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▼ 100本越え達成!(年間100本への道)
- ジャンル:釣行記
- (シーバス)
2011年1月15日。
「食べる!」コミュ,初めてのオフ会でのこと。
すべては,この日の「ある会話」から始まりました。
「上手くなりたいんでしょ?だったら,釣りに出る回数を増やして,できるだけ数を釣った方がいい。経験を積むことで見えてくるものがあるから。」
この言葉に後押しされ,奮起し,58本しか釣ったことのない初級者が,年間100本のシーバスを釣ることを目標にすることを自ら決意しました。
+++
3月2日,ログ上でその目標を公言し,以下のことを実行することに決めたのでした。
(1)釣行日数を増やす。(余裕があれば平日も釣りに行く。)
(2)サイズはともかく,数を釣る。
ここからボクの挑戦は始まったのです。
+++
知っているポイントが極めて限られているボクの力だけでは,到底目標を達成することが不可能であることは明白でした。
ソル友さんやそのお友達の御厚意で,ポイントに連れて行って頂いたり,釣り方を教えて頂いたりしました。
そのたびに,喜んだり,落ち込んだり,悩んだり,笑ったり,悔しがったり,頭を抱えたり・・・ 本当に,色んなことがありました。
四字熟語で言うと・・・・ 一喜一憂です(笑)。
そして,前回アップしたログで御報告したとおり,10月9日の時点で,89本のシーバスをキャッチするに至りました。
+++
そして迎えた10月10日からの大潮の週。
明暗が絡む橋脚回りのヨレが出来る場所で,「セイゴの数釣り」に徹することにしました。
この週で決着を付けようと心に決めていました。あわよくば一日で片を付けようと目論んでいました。
しかし,事はそう簡単ではありませんでした。そうした気持ちが余計な緊張感を生み,無駄に慎重になったりして,バラシの山を築いていくことになるのです。
+++
それでは,90本目から100本を越えるに至るまでのプロセスを御覧ください。
10月11日 多打数22安打5打点(最大50㎝)
明暗に入りれなかったので,最初は橋の下で橋脚の際を流す釣りをして6ヒット2ゲット。抜きバラシやすっぽ抜けが出始めました。
そうこうしていると,下手の明暗が空いたので,すかさずエントリー。するとほとんど投げアタリ状態なのですが,魚が小さいのかレンジが合ってないのか,なかなか乗らない。バイトの後送り込むようにして食い込ませてから巻きアワセのようにして強引に寄せているうちにすっぽ抜けてのバラシが多発しました。
最後に43㎝のフッコを抜き上げたときにロッドが折れ,心も折れてしまって退散しました。
90本目 フックン 40㎝ (TKLM 9/11)

91本目 フックン 50㎝ (TKLM 9/11)
釣り上げた後,カニを吐き出しました。

92本目 セイゴン 35㎝ (ヤルキスティック)

93本目 セイゴン 34㎝ (TKLM 9/11)

94本目 フックン 44㎝ (ヤルキスティック)
この魚を抜き上げたときに,ロッドと心が折れました。

10月13日 多打数8安打2打点(最大36㎝)
入りたかった明暗に先行者がいたので,別の橋の明暗の下手に初めてエントリーしました。
予報と異なり,強い北風が吹いてきて,フェザリングをしても大きく糸ふけが出るし,糸ふけを回収している最中にルアーが流されてしまって,橋脚の際のヨレの中を通すことが難しい状況でした。しかも,橋脚のデッパリの位置が,かなり低いのです。
そこで,キャストレッスンの時に教わった内容を思い出し,風の抵抗と下げの流れの速さを考慮に入れ,ルアーがヨレの中を通るであろうルアーの着水点を決め,そこに着水させるためのルアーの放射角度に見合ったキャストの目標点を決め,姿勢を低くし,ライナーでデッパリの下に打ち込んで行きました。もちろん,殉職上等です。
キャストした瞬間,フェザリングしながら,すぐさま上流側に移動し,ルアーが着水する直前にベイルを返し,糸ふけの回収を始め,ルアーがヨレの中を泳ぐように工夫してみました。
そして,色々と試した結果,風の弱いときにはsasuke 95SS,風が強いときには「リップの折れていた弾丸sobat 80」が当たりルアーであることが分かり,厳しい状況の中,無駄なバラシもありましたが,なんとか2本キャッチすることができました(リップ折れ弾丸sobat。早巻きすると,なかなか「エロい」スラロームを描きます)。ちなみに,「弾丸sobat」は,もちろん殉職なさいました(爆)。
95本目 セイゴン 34㎝ (リップ折れ・弾丸sobat 80)

96本目 セイゴン 36㎝ (リップ折れ・弾丸sobat 80)

+++
13日の状況をソル友さんに報告し,相談すると,14日に別の場所に同行させてもらえることになりました。しかも,14日は有給休暇とのことで,ポイントの確保までしてもらえることに! 本当に,感謝感謝なのです。
10月14日 多打数20安打10打点(最大39㎝)
ポイントに到着すると,すでにソル友さんは座って待ってくださっていました。二人でコーヒーを飲み,タバコを吸いながら,時合い待ちをしました。単独釣行がほとんどだったボクにとって,こういう時間がとても幸せに感じられるのです。
そして,実際に口にされた言葉は違っていましたが,ボクは,「彼が,今日という日をボクにとって記念すべき日にするために,ボクを先に上流側の明暗に入れてくださった」と理解しています。
ソル友さんのアドバイスどおりの釣りをして,次々と魚がヒットしていきました。
97本目 セイゴン 38㎝ (ヤルキスティック)

98本目 セイゴン 38㎝ (頭部が一部欠けているRB77)

99本目 セイゴン 34㎝ (同RB77)

何本かバラした後,いよいよその時がやってきました。
ルアーが明暗の境目に入った瞬間,深いバイト。
そして,ゴリ巻き・ズリ上げ。
ついに,年間100本の目標を達成する瞬間が訪れました。
100本目 セイゴン 34㎝ (同RB77)

ソル友さんは,ボクがこの魚をかけた瞬間,「メモリアル」であることに気付いていて,自分のルアーを素早く回収し,記念撮影の態勢に入ってくださっていました。この人の優しさは,本当に底がしれません。
年間100本達成の記念のブツ持ち

この魚を釣った後は,1本釣るかバラすごとに,上流側の明暗に交替で入り,二人で色々なルアーを試しながら,数釣りを楽しんでいきました。
101本目 セイゴン 34㎝ (TKLM 9/11)

102本目 セイゴン 20㎝ (TKLM 9/11) 人生最小 ルアー・シーバス

103本目 セイゴン 39㎝ (TKLM 9/11)

104本目 セイゴン 37㎝ (RB 66)

105本目 セイゴン 36㎝ (RB 66)

106本目 セイゴン 35㎝ (RB 77) 人生初のツ抜け・シーバス

この魚を最後に反応が途絶えたので,竿を納めました。
帰宅する前に1時間半もおしゃべりをして,改めて沢山のアドバイスをもらいました。そして,今までのお礼をこめて,ガッチリと握手をさせていただいて,お互いに帰路に着きました。
2011年10月14日。一生忘れられない日となりました。
+++
初級者シーバス・アングラーであるボクが,お世話になったみなさんのおかげで目標を達成することができたので,ここまでの道のりを自分なりに総括してみようと思います。
<釣行回数> <ヒット数> <ゲット数>
1月 釣行無し 0 0
2月 5回 9 8
3月 11回 16 13
4月 18回 23 6
5月 13回 21 14
6月 21回 32 15
7月 21回 17 10
8月 3回 0 0
9月 10回 20 8
10月 8回 84 32
合計 110回 227 106
釣行1回当たり 0.96本
ゲット率 46.6%
想像していたより良い数字に驚いていますが,一般的には「バラし過ぎ」ということになるのだろうと思います。
+++
我ながら,よく釣りに出かけたなぁと思います。正直,辛いときもありました。14連敗したときは,何故釣りをしているんだろうとさえ思いました。でも,諦めずに最後までやり続けて本当に良かったと心の底から思います。
たくさん釣りに出かけ,それなりの数をヒットさせ,釣ったことによって,漫然と釣りをしていたときには決して気付くことのなかったことに気付くことができ,また,アドバイスを頂いて気付かせてもらうことができたからです。
ボクなりに気付いたこと,気付かせてもらったことを,少しまとめてみます。他にもっと良い方法があれば,教えて頂ければ幸いです。
●初級者が釣りを楽しいと感じるためには,サイズもさることながら,たくさん釣れた方が良い。
●たくさん釣るためには,ベイトの溜まる場所,シーバスが着きやすい場所を特定しなければならない。
●正確なキャストをして,釣れるポイントにルアーを打ち込まなければならない。
●シーバスの捕食レンジを特定し,適切なルアーを選択し,深いバイトを得なければならない。
●深いバイトが得られたら,適切なタイミングできっちりとアワセを入れなければならない。
●フックやリーダーに過度の負担がかからない範囲で一気に寄せ,一気に取り込んだ方が良い。
●抜き上げられないサイズの魚をタモ入れする際には,魚を興奮させないようにラインテンションを「張らず緩めず」の状態を保ち,穏やかにタモ入れするのがベターである。
バラシまくった結果,ボクなりに,こういう結論に至りました。そして,これらがすべて,今後僕自身が身につけなければならない課題であると考えています。
+++
100本の目標は,決してボク一人の力では決して達成することはできませんでした。
●fimoやfimo経由で知り合って,一緒に釣りをしてくださった方々。
●目標を設定するきっかけを作ってくださった方。
●ボクには全く釣れない場所で,釣ってみせてくださった方。
●そのポイントで難儀しているときに,メールで,リアルタイム釣り指導をしてくださった方。
●マイポイントに惜しげもなく連れて行ってくださり,釣り方を教えてくださった方々。
●最新のマル秘釣果情報を提供してくださった方々。
●深夜までキャストの指導・練習に付き合ってくださった方。
●目の前で,すべての水音を聞き分け,魚を釣り分けて見せてくださった方。
●一緒に竿を並べ,目の前の状況に合わせた釣り方をアドバイスしてくださった方々。
●ボイルを目の前にしながら,釣りを中断してまで電話をくださり,そのポイントに呼んでくださった方。
●初めて乗ったシーバス・ボートで,とても親切にしてくださった方。
●魚の生態や真水と海水の関係について詳しく教えてくださった方。
●通勤途中の何気ない「ぽー」で,重要なベイト情報を教えてくださった方。
●苦戦しているときに,いつも傍にいて,必ず連敗から脱出させてくださった方。
●目の前の状況にどう対応していいかわからないときに,釣り場から何度電話しても嫌な声ひとつ出さずに答えに導いてくださった方。
●迷宮に迷い込んだ時に,何度メールで相談しても,不満一つ言わずに,丁寧にヒントや答えを教えてくださった方。
●激戦区のポイントに快く入らせてくださった方々。そしてそこでの釣り方を教えてくださった方々。
●辛いときにタイミング良くメールや電話をくださった方々。
●遠征準備のためのワガママをすべて実現してくださった方。
●6日間夜を徹して全力でガイドしてくださった方,一緒に竿を並べてくださった方々,様子を見に来て応援してくださった方々。
●寝ているボクを起こさないで,ワイパーにサイン入りルアーを挟んでいってくださった方。
●ライントラブルを回避するための糸ふけの回収の仕方を教えてくださった方。
●ロッドアクションに変化を加えることで,「次の1本」を取れる可能性を教えてくださった方。
●貴重な「バラシ映像」を撮影してくださった上に,穏やかな微笑みで疲れを癒してくださった方。
●ちょくちょく電話をくれては,ボクの「アカメ熱」を刺激してくださった方。
●釣り場で知り合って,竿を並べさせてくださったり,情報交換をさせてくださった方々。
●自作のルアーを惜しげもなく,くださった方々。
●fimoの中でのボクの基軸である「食べる!」コミュの運営をサポートしてくだる方々,コミュで楽しく絡んでくださる方々。
●ボクのログを御覧くださり,目標達成を応援してくださった方々。
●そして,ボクの釣りに関わってくださった全ての方々。
みなさんのお陰で,最後まで諦めないで目標達成に向かって頑張り続けることができ,ミッションをクリアすることができました。
本当に,本当に,ありがとうございました。
今年の残りの期間では,あと何本追加できるか,どのくらいサイズアップできるか挑戦を続けていきたいと思っています。
そして,今後は,自分の力で釣ったと感じられるようになっていきたい,そして,いつかは,お世話になった皆さんに恩返しできるようなアングラーになりたいと思っています。
「食べる!」コミュ,初めてのオフ会でのこと。
すべては,この日の「ある会話」から始まりました。
「上手くなりたいんでしょ?だったら,釣りに出る回数を増やして,できるだけ数を釣った方がいい。経験を積むことで見えてくるものがあるから。」
この言葉に後押しされ,奮起し,58本しか釣ったことのない初級者が,年間100本のシーバスを釣ることを目標にすることを自ら決意しました。
+++
3月2日,ログ上でその目標を公言し,以下のことを実行することに決めたのでした。
(1)釣行日数を増やす。(余裕があれば平日も釣りに行く。)
(2)サイズはともかく,数を釣る。
ここからボクの挑戦は始まったのです。
+++
知っているポイントが極めて限られているボクの力だけでは,到底目標を達成することが不可能であることは明白でした。
ソル友さんやそのお友達の御厚意で,ポイントに連れて行って頂いたり,釣り方を教えて頂いたりしました。
そのたびに,喜んだり,落ち込んだり,悩んだり,笑ったり,悔しがったり,頭を抱えたり・・・ 本当に,色んなことがありました。
四字熟語で言うと・・・・ 一喜一憂です(笑)。
そして,前回アップしたログで御報告したとおり,10月9日の時点で,89本のシーバスをキャッチするに至りました。
+++
そして迎えた10月10日からの大潮の週。
明暗が絡む橋脚回りのヨレが出来る場所で,「セイゴの数釣り」に徹することにしました。
この週で決着を付けようと心に決めていました。あわよくば一日で片を付けようと目論んでいました。
しかし,事はそう簡単ではありませんでした。そうした気持ちが余計な緊張感を生み,無駄に慎重になったりして,バラシの山を築いていくことになるのです。
+++
それでは,90本目から100本を越えるに至るまでのプロセスを御覧ください。
10月11日 多打数22安打5打点(最大50㎝)
明暗に入りれなかったので,最初は橋の下で橋脚の際を流す釣りをして6ヒット2ゲット。抜きバラシやすっぽ抜けが出始めました。
そうこうしていると,下手の明暗が空いたので,すかさずエントリー。するとほとんど投げアタリ状態なのですが,魚が小さいのかレンジが合ってないのか,なかなか乗らない。バイトの後送り込むようにして食い込ませてから巻きアワセのようにして強引に寄せているうちにすっぽ抜けてのバラシが多発しました。
最後に43㎝のフッコを抜き上げたときにロッドが折れ,心も折れてしまって退散しました。
90本目 フックン 40㎝ (TKLM 9/11)

91本目 フックン 50㎝ (TKLM 9/11)
釣り上げた後,カニを吐き出しました。

92本目 セイゴン 35㎝ (ヤルキスティック)

93本目 セイゴン 34㎝ (TKLM 9/11)

94本目 フックン 44㎝ (ヤルキスティック)
この魚を抜き上げたときに,ロッドと心が折れました。

10月13日 多打数8安打2打点(最大36㎝)
入りたかった明暗に先行者がいたので,別の橋の明暗の下手に初めてエントリーしました。
予報と異なり,強い北風が吹いてきて,フェザリングをしても大きく糸ふけが出るし,糸ふけを回収している最中にルアーが流されてしまって,橋脚の際のヨレの中を通すことが難しい状況でした。しかも,橋脚のデッパリの位置が,かなり低いのです。
そこで,キャストレッスンの時に教わった内容を思い出し,風の抵抗と下げの流れの速さを考慮に入れ,ルアーがヨレの中を通るであろうルアーの着水点を決め,そこに着水させるためのルアーの放射角度に見合ったキャストの目標点を決め,姿勢を低くし,ライナーでデッパリの下に打ち込んで行きました。もちろん,殉職上等です。
キャストした瞬間,フェザリングしながら,すぐさま上流側に移動し,ルアーが着水する直前にベイルを返し,糸ふけの回収を始め,ルアーがヨレの中を泳ぐように工夫してみました。
そして,色々と試した結果,風の弱いときにはsasuke 95SS,風が強いときには「リップの折れていた弾丸sobat 80」が当たりルアーであることが分かり,厳しい状況の中,無駄なバラシもありましたが,なんとか2本キャッチすることができました(リップ折れ弾丸sobat。早巻きすると,なかなか「エロい」スラロームを描きます)。ちなみに,「弾丸sobat」は,もちろん殉職なさいました(爆)。
95本目 セイゴン 34㎝ (リップ折れ・弾丸sobat 80)

96本目 セイゴン 36㎝ (リップ折れ・弾丸sobat 80)

+++
13日の状況をソル友さんに報告し,相談すると,14日に別の場所に同行させてもらえることになりました。しかも,14日は有給休暇とのことで,ポイントの確保までしてもらえることに! 本当に,感謝感謝なのです。
10月14日 多打数20安打10打点(最大39㎝)
ポイントに到着すると,すでにソル友さんは座って待ってくださっていました。二人でコーヒーを飲み,タバコを吸いながら,時合い待ちをしました。単独釣行がほとんどだったボクにとって,こういう時間がとても幸せに感じられるのです。
そして,実際に口にされた言葉は違っていましたが,ボクは,「彼が,今日という日をボクにとって記念すべき日にするために,ボクを先に上流側の明暗に入れてくださった」と理解しています。
ソル友さんのアドバイスどおりの釣りをして,次々と魚がヒットしていきました。
97本目 セイゴン 38㎝ (ヤルキスティック)

98本目 セイゴン 38㎝ (頭部が一部欠けているRB77)

99本目 セイゴン 34㎝ (同RB77)

何本かバラした後,いよいよその時がやってきました。
ルアーが明暗の境目に入った瞬間,深いバイト。
そして,ゴリ巻き・ズリ上げ。
ついに,年間100本の目標を達成する瞬間が訪れました。
100本目 セイゴン 34㎝ (同RB77)

ソル友さんは,ボクがこの魚をかけた瞬間,「メモリアル」であることに気付いていて,自分のルアーを素早く回収し,記念撮影の態勢に入ってくださっていました。この人の優しさは,本当に底がしれません。
年間100本達成の記念のブツ持ち

この魚を釣った後は,1本釣るかバラすごとに,上流側の明暗に交替で入り,二人で色々なルアーを試しながら,数釣りを楽しんでいきました。
101本目 セイゴン 34㎝ (TKLM 9/11)

102本目 セイゴン 20㎝ (TKLM 9/11) 人生最小 ルアー・シーバス

103本目 セイゴン 39㎝ (TKLM 9/11)

104本目 セイゴン 37㎝ (RB 66)

105本目 セイゴン 36㎝ (RB 66)

106本目 セイゴン 35㎝ (RB 77) 人生初のツ抜け・シーバス

この魚を最後に反応が途絶えたので,竿を納めました。
帰宅する前に1時間半もおしゃべりをして,改めて沢山のアドバイスをもらいました。そして,今までのお礼をこめて,ガッチリと握手をさせていただいて,お互いに帰路に着きました。
2011年10月14日。一生忘れられない日となりました。
+++
初級者シーバス・アングラーであるボクが,お世話になったみなさんのおかげで目標を達成することができたので,ここまでの道のりを自分なりに総括してみようと思います。
<釣行回数> <ヒット数> <ゲット数>
1月 釣行無し 0 0
2月 5回 9 8
3月 11回 16 13
4月 18回 23 6
5月 13回 21 14
6月 21回 32 15
7月 21回 17 10
8月 3回 0 0
9月 10回 20 8
10月 8回 84 32
合計 110回 227 106
釣行1回当たり 0.96本
ゲット率 46.6%
想像していたより良い数字に驚いていますが,一般的には「バラし過ぎ」ということになるのだろうと思います。
+++
我ながら,よく釣りに出かけたなぁと思います。正直,辛いときもありました。14連敗したときは,何故釣りをしているんだろうとさえ思いました。でも,諦めずに最後までやり続けて本当に良かったと心の底から思います。
たくさん釣りに出かけ,それなりの数をヒットさせ,釣ったことによって,漫然と釣りをしていたときには決して気付くことのなかったことに気付くことができ,また,アドバイスを頂いて気付かせてもらうことができたからです。
ボクなりに気付いたこと,気付かせてもらったことを,少しまとめてみます。他にもっと良い方法があれば,教えて頂ければ幸いです。
●初級者が釣りを楽しいと感じるためには,サイズもさることながら,たくさん釣れた方が良い。
●たくさん釣るためには,ベイトの溜まる場所,シーバスが着きやすい場所を特定しなければならない。
●正確なキャストをして,釣れるポイントにルアーを打ち込まなければならない。
●シーバスの捕食レンジを特定し,適切なルアーを選択し,深いバイトを得なければならない。
●深いバイトが得られたら,適切なタイミングできっちりとアワセを入れなければならない。
●フックやリーダーに過度の負担がかからない範囲で一気に寄せ,一気に取り込んだ方が良い。
●抜き上げられないサイズの魚をタモ入れする際には,魚を興奮させないようにラインテンションを「張らず緩めず」の状態を保ち,穏やかにタモ入れするのがベターである。
バラシまくった結果,ボクなりに,こういう結論に至りました。そして,これらがすべて,今後僕自身が身につけなければならない課題であると考えています。
+++
100本の目標は,決してボク一人の力では決して達成することはできませんでした。
●fimoやfimo経由で知り合って,一緒に釣りをしてくださった方々。
●目標を設定するきっかけを作ってくださった方。
●ボクには全く釣れない場所で,釣ってみせてくださった方。
●そのポイントで難儀しているときに,メールで,リアルタイム釣り指導をしてくださった方。
●マイポイントに惜しげもなく連れて行ってくださり,釣り方を教えてくださった方々。
●最新のマル秘釣果情報を提供してくださった方々。
●深夜までキャストの指導・練習に付き合ってくださった方。
●目の前で,すべての水音を聞き分け,魚を釣り分けて見せてくださった方。
●一緒に竿を並べ,目の前の状況に合わせた釣り方をアドバイスしてくださった方々。
●ボイルを目の前にしながら,釣りを中断してまで電話をくださり,そのポイントに呼んでくださった方。
●初めて乗ったシーバス・ボートで,とても親切にしてくださった方。
●魚の生態や真水と海水の関係について詳しく教えてくださった方。
●通勤途中の何気ない「ぽー」で,重要なベイト情報を教えてくださった方。
●苦戦しているときに,いつも傍にいて,必ず連敗から脱出させてくださった方。
●目の前の状況にどう対応していいかわからないときに,釣り場から何度電話しても嫌な声ひとつ出さずに答えに導いてくださった方。
●迷宮に迷い込んだ時に,何度メールで相談しても,不満一つ言わずに,丁寧にヒントや答えを教えてくださった方。
●激戦区のポイントに快く入らせてくださった方々。そしてそこでの釣り方を教えてくださった方々。
●辛いときにタイミング良くメールや電話をくださった方々。
●遠征準備のためのワガママをすべて実現してくださった方。
●6日間夜を徹して全力でガイドしてくださった方,一緒に竿を並べてくださった方々,様子を見に来て応援してくださった方々。
●寝ているボクを起こさないで,ワイパーにサイン入りルアーを挟んでいってくださった方。
●ライントラブルを回避するための糸ふけの回収の仕方を教えてくださった方。
●ロッドアクションに変化を加えることで,「次の1本」を取れる可能性を教えてくださった方。
●貴重な「バラシ映像」を撮影してくださった上に,穏やかな微笑みで疲れを癒してくださった方。
●ちょくちょく電話をくれては,ボクの「アカメ熱」を刺激してくださった方。
●釣り場で知り合って,竿を並べさせてくださったり,情報交換をさせてくださった方々。
●自作のルアーを惜しげもなく,くださった方々。
●fimoの中でのボクの基軸である「食べる!」コミュの運営をサポートしてくだる方々,コミュで楽しく絡んでくださる方々。
●ボクのログを御覧くださり,目標達成を応援してくださった方々。
●そして,ボクの釣りに関わってくださった全ての方々。
みなさんのお陰で,最後まで諦めないで目標達成に向かって頑張り続けることができ,ミッションをクリアすることができました。
本当に,本当に,ありがとうございました。
今年の残りの期間では,あと何本追加できるか,どのくらいサイズアップできるか挑戦を続けていきたいと思っています。
そして,今後は,自分の力で釣ったと感じられるようになっていきたい,そして,いつかは,お世話になった皆さんに恩返しできるようなアングラーになりたいと思っています。
- 2011年10月17日
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