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村岡昌憲
東京都
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- ジャンル:日記/一般
東京でもこんな日もあるんだと思わずつぶやかずにいられないほど、さわやかに晴れ渡った青空の下、日本で一番大きな結婚式場の裏側の一室はまるでお花畑と勘違いするほど鮮やかで華やかで。
その中をハンカチで髪をポニーテールに縛ったエプロン姿の女の子達が忙しそうに花の飾り付けをしていて。その中で僕は彼女らを蝕むカビが潜んでいるだろう、ある空間へ近づいていき、その空間への扉を開けた瞬間についまた閉めてしまうほどの壮大なカビの巣窟を発見してしまって。思わず振り返るとそこには美しい天女が相変わらず花を摘んでいて、目の前にはカビの巣窟があって。そこで僕はお花屋さんの格好をした女の子は実はタイプであり、文句なしのストライク(ちなみにど真ん中は紛れもなくフカキョンである)であることに思わず気が付いてしまい、それでたいした覚悟もなく闘う事を決めた訳で、久々に防毒マスクをかぶって殺菌剤乱れ撃ちをやることになるのだろう、と。
でもラジオもテレビも諸手をあげて「気持ちいい」を連発するこんな日でも、みんなが吸う空気中の有害物質の量は実は全く変わってなくて、それを知っているだけにみんなより少し憂鬱になるのである。
- 2004年7月2日
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