





















バンクシリーズで4機種目となる『バンク100S』
リップ付きシンキングペンシルのバンクの100Sは、
シンキングペンシルのアクションを生み出しながらリップが付いていることで横風を受ける悪条件下でもしっかりと水を掴んでレンジとアクションをキープしてくれるルアーです。
・丁度いい
PSCで一番最初にリリースしたバンク82Sと120Sのちょうど間に位置するスペックで120Sの重さだとMLやMクラスのロッドでキャストするのが心配、という人向けのスペックでもあります。
ウエイトは27g。
1オンスを切っているのでMLクラスやMクラスのロッドで
フルキャストしやすいセッティング。
レンジに関しては間というより82Sに寄せていて
なるべく表層を引いてこれるよう比較的浅いレンジ設定にしています。
ただリトリーブスピードは82Sよりも少し早めでレンジキープできるようになっています。
アクションはバンク特有の頭から入るようなスラロームアクションです。ハイピッチなミノーやバイブレーションといったルアーとは異なるスローピッチなアクションで、流れのある場所から流れの極端に緩い場所まで幅広く使うことができます。
・適応フィールド
バンク100Sが使いやすいフィールドは
河川、比較的穏やかなサーフ、磯、港湾など
100mm 27gのボリューム感だからこそ
82Sでは物足りなかったフィールドをカバーします。
フックは4番を搭載し、使うシチュエーションによっては
太軸のHクラスのフックに換えて使うのもアリです。
・使い方
基本的な使い方はタダ巻き。
巻きスピードは流れの有無やキャスト方向にもよりますが、
自分が使っている4000番のハイギアリールで1秒に1回転~2回転前後になります。
それよりも遅く巻けばレンジが深くなりながら泳いでくるし、
それよりも速く巻けばレンジは上ずりより浅いところを通すことができます。
特にナイトゲームではタダ巻きを基本に使ってみてください。
イレギュラーな使い方として、リフト&フォールも効果的です。
バイブレーションではフォールスピードが早くリフト&フォールが上手くできないような水深の浅い場所では、フォールスピードを遅くできるバンク100Sが活躍します。
バンク82Sでは少しレンジを入れにくいような足場が高い場所での釣りや、魚自体が深い時もリトリーブスピードは82Sに近い状態でレンジだけ下げる使い方もできます。
リフト&フォールではフォールスピードが遅く
より魅せる時間が長く取れるからこそ獲れる魚もいるので
ボトム付近にサスペンドしているニュートラルな魚を獲りたいときにリフト&フォールをやってみてください。
また、速巻きをするとハイピッチなミノーのアクションに変化します。これはバンク82Sでも同じことができ、コンセプトを踏襲しているんですが、タダ巻きの中に速巻きを入れて一瞬逃げ惑うベイトを演出したり、ベイトが多すぎてタダ巻きでは反応させにくい時や、デイゲームでバイブレーションよりも浅いレンジで速いスピードで誘いたいときに有効です。
82Sほど安定した速巻きを主としたルアーではないのでスポット的に速巻きを入れる程度で使うのがベストです。
一つのルアーで色んなアプローチができるのもバンクの魅力。
シンキングペンシルは横風にすごく弱いルアーの一つです。
中でも軽ければ軽いほど横風の影響を受けやすく、
着水から水を掴むまで時間と距離が必要になり、
場合によってはバイトゾーンも外してしまいかねないし、
レンジコントロールも上手くできません。
・バンクの特性
特にバンク100Sは飛距離が出しやすいモデルだからこそ、ラインが長く出ていれば出ているほど、横風の影響を受けやすいルアーとも言えます。
そうした悪条件下でリップ付きシンキングペンシルの性能が最大限に活きてきます。
風がある状況でも着水直後から滑ることなくアクションを発生させ、リップが水を捉えレンジを逸脱することなく着水からシーバスに対してルアーとして最もベストなアピールが出来ているということ。
風があっても無くても着水直後から安定したスイムレンジと動き出しを実現し、尚且つシンキングペンシルのアクションで誘うことができるメリットをうまく利用して釣果に繋げてみてください!
『BANQ 100S』【水中映像】CONCEPT MOVIE
https://youtu.be/dDzxFM-lEl4?si=uh8loNzTaQUmV5J9
・カラーラインナップ
ハッピーレモン
レモンソーダミント
ロイヤルコーラルピンク
ブルピンシャドーボーン
レッドヘッド
ブレイクスルー
アンバーゴールドフィニッシュ
アイスブルーパール
COHマットチャート
PSC






















































































































































