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村岡昌憲
東京都
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▼ 老兵は死なず
- ジャンル:日記/一般
人の世に永遠はないとわかっていても、人は目の前のどうでもいいことに躍起になり、大局を見失う。ネットでは現実の自分の存在すら見失った愚か者が電子世界の中に自己を見いだし、その存在を守り通すために昼夜かじりつく。そこにあるのは哀れみしかない。
東電は冷夏で救われた格好になったが、実際丸1日ぐらい停電になってみて欲しかった。虚構世界の自己崩壊は電気を止めるだけでいい。世の馬鹿どもが必死に寝ないですがっているものが、何の価値も無いことに気付かせるだけで、東電の失態に付加価値はある。
若手の新人が今日から出社。と同時に衝撃が社内に走る。
営業部隊最長老にガン告知、明日から入院。
責任感と情熱は老いてなおますます盛ん。若手の指導者としての存在はあまりにも大きかった。おそらくもう会社に戻ってはこれまい。入院を要請する診断書を捧げ引継ぎを行う。すっかりと落ち込んだその背中に生を見いだすのは難しかった。よほど厳しい診断だったのか。そう思うと辛かった。しかし、それでもふさぎ込まず、いざ自分に迫る時間切れの前で動揺を微塵にも見せず、自分の責任を全うする。未熟な自分にはまだできまい。その覚悟に尊敬の念を感じずにいられない。そしてそれが最後に若手社員に教えることの全てであろう。
社内に大きな動揺が走る。悲しんでばかりはいられない。
何ができるか、何を学ぶのか。
そして今日の午後のビッグジョブ。
一つの使命感を背負ってまもなく出る。
伝えたいことがある。
「お前はまだ営業マンとしては20点だ。」
最長老に言われた言葉。
あれから3年が経った。
100点とは言わない、今でも30点に届くかどうか。
しかし、自己最高の営業を見せたい。
今はショックに違いない。
解ってはいてもいざ自分の番が来ればそれは想像に難くない。
彼は死に場所を受け入れ、覚悟を決めるであろう。
その時に決死の闘病が始まるはずだ。
復帰を心から願わずにいられない。
- 2003年7月28日
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