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金森 健太
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▼ でんでん尺アマゴ
気付けばもう5月もあと僅か。
ラストチャンスに賭けて長良川へ足を運ぶ長良鱒アングラーも多いことだろう。
もちろん私もその内の一人だ。
今年も、6月1日には長良川中央漁協、郡上漁協管内で鮎釣りが解禁する。全国に名を馳せた鮎の名川、長良川。鮎釣りが解禁すると全国各地から多くの鮎師が訪れ、多い年には長良川と並走する東海北陸自動車道が渋滞するほどの人出となる。
当然そんな状況でルアーなど投げられる筈もなく、鮎釣りの解禁は長良鱒シーズンの終了を意味する。
平日の早朝なら僅かながらチャンスはあるが、私のようなサンデーアングラーにはとてもそんなタイミングでの釣行は不可能だ。
残されたチャンスは5月24、25日、31日の3日間。今回は24、25日の釣行記を。
24日、早朝4時。
まだ暗い長良川の河畔で、iPhoneのアラームに叩き起こされる。
眠い目を擦りながらリーダーを組み、流れへと降りる。川はやや渇水気味で濁りは無し、良い状況とは言いにくいが先週、先々週と大雨にやられ思うような釣りが出来なかった。釣りができるだけありがたいと思うことにした。
先ずはリュウキ70sをスナップにセット。絞り込まれた瀬の瀬落ちをドリフトにトゥイッチを入れて誘い上げる。
数投で、ロッドに生命感が。
ヒットしたのは、鮎だった。10cmほどのサイズながら背鰭は長く伸び、くっきりと追い星が煌めいていた。
6月1日解禁は早すぎる…と毎年思うのだが、こんな鮎を見てしまうと早く釣りたくなってしまうのが鮎師の性(笑)
とはいえまだ解禁前。優しくフックを外しリリース。
瀬の中で煌めく鮎たちもそれなりのサイズに成長している。このサイズにアジャストさせるべく次に選択したルアーは
タックルハウス・M88。
タックルハウス社の名作フローティングミノーで、88〜168mmまで幅広いサイズのバリエーションがある。108〜168はシーバスで高い実績を誇るが、88は鮎をメインベイトにする本流のトラウト狙いで密かな人気アイテムとなっている。
※タックルハウス社の回し者ではありません
カラーはアユ。これを先程の瀬から少し下流のフラットな平瀬に流し込む。
長い平瀬、アップ〜クロス〜ダウンと自分の立ち位置から扇状に流し、反応が無ければ更に釣り降る。
通常、川の釣りでは下流から上流へ向かう釣り上がりが基本となるが、遡上魚の場合は逆で、遡上する魚を探す為釣り降りの方が効率が良いのだ。
そして…しばらく釣り降り、大きな岩によってできたヨレにM88をダウンで通す。
ヨレを抜けたその時
ガンっ
強烈な衝撃、ラインの先で銀影が煌めく。
食った…!
激しいローリング、そして流れを切り裂くような強烈なダッシュ。奴か…!
…いや、長良鱒にしては小さい。長良鱒にしては小さいが、アマゴならかなりのサイズだ…!
フッキングに不安があった為、ドラグを少しだけ緩めロッドで奴の走りに追従する。
何度も流芯へ突っ込む、慎重にテンションをかけて奴の体力が尽きるのを待つ。
やがて奴は水面にその体躯を横たえた。
難なくランディング成功、長良鱒ではないが良いサイズだ。
31cm、見事な体型の一尾。
これぞ長良川のでんでんアマゴだ。
長良川で尺アマゴが釣れたのは何年ぶりだろうか。
何枚も写真を撮り、友バッグへ。稚鮎をたらふく捕食して肥え太ったでんでんアマゴは最高に旨い。最近はキャッチ&リリースが殆どだったが、今回は持ち帰ることに。
気を良くして再開。更に釣り降ると…下流の対岸にアングラーさんを発見。邪魔をしてはいけないとここでポイントを移動。
次のポイントは…やはり絞り込まれた瀬の瀬落ち。上流から順にM88で刻んでみるも反応はない。
深い淵まで降り、レンジを刻む為リュウキ70sにチェンジ。アップから順に撃ち、最後にダウンで撃つ。淵から開き、瀬の肩に流し込んだその時
ドン
またしても強烈なバイト、同時にくすんだ金色の魚影が身を捩る。
お前かい!!
掛けたのは絞り込まれた瀬の肩、しかもかなりデカい、、、
ジィーーー!
プチっ!!
……orz
限定カラーのリュウキがorz
そこから更に降り、リュウキ70sをもうひとつロストしたところでお昼を迎えた。
さて、リュウキ70sの主力カラーがこれでなくなってしまった。しかしまだナガラ73s、Dコン72、M88がある。スプーンも弾数は十分、まだやれる。
…しかし…
やはり長良鱒シーズン、そして超激戦区・郡上。入るポイント全てに先行者の足跡が残されている。
時間だけが過ぎ、17時半。
ここで最後にしようとフラットな平瀬が続くポイントに入渓。
予報通り、雨が強くなってきた。5月下旬といえど夕方の雨は冷たく、私の体温を容赦なく奪っていく。
瀬頭からM88を流し、小さくトゥイッチで誘うと
ゴン
久しぶりの生命感、サイズは小さいが激しいローリングとダッシュはなかなかの手ごたえだ。
大きくはないが、M88に果敢に喰らい付いたでんでんアマゴ。
この後日没まで周辺を撃ってみたが反応はなく、19時に終了とした。
翌25日、早朝4時半。
郡上エリアの中でも特に人気の超激戦区で目を覚ます。夜の間にかなりの雨が降ったようで、水位は前日比+50cmほど、濁りもキツい状況。
この状況、撃てるポイントは限られてくるが魚の活性は間違いなく上がる筈、チャンスだ。
朝イチのポイントではノーバイトに終わり、早めに見切りをつけ移動。
遡上する長良鱒が一旦止まるであろう絞り込まれた激流の瀬の瀬落ちをM88で撃つ。カラーは上州屋のオリカラ、長良鮎。
瀬落ちから淵へ、淵の手前側には反転流があり、その反転流と流芯の流れがぶつかるピンに流し込むと
ゴン
確かな生命感、食った…!
アベレージサイズのアマゴだが、増水の流れも相まってそのファイトは強烈だ。
とにかく縦横無尽に走り回る元気なアマゴだったが、プロ並のランディングで無事キャッチ。
ネットがデカすぎて魚が小さく見える(泣)
その後は反応が無く、更に移動。
しかし…4箇所ランガンするも2バイトのみに終わり、残り時間も僅か。しかも前日尺アマゴをキャッチしたM88も高切れでロストしてしまい、戦力的にも不安になってきた。
…どうする?
最後のポイントはどこにしようか。いくつか候補はあったが、前日に尺アマゴをキャッチしたあの場所がどうしても気になる。
迷いはあったが、前日尺アマゴをキャッチしたあの平瀬へ行くことに。
朝イチより水位は下がっている…しかしまだ薄い濁りもあり、雰囲気はかなり良い。しかし…上流のどこかで除草作業をしているのか、笹と葦の葉が頻繁に流れてくる。これが悲劇の序章になるとは、この時は思いもしなかった。
また出るかもしれない。ラインとドラグをチェックして、流れへと降り立った。
M88長良鮎を瀬の肩に流し込んで、小さくトゥイッチを入れた。
ガツンッ
答えはすぐに出た。
…デカい。
どう見ても40cmはある、長良鱒だ…!
激しいローリングとダッシュを何度も繰り返す。しかも絞り込まれた瀬の肩、ゴリ巻きはできない。
慎重に奴の動きを封じ、やがて奴は水面にその体躯を横たえた。
勝った…!
しかし、奴は最後の力を振り絞って再び強烈なダッシュで抵抗。
予想済み、ロッドを大きく曲げて奴のダッシュを封じた、次の瞬間
プチっ
ロッドから、全てのテンションが消えた。
ラインブレイク…
膝から崩れ落ち、天を仰いだ。
何故だ。開始前にラインチェックはした。ドラグ調整も、いつも通りだ。
後に、原因は笹か葦の葉だろうという結論に至った。思い返せば、ファイト中に何度か葦の葉が擦れていた。
こんなことで…
悔やんでも悔やみきれない。せめて奴の口に掛かったルアーが外れてくれることを、祈るしかない。
まだ時間はある。しかし今回のヒットルアーであるM88を全てロスト、そして自身の運の無さに戦意喪失。ここで終了とした。
【使用タックル】
ロッド/天龍・レイズ772S_ML
リール/ダイワ・21カルディアLT2500SXH
ライン/VARIVAS・トラウトマックスパワーX8 0.6号
リーダー/シーガーグランドマックスFX 1.5号
スナップ/fishing fighters・鉄腕#0000
ヒットルアー/タックルハウス・M88(アユ、長良鮎)
フック/cultiva・ST46 #10(純正)
天国から地獄へ、最悪のラストとなってしまった今回の釣行。今はただ奴の口に掛かったルアーが外れてくれることを願ってやまない。
そして…31日、この日が本当のラストチャンス。しかし…またしても天候が怪しくなってきた。
誰だ雨男は?
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 5月29日 22:32
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