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金森 健太

岐阜県

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久しぶりの地元河川

お久しぶりです。

あの奇跡のランカー連発劇で運を使い果たしてしまったのか、この1ヶ月全くシーバスに出逢えない日々を過ごしております。

奇跡のランカー連発劇↓

しかも雨が降らず35℃を超える猛暑日が続き、各河川は干上がってしまいそうな状況。

そんな中

共に仕事をしている友人から

「○○にデカい鮎がめっちゃおるぞ」

と。

その場所は自宅から20分ちょいで行ける。早速仕事を終えてその場所に向かうと…

絞り込まれた激流の瀬の中で、たくさんの鮎が銀鱗を煌めかせていた。一番押しのキツい瀬の肩に着いている奴は目測で25cmくらいありそうだ。

奴を釣りたい。

というわけで8月12日

仕事が15時過ぎに終わり、友人と共にその場所へ。

友人はこの川の漁協の組合員で、投げ網漁で鮎を捕っている。この日も友人は網を手に件の瀬から少し離れた浅瀬に立った。

しばらくすると

「オトリ取れたで取りにこやー」

と。

早速お言葉に甘えて捕れたばかりの鮎を2尾貰いポイントにエントリー。

仕掛けは…

いつも日本海流入河川で使っている仕掛けはナイロン0.2号の水中糸。しかしあのサイズ、しかも激流の瀬となれば0.2号ではとても持たないだろう。

倍の0.4号の水中糸で仕掛けを作り、いざスタート。

瀬の流芯脇のヨレにオトリを泳がせると、すぐに強烈なアタリが襲う。

上流に向けて竿を絞り、激流に耐えながら浮かせる。

大人しくなったところで引き抜きキャッチ。

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まずまずのサイズ。

このサイズが4連発した後、反応が途絶えてしまった。

次はあのピン、例の大鮎を発見した瀬の肩にオトリを入れる。

ソリッド穂先+ゴム背針の恩恵で激流の瀬でもオトリがすんなり入る。オトリが落ち着いた次の瞬間、強烈なアタリで竿が大きく曲がる。

奴だ…!

ナイアードH275が見たことないくらいにブチ曲がり、糸鳴りの音が響く。この激流の瀬の下へは行くことができない、なんとかしてこの立ち位置で獲らねば。

腰を落として、ひたすら強烈な引きに耐える。

ここだ…!

引き抜こうと腕を伸ばしたその時

虚しくオトリ鮎だけが宙を舞った。

痛恨の身切れ…(泣)

使っていた掛け針は7.5号3本イカリ、少し小さ過ぎたか、、、

掛け針を9号の3本チラシに変え、オトリ鮎を元気なやつに付け替えて再開。

大鮎を狙うのであれば、深く刺さるチラシ針の方がバレにくい筈だ。

ルアーにおいても、トレブルよりシングルフックの方が深く刺さるためバレにくいと言われている。また、リールを用いてゴリ巻きして寄せる鮎ルアー釣りにおいても、イカリ(トレブル)よりもチラシ(シングル)の方が人気なんだとか。

※チラシ針は漁協によって本数に制限があります。友釣りでも鮎ルアー釣りでも開始前に必ず漁協事務所等で確認しましょう。

大鮎をバラしたピンに、再びオトリを入れる。

しかし反応は…ない。

反応がないまま時間が過ぎ、空は光を失い始めていた。

その瀬肩から少し上のフラットなピン、糸を張らず緩めずのテンションを保ち泳がせると…ギラリと底で銀鱗が煌めき、同時に竿を持つ手に衝撃が走る。

瀬に入られたらまずい…!

竿を目一杯絞り、その強烈な引きに耐える。先程バラした奴には及ばないが、こいつもデカい…!

竿が大きく曲がる、折れるなよ…と祈りながら耐えていたが、奴はあっけなく激流の瀬の中へと突っ込んでいった。

瀬脇のヨレに無理矢理寄せて、隙を見て力ずくで引き抜く。

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長さも太さも完璧なナイスな1尾。

この後は反応がなく、時刻は19時。

ここでこの日の釣りを終了とした。

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使用タックル

竿/シマノ・ナイアードH2.75ー70(旧モデル)
天上糸/ナイロン1号3mくらい
水中糸/ナイロン0.4号3.5mくらい
仕掛け糸/ナイロン0.8号
ハナカン/がまかつ・頂上ハナカン7.5号
背針/カツイチ・マッスル背針4号
掛け針/がまかつ・セツナ7.5号3本イカリ、オーナー針・荒瀬チラシ9号3本チラシ


夕方の短時間ではあるものの、素晴らしい鮎に出会えた今回の釣行。遠征で数釣りも楽しいが地元の大鮎狙いもまた楽しい。

しかし…ついにこの川でもコクチバスが発見されてしまった。こちらは接続する揖斐川から遡上してきた可能性が高いが…もし全域に拡散してしまえばこの鮎も大きな影響を受けることになる。またコクチバスによる食害が広がれば鮎師さんからの風評被害も懸念される。

この川も鮎で商売をしている人々が多く、鮎が貴重な水産、観光資源であることは言うまでもない。

岐阜の宝である清流を後世に残すためにも、なんとか対策を考えなければならない。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m


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