デスリバー奮闘記 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 癒しの釣り旅(ヤマトイワナ編) https://www.fimosw.com/u/okzc3oy8hi/e7jgd12imwn5o6 2025-05-06T21:45:00+09:00
さて、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

GW、遠征釣行に出かけた方も多いかと思います。

私も今年は連休となった為、プチ遠征釣行へ。

というのも5月は長良鱒を追って長良川通い…釣れない日々が続くためせめて連休中は釣れる釣りで癒されようという魂胆だ。

というわけで

初日はヤマトイワナの溪へ。

のんびり自宅を出発、お昼過ぎにとある溪沿いの林道の片隅に車を停めた。

いつもの0番のフライロッドを継ぎ、自作のアダムス・パラシュート12番をティペット(ハリス)の先に結ぶ。

メイフライが舞い、雰囲気は良いのだが…

しばらく遡行しても、反応がない…

落ち込みの開きに着いている魚影も、アプローチできる距離まで近付くと一目散に岩の下に逃げてしまう。

どうやらプレッシャーは高めの様子。それでもしばらく遡行していくと…再び開きでライズを繰り返している魚影を発見。毛鉤を浮かべると、その魚影は躊躇いなく水面を破った。

ロッドが弧を描き、奴は岩の下に逃げようとパワフルな引きを魅せる。

ランディングネットに納まったその姿…白斑のない透明感のある背中、体側に散りばめられた朱点…紛れもなくヤマトイワナ、この水系の在来個体だ。


長い冬を越え、このイワナたちも春を待ち焦がれていたのだろう。

その美しい姿を写真に納め、再開を願ってリリース。

今年も、この溪のヤマトイワナに逢えた。度重なる豪雨と豪雪、ニッコウイワナの侵略に耐えて生き抜くこの溪のヤマトイワナたち…今年も無事に生き抜いてくれたことがわかり、安堵の息を吐いた。

その先の落ち込みでも


コンディションの良いヤマトが飛び出す。

しかし…

ここからちらほらと反応はあるのだが…


このサイズ…

もうちょっと大きなやつを釣りたいなぁ、、、

退屈しない程度に反応はあるのだが、殆どがおチビちゃん…

やがて溪は細くなり、木々が被さる細流となっていく。

ロールキャストやボウ&ローを駆使して狭いピンを撃っていき




美しいヤマトイワナと戯れる。

やがて溪は一跨ぎほどの細流となり、時刻は18時になろうとしていた。

地形図アプリを開くと、地図上では水線は消え標高は970m。下山の時間を考慮するともうヤバい時間だ。ここで釣りを終了、下山とした。

下山する道中にも、崩落して白い花崗岩が剥き出しになっている箇所が多くあった。また大雨が降れば崩れるところが出るだろう。一昨年この溪を訪れた時は淵は白い砂で埋まり、杉の倒木が折り重なっていた。改めて、この溪のヤマトイワナたちは過酷な環境を生き抜いているのだと実感した。

来年も再来年も、5年後も10年後もこの溪でヤマトイワナたちに逢えることを願って、溪を後にした。

明日は里川ヤマメと遊ぼう。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m




]]>
金森 健太
長良川クリーン大作戦2025 https://www.fimosw.com/u/okzc3oy8hi/e7jgd12ho57oec 2025-04-22T05:10:00+09:00
さて、皆様お久しぶりです。

「入力完了」を押した瞬間に全文消えてしまい2回目の執筆ですorz

街角の桜も葉桜となり、夏のような日差しが降り注ぐ今日この頃(先週雪降ったけど)

今年も、長良川にサツキマス(長良鱒)が遡上する季節がやってきた。

今年も、長良鱒に出逢えるだろうか。

長良鱒を追うアングラーにとっての一大イベント、それが


クラブナガラマス主催の「長良川クリーン大作戦」だ。

私も昨年から参加していて、今年ももちろん参加(この為に仕事休んだのは内緒)。

というわけで4月20日、開始は10時からなので夜明けから9時頃までは長良川で竿を振ることに。

辺りが明るくなった頃、岐阜市内の長良川某ポイントに到着。この日は前日の本流アマゴ釣りで余った太ミミズがあったため餌釣りでやってみることに。

ポイントには先行者がいたが、「好きなところに入っていいですよ」と快くエントリーさせていただいた。更に話を聞くと、先行者の方も9時まで釣りをしてクリーン大作戦に行くとのこと。

9時過ぎまで長良鱒が通過しそうな筋を撃ってみたが餌取りのアタリが2回ほどあっただけで終了…

釣りを終え、金華橋下流の会場へ。会場には既に多くの方々が集まっていた。

参加者名簿に署名した後燃えるゴミと燃えないゴミの袋を受け取り、いざスタート。

昨年は下流の忠節橋周辺に多くのゴミが落ちていた。今年も忠節橋周辺を探してみようと薮の中のゴミを探しながら忠節橋へ向かい歩いていく。

しかし今回は昨年に比べてゴミがかなり少ない。昨年は開始30分ほどで燃えないゴミの袋が一杯になったのだが…今年は終了時刻の11時まで探してみたが袋2枚のそれぞれ半分ずつ集めるのがやっとだった。

これは良いことだ。河川環境保全への関心が高まっているのか、長年の呼びかけが実を結んだのかはわからないが、嬉しいことには違いない。しかも…今回は釣り糸くずやルアーのパッケージ等釣り人が捨てたと思われるゴミは殆ど見つからなかった。

で、集めたゴミの内容は

・ビニール片
・空き缶
・お菓子のパッケージ
・衣類の切れ端
・農薬、肥料の空袋

この中でも特に多かったのは空き缶。おそらく忠節橋の上から投げ捨てる奴がいるのだろう。

集合場所に戻り、ダンプに集めたゴミを積み込む。



積み込みが終わると、やはり昨年よりかなり少ないのがわかる。

パイプや鉄筋コンクリートは豪雨災害で壊れた構造物の一部だろう。

積み込まれたゴミは岐阜市の職員によって処分場へ運ばれ、これで清掃活動は終了。

この後はお楽しみ、豪華賞品をかけたじゃんけん大会だ。


豪華賞品はコチラ。タックルハウス社の名作&新作ルアーをはじめ協賛企業からいくつもの賞品を用意していただいた。

私の狙いはM88アユカラー(上段真ん中)だったのだが…こちらはゲットならず(^^;;

というわけで私の戦利品は


タックルハウス・bitstream jointed。カラーはブラック&ゴールド(右岸)。

このルアーは左右非対称カラーで、片面が黒で反対面がグリーンゴールドというもの。スプーンのような明滅効果やドリフトでターンした時の色の変化がスレたトラウトに効くのだとか。

デフォルトでシングルフックというのも嬉しい。これは実践投入が楽しみだ。

じゃんけん大会も大盛況に終わり、この後は長良鱒の生態や保全に関する研究をしている京都大学生態学研究センターの先生による調査報告会。

釣り人の皆様が提供した長良鱒や銀化アマゴのサンプルから遺伝系統、出生場所等を解析し長良鱒がどこで産まれ、どんな環境で成長してきたのかを調査していて、その結果を聞くことができるのだ。

長年長良鱒を追い続けてきた私でも知らないことが数多くあり、新たな発見がいくつもあった報告会だった。

佐藤先生、私の質問にも真剣に答えていただき本当にありがとうございましたm(_ _)m

報告会が終わると解散。解散後は昼食と買い物を済ませて…時刻は16時。夕マズメは会場から少し上流のポイントでルアーを投げることに。

稚鮎のライズもちらほら、雰囲気はかなり良さげ…だが

日没まで投げて、完全ノーバイト(^_^;)

そんなこんなで始まった今年の長良鱒シーズン、今年こそは胸を張って「これが長良鱒や!!」と言える一本に出逢いたい。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
]]>
金森 健太