もパーツも結構かわるんよなー…




つい先日古いss全部売ったんだよなあ…


また買い直すの馬鹿らしいなあ…


記事にするなら残しとくんだった。








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