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金森 健太
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▼ 癒しの釣り旅(最終日編)
- ジャンル:釣行記
- (渓流)
お久しぶりです。
書き終わって入力完了をクリックした瞬間に全文消える不具合が続いてから書く気が失せてしまい、久々の更新です。
今回は前回の続き、癒しの釣り旅編です。
ヤマメの里川を後に、温泉で溪歩きの疲れを癒し翌日の予定地へ。
GW期間中、日中は混雑する国道も夜間は交通量も少なく快適なドライブで翌日の目的地へと向かう。
標高は1000mを超え、道中の温度計は1℃を表示していた。少し開けた窓から入る風が妙に冷たいのも、これで納得した。
小1時間車を走らせ、とある溪へ到着。座席をフラットにして、厚手の毛布に身を包み朝を待った。
翌日、午前5時。
目を覚まし、ドアを開けると冷たく澄み切った空気が、私を包んだ。車を降り、リアゲートを開けてガスバーナーと焚き火台、ヤカンを取り出す。ガスバーナーを点火、ヤカンを置きお湯を沸かす。その間に杉の枯葉と小枝を焚き火台に放り込み火を起こす。
やがてお湯が沸き、即席のお茶漬けと春雨スープで朝食。
冷たく澄み切った空気とせせらぎの音、冷えた身体を温める焚き火と暖かいスープ…
贅沢だ。
朝食後、片付けを終えていざ溪へ。茂る木々の隙間から覗く巨大な砂防堰堤、そこが今日のスタート地点だ。
砂防堰堤を越えると、広い淵が広がる。僅かながらメイフライが舞い、数尾のアマゴがゆらゆらと流れに佇む。
12番のクイルボディ・パラシュートをティペットの先に結び、流れに投じた。流れの中にいたアマゴがそっと毛鉤に近付く、しかし…すぐに身を翻していった。
どうやらよく訓練された客引きのようだ。再び射程範囲に来るのを待ってみたが、明らかに警戒モードに入ってしまったようだ。
この淵を見切り、上流へ。しかし…
いくら撃てど、水面は破れない。昨夜の冷え込みで活性が低いのか、はたまた連休中とあって前日、前々日のプレッシャーが残っているのか…
やがて、再び大きな砂防堰堤にたどり着く。数年前にここで粘り強くライズを待ち、泣き尺のアマゴをキャッチしたのを思い出した。山の稜線から太陽が昇り、暖かい日差しが差し込み始めている。アマゴたちも目を覚ましているだろう。
岸際に目を向けると、見慣れた棘だらけの木が。その枝先には、新芽が葉を出し始めていた。タラの芽だ。何本もある中でも太くみずみずしい芽だけを摘み取り、再び堰堤下の淵に視線を向けた。
ほどなくして、水面が破れる。
ライズがあった筋に、毛鉤を流し込む。しばらく流れたところで、狙い通り大きな魚影が水面を破った。
朝日に銀影が煌めく、いいサイズだ。
しかし…奴は懸命に身を捩り、私の毛鉤から逃れていった。
最初からバラしとは…なんと幸先の悪いこと…。
この後淵は沈黙に包まれ、再び遡行することに。ここから先は未踏の地、期待と不安が交錯する。
堰堤を高巻きし、更に上流へ進む。しかし…良さげな流れに毛鉤を浮かべてみても、水面が破れることはなかった。
そこから更に上流へ進み、小さな淵の開きでようやく水面が破れた。
今度はバレるなよ…とラインを手繰り寄せ、漸くこの日最初の渓魚に出逢うことができた。
白斑が美しいニッコウイワナ。透明感あるヤマトイワナとは対照的な美しさだ。
さて、これからだ。
しかし…
この先は、やはり反応はない。
地形図アプリを開き、地形を確認するとしばらく進んだ先に再び大きな砂防堰堤がある。そこまで行こうと上流へ進むと…
…あれ?
たどり着いたのは、巨大な滝だった。
地形図には、この滝は載っていなかった。落差は10mほど、両岸は垂直に切り立ったゴルジュ帯で、高巻きはかなり難しそうだ。
おい、どうなっとる?
この滝を高巻きできたとして、その労力に見合うだけの魚は釣れるのだろうか。そして、下山はどうするのか────。
少し考えた末、ここで下山することを決断。
下山して車に戻る頃には、正午を大きく過ぎていた。
再びバーナーでお湯を沸かし、昼食タイム。昼食後、この車を停めた場所から下流へ行くともうひとつ砂防堰堤があり、そこから朝の堰堤までの区間をやってみることに。
下流側の砂防堰堤の上からスタート。ここにも定位しているアマゴがいたが、やはりよく訓練された客引きのようだ。
朝の寒さから一転、汗ばむほどの暖かさになってきた。水辺を舞う虫も多くなってきた。
水辺に芽を出した山ウドを摘みながら遡行し、やがて小さな堰堤にたどり着く。その堰堤の上の淵に、ライズを繰り返す大きな魚影を発見。尺はありそうだ。
クイルボディ・パラシュートを奴の目の前に流し込んでみたが…あっさり見切られてしまう。
あれこれ毛鉤を替えてみたが…見事に奴は毛鉤を避けて羽虫を捕食している。
15番のCDCダンをティペットの先に結び、再びアプローチしてみる…が
風でキャストが狂い、筋を外してしまった。すると奴より一回り小さな魚影が毛鉤に突進。
お前じゃない!
しかしその魚影は何の躊躇いもなくCDCダンを吸い込んだ。
しかし一回り小さいとはいえこちらもなかなかのサイズ。力強い引きでロッドを大きく曲げる。
やがて奴は力尽き、ランディングネットへ。
力強いファイトを魅せたニッコウイワナ。よく肥えていて素晴らしいコンディションだ。
この後例の魚が戻ってくるのを待ってみたが、再び姿を現すことはなかった。
そこから更に遡行して、この日の最終ポイントである巨大な砂防堰堤の下にたどり着く。
大きな岩に腰かけ、水面が破れるのを待つ。
しばらくすると、対岸寄りの筋で水面が破れる。
その筋にアダムス・パラシュートを流し込むと、狙い通り水面が破れる。
夕陽に煌めく銀影、今度はアマゴだ。
美しいパーマークと朱点を纏った、源流アマゴ。
この後まだ出るだろうとライズを待っていると、再び同じ筋でライズが。
再び毛鉤を流し込むと、狙い通り水面が破れた。
しかし…
奴は一瞬の手ごたえを残して、深淵の奥へと消えていった。
これでライズも消え、この日の釣りを終了とした。
大自然の中で沢山の渓魚たちと出逢えた今回の釣り旅、心地よい疲労感の中で帰路についた。長良鱒のシーズンが終わったら、また訪れよう。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 5月27日 23:00
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