デスリバー奮闘記 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 清流鱸を追って37 https://www.fimosw.com/u/okzc3oy8hi/e7jgd127cdg6io 2025-06-28T08:34:00+09:00
さて、お久しぶりです。

早くも梅雨明けが発表され、いよいよ夏。皆様普段から水分、塩分を補給して熱中症には充分お気をつけてお過ごしくださいね。

さて、久々の清流鱸シリーズです

浜松→御殿場→愛媛と出張続きで殆ど地元にいなかった6月。裏ハイシーズンと言われるこのタイミングで全く釣行することができなかった。

そして…やっと地元に帰り、自由な時間ができた27日

私が愛媛に行っている間、こちらではかなりの降雨量だったとか。通りかかった地元河川も、平水+60cmほど水位が上がっているのがわかった。

これ、今夜は出るんじゃない?

なんとなく、そんな気がした。

しかし…今までの経験上、こんな予感がしてもだいたいが裏切られる。今日は釣れそう…という期待を持ってフィールドに立っても、期待通りに釣れたことは殆どない。

釣りとはそういうものである。

とはいえ、また週明けからは出張でこの地を離れなければならない。

迷いながらも、河川敷に車を停めた。

ゲームベストを着て、タックルを…

……ない。

そうだった。出張前はまだ稚鮎パターン最盛期、小さなルアーしか使わないからとベイトタックルは自宅に置いたままだった。

まぁなんとかなるやろ…とMLのスピニングタックルを手に川へと降りた。

広い瀬落ちから続く淵、沈んでいるストラクチャーによってできるヨレと反転流にカゲロウ124Fを浮かべてみる。

水面には大量のベイトがいる。しかし…その殆どが10cmにも満たないマイクロベイトだ。ハヤ類の稚魚と稚鮎か、こいつを偏食してたら厄介だな、、、

しかもそのベイトが捕食者に追われるような挙動は…ない。

結局反応はなく上流へ。

淵の上流端、瀬落ち脇の反転流。先程のピンとは違いベイトの気配は薄いが、鱸がいれば一発で出る筈だ。

カゲロウを、反転流の中に漂わせる。


ドン

答えはすぐに出た。

フックアップ、奴が首を振る。デカい…!

二度三度首を振った後、激しいエラ洗いを見せる。エラ洗いを抑えると奴は流芯に向かって弾丸のように突っ走る。

ロッドはMLだがラインは1.5号+22lb、多少は無理が効く。ほぼ綱引き状態で無理矢理奴の疾走を止める…しかしそれでもセルテートのドラグは鳴り続ける…!

なんとか流芯に入られるのは回避し、ここから反撃開始。某社長ばりのショートポンピングで一気に距離を詰める。

姿が見えた。しかしまだ奴はエラ洗いを何度も繰り返して抵抗、掛かりは悪くない、焦らず奴が力尽きるのを待つ。

大人しくなったところでランディングネットを差し出す。

…デカくて入らないぞ。

なんとか頭からネットを被せるように入れてランディング成功。



80ジャスト、ギリギリではあるがランカーサイズ。

ちょっとズレてるけど(^^;;

ささっと計測と撮影を済ませて、流れの中へ。掛かりどころが悪く蘇生は厳しいかと思えたが、しばらくすると回復、無事に深淵の奥へと帰っていった。

そして、奴が吐き出したベイトが…


このサイズ…

よく124に食ってきたな(^^;;

この後車を停めた場所までMD98Fで撃ちながら折り返したが反応はなく、終了とした。

【使用タックル】

ロッド/ダイワ・lazy106ML
リール/ダイワ・19セルテートLT4000C
ライン/DUEL・hard core X8 1.5号
リーダー/VARIVAS・VEPショックリーダーナイロン22lb
スナップ/fishing fighters・鉄腕#0
ヒットルアー/megabass・カゲロウ124F(GGヒートイワシ)
フック/fimoフックMH#4

今年一本目からランカー(ギリギリだけど)と、幸先の良いスタートとなった今年の清流鱸ゲーム。今年は何本の清流鱸に出逢えるだろうか。…というか何回釣行できるだろうかorz

…しかし、MLでよく獲れたな(^^;;

※河川上流域で鱸釣りをする際は必ず入漁券を購入してください。また増水時の釣りは昼夜問わず非常に危険です。極力ウェーディングはせず、暑くても必ずライフジャケットを着用しましょう。






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金森 健太
出張レインボー https://www.fimosw.com/u/okzc3oy8hi/e7jgd126jwp8hz 2025-06-16T18:50:00+09:00
さてさて、すっきりしない梅雨空の日が続きますね。

河川の水位も不安定で、釣りに行けないアングラーさんも多いのではないでしょうか。

鱸釣りは逆にチャンスなんだけど笑

しかし…

タイトルの通り、実は私出張で静岡県は御殿場市に来ておりまして

先輩方の清流鱸の写真を指を咥えて見ているだけの日々が続いております。

そんな6月15日

この日は仕事は休み…なのだが岐阜に帰ることはできず、御殿場で過ごすことに。

さて、何処に行く?

鮎沢川、芦ノ湖、河口湖、忍野…

裾野FPや東山湖という選択肢もあったが、エリアタックルなど持ってきていない…

というわけで、今回は滞在先から一番近い鮎沢川へ行くことに。

前日、天気予報をチェックすると


…誰だ雨男は?

プロがおるわ、プロが。


で、15日

ホテルで朝食をとった後、部屋でのんびりしていると…気がつけば雨は止み、窓から見える道路の路面は乾き始めている。

ダメ元で行ってみるかと社用車の鍵を借りていざ鮎沢川へ。

時刻は10時、鮎沢川C&R区間某所に到着。かなり増水していて濁りもきついが…なんとか釣りにはなりそうな雰囲気。早速フィッシュパスを開いて入漁券を購入…の筈が

…ログインできない…

会員登録した時に自動ログインに設定した筈なのだが…

メールアドレスとパスワードを入力すると

どうやらパスワードが違うとか。

そんな訳はない。fimoもインスタもXも全部このパスワードで統一している為間違いようがない筈だ。

※Xはアカウント凍結してます

仕方なく近くのコンビニに入漁券を買いに行く羽目に。

10時半、ようやくスタート。しかし…

河原の石の上に佇む黒いヤツ。

そう、淡水魚と釣り人の敵、カワウだ。

しかも3羽。

カワウを追い払ってルアーを投げてみたが魚の反応などある筈もなく…

背丈を超える高さの葦を掻き分けながら上流へ。この時も、葦の葉がラインに触れないように気を配る。葦の葉はPEラインの大敵、先月の長良川の悲劇を教訓に、とにかくラインが葉に当たらないよう注意しながら進む。

しかし…渓相はいたるところにコンクリートブロックが積み上げられ、お世辞にも良い渓相とは言えない。やっと良さげな場所を見つけた…と思えばそこには必ずと言っていいほど、カワウが占拠している。


↑いかにも…な雰囲気の瀬落ち。ここもカワウに荒らされた後だった。

やめたやめた。やってられるか。

C&R区間上流端まで遡行して、車を停めたところまで戻ることに。

途中、とある淵が妙に気になった。遡行した時にはカワウがいて、当然ノーバイトだった。

しかし今はカワウの姿はない。

しかも淵の開きには…巨大な黄色っぽい魚影が見えた。

錦鯉?

アルビノのデカ鱒?

濁りと波でその魚影の正体はわからなかったが…試しに投げてみることに。

ルアーは、リュウキ80s。

上流の瀬落ちから下流へ、順番に刻んでいく。

やがて開きに近付き、やっぱりダメかと諦めムードに…あの黄色っぽい魚影も、いつの間にか姿を消していた。

対岸際にアプローチ、ボトムまでフォールさせてトゥイッチで誘い上げ、流芯に乗ったその時

ドン

!?

重い衝撃が、左手に襲いかかる。同時に、濁った激流の中で大きな銀影が身を捩った。

食った…!

ロッドは大きく弧を描き、緩めにしておいたストラディックのドラグが悲鳴を上げる。

…デカい。50はあるか───。

ドラグを少し締め込み、ロッドでヤツの動きに追従する。増水の激流、このサイズ…無理はできない。

慎重に寄せ、ランディングネットを抜いた。しかしヤツはランディングネットを見るなり再び激流へ向かって走る。

咄嗟にネットを落とし、ドラグを緩める。

最後の抵抗を無事クリアし、ヤツはようやくランディングネットの中へ。





正確なサイズはわからないが、おそらく50アップ、素晴らしいコンディションのレインボー。

今日は完全にハズレだと諦めていただけに、嬉しい1本。

その姿を写真に納め、優しくリリース。

釣れるやん!
カワウ入った後なのに!

もしかしたら…そこら中に敷き詰められたコンクリートブロックが魚たちの良い隠れ家になっているのかもしれない。

その後車を停めたところまで釣り降るもノーバイトで…夕マズメにC&R区間より上流へ入ってみたが…反応はなく、18時に終了とした。


【使用タックル】
ロッド/パームス・エゲリアネイティブ711M
リール/シマノ・23ストラディック2500SHG
ライン/VARIVAS・トラウトマックスパワーPE X8 0.6号
リーダー/seaguarグランドマックスFX 2号
スナップ/fishing fighters・鉄腕#0000
ヒットルアー/DUO・リュウキ80s(リバーベイト)
フック/cultiva・SBL55M

久々に「アウェイの洗礼」を食らってしまった今回の釣行だったが、なんとか良い魚に出会うことができた。

…しかし、カワウなんとかならんかねぇ、、、。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m








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金森 健太