プロフィール

貧乏ロッドビルダー

大阪府

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:334
  • 昨日のアクセス:718
  • 総アクセス数:515176

QRコード

1番思い入れのあるアンバサダーの話

今でこそ何十台とアンバサダー所持していますが、当然最初に手に取った一台があるわけで。

1番思い入れのあるアンバサダーというとそのリールになるでしょう。

実は記憶が定かではないのですが、大学生の時なんで多分15-20年ぐらい前だと思う。

当時は釣り道具に全く興味のないにわかアングラーで、そもそも部活とゲーセンとカードゲームに入れ込んでて、釣りはたまにやるぐらい。

勿論釣り道具蒐集もしておらず、アンバサダーっていうのもほんのり聞いたことがある程度。

アンバサダーに興味が湧いたのは、実は釣りと全く関係ない場面でして、
当時ハマっていたカードゲームの交換掲示板(こういう文化も今となっては懐かしいですな)で貴重なカード(高い時は4万円ぐらいしてた)とオールドアンバサダーと交換しても良い、とい書き込みを見かけのがきっかけでした。

中古のリールにそんな価値があるというのがまずびっくりでした。

そんなエピソードが頭の片隅にあり、ふらっと立ち寄った黄色いお店で出会ったのが最初のアンバサダー。

mtk9d676bc49e88ucccg_360_480-e377e5e6.jpg

91年
アンバサダー 5501c3 バーガンディ
(写真のものは6501にコンバートしてますが)

ジャンクコンディションで3000円でした。

フレームが改造されレベルワインド がはまらない(BB仕様にして失敗したと思われる)
巻きも激重。

思えば最初のアンバサダーとの出会いは、ジャンク趣味の芽生えの瞬間でもあったようです。

当然そのままでは使えないけど、修理する技術もない。

ので、仕方なく買った値段より高いお金を出して修理に出しました。


その後は社外品をコツコツ買い集めて実釣に耐える性能に引き上げ今だに愛用中。

そして何よりオールド(ジャンク)リールの楽しさを教えてくれた大切な一台です。

自分でリールの手入れをする楽しさ、パーツをいじる楽しさを知りこの後は転がり落ちるようにアンバサダー沼に沈み、現在に至る、と。




さて、最後に少しこのリールの仕様について触れておきましょう。

c3左モデルの最初期型です。
xv9a6je9frdjp6s3yjgv_480_361-748e7910.jpg

メカプレート(ブレーキプレート)は復刻版5001cベースで、勿論インスタントアンチリバースはありません。

メインギアブッシングは左巻き仕様(初期の5001cは右巻きと兼用だったので、ドラグもナットも右巻きと同じです。8687の復刻版5001cで初めて左巻き用のメインギアブッシングが実装されました)

91年発売の5501c3はギア比が4.7から5.3にアップしつつ、パーミングカップ仕様になりつつ、フレームがアルミから真鍮に変更になったモデルという訳ですね。

後期型ではIARと、ポジションホルダーとクラッチアームを用いた今風のメカプレートが実装されるので、この仕様の初期型はぼちぼち珍しかったりします。(人気かあるかは別問題)






hxohhkn2ybdiuvgjfc5j_360_480-872f8a56.jpg
5001cの系譜。

左から復刻版5001c
ロイヤルエクスプレスLH(最初期型、4501型)
5501c3(最初期型…フレームはクロムメッキに変更)


やっぱりアンバサダーといえばがっちゃんがっちゃん遊びのあるギア式の逆転防止が好きです。


コメントを見る