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ドクガにやられた

道南の吉岡港にハゼ釣りに行ってきた。


この時期の道南ハゼは不安定なことが多いのだけど、今回は、入れ食いではないものの、飽きない程度にアタリもあり、魚も取れた。
ハゼのサイズは、アベレージ15cmほど、時々20cmを超える、顎の発達したオスのガリガリの個体。
2時間ほどで15尾。


しかし、このあと問題が。
釣り座のの後ろがから、やや強い風を受けながら釣りをしたのだが、後ろに生えているハマナスに大量にドクガの幼虫がいた。

釣りをしながら、足元を這う毛虫をさして気に留めず、たまに長靴で追い払ったりしてたのが、それがドクガの幼虫だったらしい。

釣りから帰って、首筋がなんか痒い。
熱い風呂に入ると、背筋がゾクゾクしてきて、
これは、アレルギー反応してるぞという感じ。

そのうち、首筋のブツブツは海綿のように膨れ上がり、バンバンに硬くなりだす。

その時点で原因は毛虫だと確信。
しかも、赤い斑点は200箇所以上。

webで調べてみると、毛虫がドンピシャでドクガ。
30ミリくらいで、オレンジと黒のボディに長めの毛。

道南西部では海岸部を中心に、定期的に大発生したいるようで、函館市や木古内町でも注意を促す記事がでている。

皮膚科の知り合いに聞いてみたところ、毒針毛が刺さった患部については、強めのステロイドの薬を塗布し、抗アレルギー薬を飲むしかないらしい。
症状が収まっても投薬をやめると、再発することもあり、完全に消えるまで2週間ほど薬で抑えルしかないとのこと。

毒針毛が風で飛んできた可能性があり、着ていたライジャケ、薄手のダウン、ズボン、シャツ、長靴、履き替えたスニーカー、その日使ったタオル、風呂に入ったときのバスタオル、ライジャケをおいた車のシート、なとに対策をしないとどんどん新しく、刺され続けるとのことで、こっちのほうが大変でした。

道南の西部では、ここだけでなく、函館市内から木古内町、福島町、乙部町でハマナスについているのを確認しているので、駐車帯などの植え込みなど、よく確認して釣りをされることをおすすめいたします。

【基本知識】
ドクガ
体長20〜30ミリほどの毛虫
ハマナスなどのバラ科の植物に寄生
体毛はやや長め
秋に孵化して冬を越し春に群れから単独行動
6月頃に羽化する
タマゴ、幼虫、メス成虫に毒針毛がある
特に終齢幼虫の毒針毛は50万本
毒針毛は長さ0.1ミリの中空状で片側が尖り、針の中にヒスタミンの毒がある
毒針毛は攻撃を受けたときに飛ばすことができるほか、風でも飛ぶことがある。

【症状】
かゆみ、腫れ、ただれ
ただし、最初はあまり分からず、2日後くらいがピーク

【さされたときの対応】
粘着テープで患部の毒針毛を取れる限り取り除くのがベスト
流水で流すのも効果はあるが、別の場所に流れるだけ


【治療】
皮膚科などの医師の診療を受ける

【弱毒化】
患部の治療は徐々に治癒させるしかないが、
衣服内などに残る毒針毛は、洗っても落ちにくく、乾燥状態でも弱毒化しにくいため、数カ月後に発症することもある。

毒針毛にある毒が水溶性なので、使ったものを長時間水に浸して弱毒化できるという情報あり。

また、毒性が熱に弱いので50℃のお湯に衣類を漬けておくと良いという情報もあり。

自分は泊まっているホテルの不必要に熱いお湯を利用して、すべてをつけ置きしてみました。
その後新しく痒みが出ることはありません。


どなたか、詳しい方、効果的な弱毒化について教えてください。

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