
横浜の釣りフェスティバル直前に発表され、大きな反響をいただいた『morethan BRANZINO CGS』。 会場で直接お話しさせていただいた皆さま、本当にありがとうございました。
今回は、このロッドに込めた想いと、革新的なテクノロジーについて改めてブログに綴りたいと思います。
■1ミリの妥協も許さなかった「CGS(カーボングリップシステム)」

従来のEVAでは不可能だった複雑な造形を可能にする【CGS】。
昨年登場したエメラルダス ストイストの形状を流用するのではなく、シーバスフィッシングにおける「キャスト・操作・ファイト」の全フェーズを分析し、一から作り込みました。
「面」で捉える安定感

リールシート周りは単なる円形ではなく、複数の「面」を設けています。指の曲線に対し、グリップをフラットにすることで接地面積が増加。これにより、ルアー操作時やファイト時に滑らず、今まで以上に軽い力で意のままに操ることが可能になりました。
グリップが円形の場合、指との接地面が少なく、特にルアー操作時やファイト時に転がりやすく不安定になりがちです。

シーバスの場合、キャスト、ルアー操作、ファイトとリアグリップを含めてグリップの手や指の添え方は人それぞれです。
自分でもそれぞれのフェーズで握り方や指の添え方、力の入れ方が変わるので、全てのフェーズで安定していながらも力を入れることができるような形状を追求しました。
腕にフィットするリアグリップ
断面を「逆台形のような楕円」にし、上部に広いフラット面を作りました。ファイト中リアグリップを腕に当てて使う時にフィットする形状にしているため、ここでも安定感が増し操作性を高めています。腕に当てた際の安定感が飛躍的に向上し、角のアール(曲線)まで徹底的に調整することで、長時間の使用でも違和感のない、優しくも確かなホールド感を実現しています。
■指先に伝わるもの全て、圧倒的な「反響感度」
カーボン一体成型の中空構造が生み出すメリットは、軽量化だけではありません。 特筆すべきはその「感度」。まるでブランクを直接触っているかのような情報量が手元に流れ込みます。
驚くべきは、リアグリップまでもが高い感度を持っていること。ラインからティップへ入った微かな振動が、リアグリップを通じて脇の下や腕にまでしっかりと伝わります。ボトムタッチやフォール中の小さなバイト、ラインが弛んだ状態の違和感まで、すべてが「音」のように伝わる感覚をぜひ体感してほしい。
釣りフェス会場でも体験された方もいたかと思いますが、ロッドを抱えた時のグリップだけでなく、リアグリップの感度に驚いた方も多かったのではないでしょうか。
そうなんです、リアグリップも当然ながら高感度。ラインを伝ってロッドティップから入った振動はリアグリップまでしっかりと届き、沿わせた腕や脇の下までしっかりと伝わりわずかな情報も届けてくれます。
■◤CARBON COMPLETE DESIGN◢ の真髄

【CGS】カーボングリップシステム(新採用)
【AGS】エアガイドシステム
【CWS】カーボンラッピングシステム
これらすべてをカーボンで構成した「カーボンコンプリートデザイン」が、ロッドのポテンシャルを未踏の領域へと押し上げました。
すでに定評のある【AGS】は、カーボンフレーム独自の「軽さ」と「剛性」で、ラインの振動をロスなく手元に伝えます。そのガイドを支えるのが【CWS】です。従来のスレッド(糸)ではなく、カーボンシートでガイドを固定することで、保持力を高めながらガイド足の短縮化に成功。
この徹底した「脱スレッド・カーボン化」による軽量化が、結果としてさらなる高感度を生み出しています。
■圧倒的な機能美
実用面と同じくらい大事なのがデザインです。今回【CGS】で求めたのは「機能美」機能性を持ちながらフラッグシップの上をゆく特別なロッドであるからこそ、より美しく洗練されたデザインとの両立を図りました。
特にこの両立に多くの人と時間を費やしたわけですが、結果として最高の「機能美」を持ったロッドに仕上げることができたと自負しています。

■柔よく剛を制する。新素材「トレカ®M46X」の衝撃
その理由は、この新素材とダイワの「SVF COMPILE-Xナノプラス」が融合することで、「相反する要素」の払拭が可能になったからです。
軟らかいのに、圧倒的に飛ぶ
軟らかいのに、高いキャスト精度を出せる
軟らかいのに、遠くの魚にフッキングが鋭く決まる
軟らかいのに、一気に寄せられるパワー
超高弾性ゆえの反発力が、しなやかさの中に強烈な芯を作っています。バラシを軽減する「しなやかさ」がありながら、ランカーをねじ伏せるパワーを持つ。まさに理想のブランクが完成しました。
軟らかいのにキャスト時はしっかりとルアーを押し出し、ブレの収束が早く高いキャスト精度を誇る。
ロッドティップのブレの収束が早くスムーズにラインが出ていき飛距離が伸びる。
軟らかいのに遠くの魚にしっかりフックを掛けることができる。
そして軟らかく、しなるからファイト中はバラシを軽減することができ、最後は肉厚の筋肉質な反発力で寄せることができる。
そんな不思議なロッドなのです。
■このロッドに込めた想い

このロッドは、決して「高価なパーツを並べただけの贅沢品」ではありません。
完成に至るまで、気が遠くなるほどの時間と多くの人間が情熱を注ぎ込んできました。
何本ものプロトを焼き、CGSの造り込みにかけた時間。
フィールドで何度もテストを繰り返す日々。
ドームでの徹底した飛距離測定、さらにはセンサーを用いたキャストフォームや、キャストスピード、負荷の数値化など、ダイワの持つテクノロジーのすべてをこの一竿に注ぎ込みました。




ベイトにしっかりついている証拠。
こういう魚がバチが出ればバチにつき、アミが沸けばアミにつく。
その数も増えてくれると良くなるかなと。
昔はよく、1~3月の河川下流・河口域のオープンエリアで
シャローランナーやウエイク系のルアーで釣っていたのを
思い出す。
バチが絡まない潮まわりは特に有効でいい潮まわりでなくても
流れが効いている時間帯であれば可能性がある釣り。
ほとんどはイナッコを追っている魚で出れば
アベレージサイズが良いのが特徴です。
いつの時期もそうですが、
今時期もシンキングペンシルは必ず持っておきたいルアーです。





























































