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村岡昌憲

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Area5 ~イブランという爽快~

Area5 - Stage18 ~ イブランという爽快 ~
 
2005年10月13日 港湾部シーバス




 


前日の夜に90UPを久々に釣って、ぐっすり寝た翌日。(仕事は休暇中)
 
前日の興奮が未だに冷めやらなくて、いつの間にか部屋に夕日が差し込んでいるのにも気付かずに、僕は釣行記を書いていた。



暮れゆく街を見ながら、コーヒーをすすっていると、この2年間で置いてきた、たくさんのことを考える。

自らの選択に後悔はない、と書くこと自体、何かを後悔しているのではないか。

堂々巡りの思考に、答えは出ない。

僕はスズキ釣りは人より上手いのかもしれないけど、人生を生きるのは相当下手な部類だ。 

人生は難しい。スズキ釣りのようにはいかない。

いつも何かに葛藤している。決して世の中を斜めに見ているわけではない。

だけど、見たくないものが聞きたくないものがいつもこの心に飛び込んでくる。

他の人は気にしないで流すことでも、いちいちつまづく。



奈良女児殺害の小林薫の死刑判決に沸き立つメディアは、その後にアメリカのジェシカちゃんのニュースを関連して流しても、栃木女児小学生誘拐殺人事件については、一言も触れない。

NHKですらそうである。

他国の事件より、もっと報道すべき事があるだろうに。

ニュースを見ていると、心が苦しくなり、心を閉ざしたくなる。

だけど、それでは子供の頃の自分と一緒なのである。

目を開き、心で受け止め、その何かと闘わなければいけない。



で、釣りがすくってくれるのである。

変だと何だと言われようとそれでいい。

それで僕は自分のバランスを取っているのだから。





ロッドが振りたくなって予定もないのに釣り場へ。











ここんところの仕事と釣りで、身体中に疲れが残っていた。

文章では伝わらない。決して楽な釣りをしているわけではない。

実際は誰よりも、たくさん歩き、長い時間待ち、神経を張り巡らせてやってる。

その反動は、鉛のような取れない疲れとなって身体にへばりつく。





爽快な釣りをしよう。
 
 
 
 
 
となれば、ロッドはイブランしかないだろう。
 
場所は、珍しく都内地図を広げ、記憶と今の状況のプランニングをする。
 
ここ!
 
指さしたそこは会社の裏だった。
 
 
 
 
 
今日は休暇を取っているから別に後ろめたいことはないのだが、やはり会社の重役が釣りの格好をして社員に会うのは、かっこつかないので、行くかどうか悩んだけど、どうしてもここでやりたくなったのである。(普段やればいいのになぁ)
 
 
 
妙にコソコソしつつ、会社のビルの横からポイントへ入る。
 
ほどほどに満ちた階段状の護岸。
 
そこにヨレヨレを撃ちながら、護岸際に着いたシーバスを誘う。
 
 
 
軽めの連続ジャークを入れていると、数分もしないうちにワンバイト。
 
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綺麗な魚が入ると秋だなぁと
 
 
 
係留してある台船の流れが当たる側。
 
普通にヨレヨレで出なかったので、フォローでマーゲイを入れて、激しいトゥイッチで誘うと、1投でイブランに衝撃。
 
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イブランはヘビカバスタイルの真髄として一切妥協しない設計をしてもらった。
 
ネオンナイトなどは、いくら上級者専用の最高スペックモデルとは言っても、多少は柔らかく味付けされてしまうものだ。
 
どちらもスピードを追求したモデルとは言っても、F1マシンと街乗りのスポーツカーがまるで乗り心地が違うのと似ている。
 
 
 
しかし、イブランは超トンガリロッドである。
 
とにかく高感度・アキュラシー重視。そして強靱なバッドパワー。
 
ほとんどのケースにおいて、このロッドはポテンシャルを発揮することなく、フッククラスを秒殺にするパワーを持っている。
 
手首や膝を使う事を覚えていない人が使うと、バラシの山を築くだろう。
 
 
 
 
 
 
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2本目。同じ場所から出た。
 
 
 
イブランでPEラインを使うなら、なおさらである。
 
ナイロンの伸びを使ってファイトをするスタイルの人であれば、さらにこのロッドは手に負えない。
 
このロッドに全く搭載されていない、魚とのファイトにおけるクッション性能は、全てアングラー自らが身体を使ってやらなくてはならない。
 
手首、肘、肩、背中、膝、その全てを使ってフッコクラスの俊敏なエラ洗いをしのぐ。
 
身体を使ってクッション性能を補佐することを覚えると、本当に釣りが上手くなる。





 
イブランを使うことで、バラシが増えることを約束してもいい。
 
その代わり、一年間にたった数回しか来ない、あの瞬間。
 
ランカー級のヒットの時のみ、イブランのバッドパワーは真価を発揮するはずだ。
 
獲ったアングラーは言うのである。
 
「イブランで良かった」、と。
 
 
 
 
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3本目。同じ場所、同じコース、同じファイト。
 
 
 
 
 
群れの魚をスレさせずに全て掛けていく為には、ルアーのコースと掛けてからのファイトが重要だ。
 
ギュンギュンと気持ちよく走らせていると、周りの魚が付いてきてしまう。
 
追ってきてアングラーに気付いた彼らは二度と喰わない。
 
一尾ずつ、端っこから掛け、そのまま水面をエラ洗いさせながらゾーンから引きはがす。
 
すると彼らは付いてこないのだ。
 
水面に出すにはこのパワーがいる。






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4本目。めまぐるしいダートアクションに、最後にスズキ級が来た。
 
 
 
 
 
 
小場所では、喰わせ勝負になるため、ルアーにアクションを付けるための操作性も大事だ。
 
 
 
ちなみに最近話題になってるワインドとマーゲイのトゥイッチも同じリズムだ。
 
狙っていることも一緒である。
 
ジグヘッドにワームでないと、できない世界ではない。
 
僕はハードプラグで釣るのが好きだ。
 
幅のあるダートアクションができるプラグは他にもある。
 
 
 
 
 
さらに下流に移動して、橋下の明暗部。
 
 
 
小さい川は明暗が濃い。だけどスレやすい。
 
瞬間的に勝負を決めないといけない。
 
イナっ子数匹が暗部に入らないよう、泳いでいる。
 
スズキの気配を感じているのだろう。
 
 
 
 
 
しばらく見ていたが、静粛な感じ。
 
橋の上流側にある階段護岸の浅い場所に、イナっ子がたまっている。
 
手前にもいるし、対岸にもいる。
 
 
 
均衡状態にある
 
 
 
 
 
まずは時合を作る。
 
対岸のイナっ子の固まりの中に、X-80SWを叩き込む角度のキャストで撃ち込む。
 
 
 
着水直後に、ド派手にダートさせる。
 
びっくりしたイナっ子が逃げまどう。
 
X-80SWをすぐに回収し、そのままムチで打つように今度は足下のイナっ子の群れに叩き付ける。
 
ビッタンバッタンと数回やって、足下の護岸から追い払う。
 
ちりぢりになったイナっ子が明暗部に何匹か逃げ込む。
 
 
 
 
 
そこに一瞬出た影を見逃さなかった。
 
 
 
 
 
アンダーでX-80SWを送り込む。
 
着水前に、明暗部でスズキが水面を割った。
 
イナっ子に出た。
 
 
 
 
 
おお、ここまで活性が高いとは。
 
 
 
 
 
 
 
回収して、再度撃ち直す。
 
明暗に流れ込んでいくX-80SWに、先ほどの魚か判らないが、引ったくっていくスズキの影。
 
 
 
イブランのバッドが少し絞り込まれる。
 
これくらいのサイズになると、ファイトしがいがある。
 
 
 
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60は明らかに超えているサイズ。
 
 
 
 
 
写真を撮っている間も、ドバッと激しいライズが出ている。
 
 
 
 
 
あともう一匹か、デカいのがいる。
 
 
 
 
 
明暗に再度X-80SWを通す。
 
3投目、なんなくヒット。
 
それでも、秒殺といえば秒殺である。30秒もしないで引っこ抜く。
 
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ちょうど60くらい?
 
 
 
 
 
その後、反応が無くなったので、撤収。

まさにハイシーズン。魚はいるべきところにきっちりいる。

しかし、ベイトの数が少ない。

ここでこれしかいないのなら、湾奥のほとんどの場所はベイトの影が乏しいだろう。

ベイトが乏しくなると、スズキはプラグを見てバイトするようになる。

まさに1本1本を拾う釣りになる。

おまけにショートバイト連発でたいてい苦しい。
 
 
 
ベイトの影が見えなければ、すぐに移動すべし。
 
秋の基本ね。







攻略がパーフェクトに決まるとつくづく爽快である。
 
爽快感に満足して帰ることにした。






ふと思った。
 
イナっ子を散らして、時合を作るという考えを、干潟でやったらどうなんだろう?
 
なかなか散らせない事はすでに判ってるが、もし散らせるのだとしたら、時合を作れるのか。




そんなことを思ったら、いてもたってもいられずに、干潟に行きたくなる。
 
ウェーダーもベストもみんな丸洗いしちゃったので、古いヤツを引っ張り出してすぐにポイントへ。
 
と思ったが、まだ潮位が高く入れないことに気付いて、旧江戸に変更。







ここも潮位としては厳しいが、入れる場所がないわけではない。







いそいそと立ち込んでいくが、
 
なんと近くにイナっ子がいない(泣)
 
 
 
やっぱり流れがないとイナっ子も固まるわけもなく。
 
 
 
仕方なく、1時間ほど普通にキャストして普通に釣って終了。
 
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60釣ってる場合じゃないって
 
 


 

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