旅する釣り ~七寸八寸向こうあわせ~ https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) 軽量リールシートの妄想→制作 https://www.fimosw.com/u/guro/ecuka2o2d8ufym 2025-11-02T00:05:00+09:00 今回は形にできた、稀な例であります。

5フィートで20グラムを切るロッドを作成しました。
というものの、リールシートができたのが最初で、それに合わせてロッドが完成するというパターンでした。

ライトゲームのロッド制作で、最も重量が嵩むのがリールシートてす。
リールシートに重さがあっても、重心が手元にあることになるので20グラムくらいは本当は良いと思います。
しかし今回は、重量というスペックにこだわってみたかったので、リールシートをどこまで軽くできるのか考えました。

今回リールシート作りに使用したのは、
山で拾ってきた、枯れた根曲がり竹の元の部分。
なるべく太くて曲がりの小さいところを探してきて、十分に乾燥させて使えそうな部分を切り出します。




この時点で10グラム弱、直径は20-21ミリあります。
アーバー不要にするために、両端に節を残したものの、竹の穴が6ミリ以下なので、節の部位は関係なく使えそうです。

片側の節も落として、長さをリールフットに合わせて短くして、M6のボルトを貫通できるようにします。M6の130ミリのボルトを通して、ワッシャーとダブルナットで固定して、電動ドリルで回しながら磨いて磨いてシェイプアップします。一応18.5ミリの外径でやめておきます。
片側の端から15ミリの部分を16ミリφのリールシートのスクリューが入るサイズ、15.2ミリ前後に削ります。



なんとか形になってきました。





この時点でスクリュー入れてこの重さです。

さらに、シェイプアップを施しますが、
こんな感じで行きます。




赤線のところで落としてしまいます。

赤線の上側はリール装着し、なるべくブランクに近づけてローダウンするため。

下側はに関しては、
トップ側はリール装着と反対側はブランクを出してしまい、ブランクとリールシートとはスレッドで固定します。
バット側はリールシートの竹の穴を利用して引き抜きの力にも強度を発揮できるようにします。しかし、竹は繊維の向きが単一なので避ける可能性があり、バット側はあまりシェイプアップしませんでした。

またリアグリップ側はブランクの中心から1ミリほど高さを稼いで、スピニングリールのセンターのラインに角度をつけるようにセッティングできるようにします。

ブランクは磯竿チューブラーの替え穂先と6ミリ外径のカーボンパイプをジョイントしたものを使います。



写真を5枚以上貼り付けられないので、

つづく

ということにします。]]>
たゆむふ
ベイトリール 難しい https://www.fimosw.com/u/guro/ecuka2oazbj37u 2025-10-24T23:56:00+09:00 基本的にバカなんだと思いますが、世の中賢い人ばかりでも成り立たないのだと思います。
要は、わかってて騙されているうちは、文句、不平不満を言わないことですかね。

さて、とは言え、秋は一瞬にして終わって冬になった北海道で、人生の最大のテーマである「暇つぶし」の釣りをするには、ちょっと気合が必要になってきましたよ。
まだ水温は高めだけど、浅場は気温や流れ込んでくる水 朝晩の冷え込みでの宇宙空間への熱放射で、水温にムラが出てきてました。なので、まだ魚が夏気分で活性があるうちにと海に向かいました。

なぜかベイトリールのPR100を選んでしまったのですが、フィネス用に作ったはずなのに、なぜかナイロンを巻いたノーマルのスプールを選んでしまいました。キャスト立ち上がりがわるくて難しいこと難しいこと。ヨーヨーでも投げてるみたいに、仕掛けが竿先とつながっています。ブレーキを緩めれば、バックラッシュです。自分なりにサミングしてますが、スプール幅くらい親指太くないとサイドからのバックラッシュが出ます。それでも取り返しつかない程にはならずに、2メートルくらい糸出せばリカバリーできました。少し進歩したと思いましょう。

手返し悪いし、イライラするし。こんなもんだと諦めがうけばよいのですが、広い心を持ち合わせずなのです。

今回はフリーリグのような仕掛けにしましたが、シンカーを1/8㌉ではヨーヨー感が強く、3/16㌉1/4㌉と上げていって、しっかり飛びそうな兆しが出ますが、それ以上は竿のキャパがギリギリになり、ブレーキを調整しながらも時折バックラッシュで手返しが落ちてしまいました。

お目当てのハゼは、流れ込む真水が冷たいので、場所を移動して少し深めの(といっても1.5メートル)敷石の際にいるもののまだ活性が高く、ガツガツ当たってきています。
冬の体のようなぬめりもなく、黒い口にもなっていませんでした。

アイナメが良くなってきて、尺に少し足りないくらいのサイズがポンポンと出てきました。

雨も降り始めて、寒さとベイトタックルの使えなさに心折れてのつ抜けで納竿でした。

10月20日 15:00-16:10
気温4℃ 風:北西5m/s 水温10-12℃
ハゼ10尾 最大20cm 出来7cmも多かった
アイナメ 多数 15-28cm]]>
たゆむふ
鮭釣りはオワコンなのか https://www.fimosw.com/u/guro/ecuka2onrstwzi 2025-10-20T12:30:00+09:00
報道もされてましたが、今年は記録的な不漁とのことで、網走からウトロのエリアは、けっしてあまり良いわけではなかった昨年と比べても1/3の漁獲しかなかったというくらい鮭がいない状況です。
それでも、釣れるのではないかと思う釣り人の性で、予定した釣りをしなければ気がすまない、そんな感じで出発しました。
5日間滞在しながら竿を出しましたが、渋い状況に地元の人もほとんど来なくて、たまにレンタカーの人や地域外のナンバーの車がいるくらいで、逆に釣り座には全く困らない感じです。

気温も朝は3℃まで下がり、雪が降りそうなくらい寒くなりましたが、海水温は高いままでした。
それでも、行っていたエリアは気温や雨の影響で海水の表面温度は、ほぼ毎日1℃ずつ下がってきいました。
10月6日は15℃前後でしたが、18日には10℃前後、冷たい雨水が落ちているところては8℃台まで下がりました。

鮭の魚影も、水温の低下とともにブナを通り越して、真っ黒になった鮭の姿が日に日に増えていました。
しかし、真っ黒になった鮭は口を使いません。その下に銀色がいるのではと、棚を落として挑みましたが、たまにクロソイが突っついてくるくらいでした。
漁港の斜路にたまってもじっている黒い鮭を、入れ代わり立ち代わりで人がやってきて竿を出していましたが、皆さん釣れていなくて、しばらくやって帰ってました。

僕らは、旅行のついでに鮭釣りをするスタイルに切り替えて、紅葉や温泉を楽しむ方に切り替えてました。

鮭釣りしか釣りをしない方々はこの魅力のない状況をみてさっさと引き上げたのでしょうか。
浜や漁港にはゴミがなく、漁港のトイレもきれいでした。

気嵐のきれいな朝、今年の魚の少ない状況と、今年から釣り禁止になったり、厳格なルールを作った町村の対応などを思い、もう鮭釣りはオワコンなのかもしれないと思ったのでした。


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たゆむふ