▼ 2003/12/4 千葉
- ジャンル:釣行記
- (continue (釣行記))
12月4日の深夜、湾奥の仲間と急遽向かったのは南房。
この時期、湾奥の魚達の多くが湾口へ向かうころ、湾の南では落ちる前の抱卵、爆発寸前のシーバスが増えてくる。
そんな魚を追いかけるように向かったのが南房。
特にこれといったポイントで粘るわけでもなく、数ある漁港やサーフ、小磯、流れ込みをランガンスタイルで叩いて魚を見つけていく。
狙うは一発ランカー横綱級。
まずは洲崎を超えて平砂浦周辺のシャローや漁港をチェックしていく。
水質はいたってクリアーでルアーはナチュラル系を装備。
各ポイントを大きめのシャローランナーからバイブレーションまで投入していくものの、反応がない。
そこでさらに北へ、北へとポイントを転々としながら数あるポイントを叩いていく。
ときには2,3投、またはキャストもせず、魚の気配がなければさっさとその場を見切って移動を繰り返す。
とある漁港で大量のベイトを発見し、常夜灯に群がるベイトの下に60cmほどのシーバスが何匹かいる中で
時折姿を見せるのは悠々と泳ぎゆく80cm前後のシーバス。
早速、タックルを車から取り出して常夜灯の沖や手前の明暗部を引いてくる。
ところがルアーに見向きもしない。
どうにかして食わせようと上から下まであらゆるルアー、様々なアクションで誘いをかけてみても口を使おうとしない。
水面を逃げ惑うベイトの姿があっても捕食音はまったくといっていいほど聞こえてこない。
食わせられない理由はわかっちゃいるが、ここは諦めて次のポイントに移動した。
そこは千葉独特のチープな漁港。
到着と同時にその気配にいち早く気づく。
「やってる…!」
遠目で見てもわかるほど水面にはベイトのキビナゴがびっしりといて、
魚がその下を通過する度にザァバババババ!と局地的な大雨が通り過ぎてはまた消える。
その合間に散発的に突き抜けるような捕食音が聞こえてくる。
もはや歩腹前進に近い状態で水際に近づき、そこからスロープに向けてのキャスト。
なるべく気を殺す。
魚にこちらの気配を悟られてしまってはおしまいだ。
水中に入っているラインにも光の注す方向に気をつかい、浅い方からスロープの落ち込みへとルアーを引いてくる。
ルアーはマッチザベイトでサスケをチョイス。
開始5分後、引いてくるサスケの周りでキビナゴが蜘蛛の子を散らして逃げていく。
直後に
ゴフッ!
バットまでしっかりと合わせを入れたところで水面を駆けるように突っ走っていく。
ロープの付いた浮標へ走ろうとしたが、スプールを思いっきり押さえて魚を止める。
ロッドを立てるとグリップの根元まで思いっきりひん曲がった。
浮きかかったところでエラ洗いをさせながら頭の向きをこちらへ向けてテンションを保つ。
かなりの重量感。
弱ってきたところで一気にズリ上げる。
74cmとは思えない体格だけなら横綱級といったところ。
その後、同じ漁港で粘ってみたものの魚は見えるのにバイトまで持ち込めないという状況が続き、夜が明けたところで終わりにした。
「使用タックル」
ロッド:
DEFI・プレジール88Crazy Hunter
リール:
シマノ・ステラSW4000HG
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・ソルトライン〈フロロショックリーダー〉30lb
ルアー:
サスケSS壱-95
- 2003年12月4日
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