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金森 健太

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本流開幕


お久しぶりです。

岐阜県では2月1日に一部河川で渓流釣りが解禁し、3月1日にはほぼ全ての河川で解禁となる。

1日は仕事の予定だったのだが、予定が急遽変更となり…休んでいいよとのことでお言葉に甘えて休暇を取ることに。

そして…朝5時40分、自宅を出発。そう、今日は社長出勤です。

この日は大鱒の本流と某ダム湖が解禁となる日。前日までどちらに行こうか迷っていたが、ダム湖は積雪が多くまだ近付くことすらできないだろうと判断して本流へ行くことに。

狙いは…巨大ニジマス。今回は駆除目的ではなく純粋にデカ鱒釣りを楽しむ為の釣行だ。この川では昔からニジマスが放流されていて、現在では完全に定着、繁殖している。(ただし、ブラウントラウトは駆除対象とされている)

8時過ぎに毎年入漁券を購入するコンビニに到着、その後入る予定だったポイントへ向かうと、、、

道路に雪の山ができている。農家さん以外はほぼ使わない道のため、この時期は除雪した雪をここに積み上げているらしい。

仕方なくこのポイントは諦め、次の場所へ。昨年大型のブラウンを目撃した場所に行ってみるとここには先行者がorz

仕方ない、あの場所に行くか。

そこはとある堰堤の下。実績はあるが底にテトラが雑に敷き詰められていて、とにかく根掛かりが酷い。

大鱒用の延べ竿を伸ばし、いざスタート。

底のテトラに着く鱒の目の前に餌を落とし込むようなイメージで探っていく…が、反応はない。

1時間半ほどで見切りをつけ、上流へ。堰堤上の広大なプールを越え、上流の瀬落ちへ行くのだが…まだ護岸には50cm近い積雪があり、歩くだけで汗だく…

車で移動しようかと思ったが、駐車スペースには除雪された雪が大量に積み上げられている為車を停めることができないのだ。

そこそこ流速のある瀬が淵へ流れ込む。その瀬落ちを丁寧に流していくが…反応はない。

その場を見切り更に上流へ。そこにはもうひとつ堰堤があり、その堰堤から少し下にある淵の瀬落ちへ。時刻は既に正午を過ぎていた。

仕掛けを流していくと…

あれ?こんなに浅かったっけ?

オモリを1号から0.8号に換え、ハリスも短めに変更。大鱒が着いていそうな筋を流していくが…やはり反応はない。

水を触った感じ、水温はそこまで低くないようだが…

しかし正午あたりから日差しが強くなり、気温は急上昇。人間にはありがたい暖かさだがこれで雪は一気に解け出し、その雪解け水によって水温は一気に下がるだろう。

今日はボウズかな…

中洲でふたつに分かれた流れが再び合流するピン、手前の流れに仕掛けを流し、ヨレで目印が止まった。

根掛かりかと竿を立てたその時

根掛かりだと思っていた重さの主が、激しく首を振り始めた。

鱒や!!

慌てて追い合わせを入れたが、無念のフックアウト…

やらかした…

餌を付け替え、再び同じピンに流し込む。

バラした直後、さすがに出んやろな…とヨレに入って止まった目印を見ていると、、、



ゴン

食った…!

まだ、まだだ。

獲物が餌を飲み込むのを待って、親の仇のように鬼合わせをかます。掛けた…!

P6の本流竿が大きく弧を描き、激しいローリングが伝わる。

奴はひとしきりローリングで抵抗した後、下流へ向けて強烈なダッシュ。竿をこれでもかとぶち曲げて奴の動きを封じる。

何度も何度も、ローリングとダッシュを繰り返す。延べ竿のためリールは無く、当然ラインは1mmも出ない。長い距離のダッシュは自身もそれについて行かなければならない…が、意外にもすぐに止めることができた。

寄せては走られてを繰り返して、奴はようやく水面に姿を見せた。

大鱒…と言うには少し物足りないサイズだが、まずまずのサイズだ。

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51cm、この川では珍しい系統のニジマス。

この川で釣れるニジマスは殆どがスチールヘッド系なのだが…この鱒は明らかに違う系統だ。

もしかしたらまだ出るかも…と同じ筋とその周辺を撃ってみたが反応はなく時刻は13時半を過ぎている。一旦車に戻り昼食タイム。

昼食後、なんとか入れそうなポイントを見つけ入ってみたが反応は…ない。しかもこの頃から濁りが出始め、水も冷たくなってきた。予想通り、雪代が入ったのだろう。

日没まで実績ポイントを叩いてみたが反応は無く、18時に終了とした。

【使用タックル】

竿/ダイワ・エキスパート本流P6 90-95
水中糸/山豊テグス・耐摩耗ショックリーダー12lb
ハリス/VARIVAS・ハードトップ2.5号(10lb)
目印/オーナー針・極太プロ目印
オモリ/ヤマワ産業・ゴム張りオモリ0.8〜1号
針/オーナー針・本流キング12号
餌/秘密

糸を出せない延べ竿でのデカ鱒釣り、これこそが魚対人のガチ勝負だ。またニジマスに限らずサクラマスやサツキマス、河川によっては鮭も対象になる。興味がある方は一度体感してみては。

※ニジマス、ブラウントラウトは産業管理外来種に指定されています。漁協が駆除を呼びかけている河川ではリリースはしないようお願いします。また、他水域への移植、放流は絶対にしないでください。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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