【東京シーバスネット－村岡昌憲】長崎オフショア遠征　　その２

オフショア用のフックはそれなりに高いけど、何万円も掛けて来た長崎で少なくない乗船費用を払って乗るわけである。

数百円をケチっている場合ではない。

ちなみに自分はサポートしてもらっているカツイチのフックをよく使っている。

箱から出して装着したら、針先はどこにも触れさせないように細心の注意を払う。

針先が最初に触れるのは魚の口でありたい。

シーバス以上にその気遣いを徹底する。

船は５時半頃、出港。

とまでは、格好いいのだが、この日は自分自身のコンディションがなんか変だった。

船酔いとか疲れというわけでは無く、集中できていないのである。

最初にキャスティングゲームをやったのだが、何の写真も残していないという残念さ。

ブロガーとしては最も恥ずかしいことだ。(>_<。)

釣果は２回ほど水面が爆発したが魚はヒットせず、ノーフィッシュ。

昼の時間帯は
ジギングで５ｋｇ強のヒラマサをキャッチ。

午後になり、小雨が降り出した。

ジギングもポツポツという感じのままに最後キャスティングをやって上がりという展開。

浅瀬中心に船を流し始める。

扱いの難しいデコマサを丁寧に動かしていたのだが、ふと横の浅瀬の分厚いサラシに見とれていた瞬間に、手元に強烈なアタリ。

慌てて前を見ると畳一畳ほどの白い水しぶきが視界の隅に映った。

が、魚は乗らず。

横にいたたつろーがすかさずキャストし、動かした瞬間にこれまたデコマサにヒット。

が、一方的に糸を出されて根ズレでラインブレイク。

２０ｋｇ以上はあったように思う。

大きなサイズというのは心とタックルの両方の準備が必要だと俺は考える。

またとないチャンスを逃して落ち込むたつろー。

針が外れてくれるといいね。

俺はというと、今日は一発も乗らない。

針先はギンギンだ。

先程の集中できていない時のバイトを反省し、丁寧にやり続ける。

船長が最後の流しをアナウンスする。

前にも増して丁寧に丁寧に。

それでもなんだろう。

ふと、気を緩めて顔は前を向いているがまったく見ていないような瞬間だった。

強烈なゴン！という響きと共に水柱が当たる。

手元に来るアワセを入れる合図となる、トルクのある重みを待っていたが、そのまま何も無く、デコマサは水上に浮かんできた。

がっくりとうなだれる。

キャスティングではノーフィッシュ。

おそらく船中で一番水柱を立てたけど、魚が捕れなかった。

まあこういう日もある。

２日間の魚をトロ箱に入れて持ち帰り。

ちなみに、いつも帰りの飛行機の便はプレミアムシートを予約しておく。

飛行機代金は４０００円高くなるが、２０ｋｇ荷物を詰める量が加算される。

プレミアムシートで重量加算無しで飛んで４０００円。

エコノミーで重量加算で３５００円。

５００円でプレミアムシートに乗ったら飯も付くので相当お得だ。（マイルもより貯まるし）

持ち帰った魚はいつも行く居酒屋に持ち込んで翌日以降刺身に。

次は２０日の外房。

久々の外房オフショア、楽しみ。

使用タックル

キャスティングタックル

ロッド：ダイワ　ソルティガ　エクスペディション
　　　　ビッグゲーム８５

リール：ダイワ　ソルティガ５０００H

ライン：ダイワ　ソルティガ８Si　５号

リーダー：１００ｌｂ

ジギングタックル

ロッド：ダイワ　ソルティガ　コースタル
　　　　６０S・F

リール：ダイワ　ソルティガ３５００H

ライン：ダイワ　ソルティガ８Si　３号

リーダー：６０ｌｂ