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金森 健太
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▼ 清流鱸?を追って(後編)
こんばんは!
今回は前回の続編、九頭龍川釣行です。
寄り道した小規模河川での釣りを終え、時刻はまもなく1時。本当はここで仮眠を取る予定だったが、先程キャッチ&リリースしたシーバスの余韻が冷めず、未だ噴き出す脳汁が収まらない。
ならば眠くなるまで走ろうと、九頭龍川へ向けてアクセルを開けた。
越前海岸沿いの国道をゆっくり走り、水仙の里公園のあたりで車を停めた。座席を目一杯倒し、厚手の毛布に包まると、すぐに睡魔が私を包んだ。
目を覚ますと、時刻は9時。開始予定の夕マズメまでは十分に余裕のある時刻だ。左に見える日本海は前夜の暴風で荒れ狂い、その海面は真っ白なサラシで染まっていた。
しかし、風裏のポイントはなかなか良さげなサラシが広がっていて、雰囲気は良さそうだ。
あのサラシの下に、ヒラスズキがいるかも…
一瞬ルームミラー越しに、後部座席にぶら下がるウェットスーツに目が行く。
いかんいかん、今日は九頭龍川へ行くのだ。一応磯の装備は用意してあるが、先ずは目的地まで行かねば。
サラシの誘惑を振り切り、車はやがて福井市街へとたどり着いた。
福井市街に着いて、先ずは情報収集のため上州屋へ。ついでに使えそうなルアーがあれば買い足しておこう。
上州屋ではこれといって買いたいルアーはなく、ビッグベイト用のフックをいくつか購入。レジ横で店員さんにシーバス釣りが可能なエリアと最近の傾向を聞く。それによると、最近はあまり芳しくないようだ。しかし、時期的にはそろそろ落ち鮎パターンに切り替わる頃とのことで、薄くではあるが期待が持てるようだ。
上州屋を後に、今度はシーバス釣りが可能なエリアを一通りチェックすると、駐車スペースがかなり少ないことに気付いた。しかも河原は深い薮に覆われていて、エントリーはかなり困難なようだ。見た感じ、どうやら長距離の藪漕ぎを余儀なくされそうだ…。
そうこうしているうちに再び睡魔が襲い、かろうじて見つけた駐車スペースに車を停め、再び仮眠を取ることに。
目を覚まし、時計を見ると時刻は14時を過ぎていた。遅い昼食の後目をつけていたポイントに向かうと…そこには先行者の車が。しかし…この車に見覚えがある。しばらく身支度を整えながら待っていると、その車の持ち主が戻ってきた。やはり、何度か釣行を共にしているシーバス仲間の方だ。
挨拶もそこそこに、早速情報交換。初めての九頭龍川、ここで九頭龍川に通っている方から情報を聞けるのは本当に心強い。エントリールートや、この場所の攻略法などを事細かに教えていただいた。
本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m
仲間の方と別れ、早速ポイントにエントリー。時刻は15時半、夕マズメには少し早いが明るいうちに状況を把握しておきたい。
そのポイントは小石底のフラットな瀬が対岸に当たり、その下に広い淵が広がっている。小石底のため底流れもかなりキツく、一見フラットに見えるがなかなかの激流のようだ。
以前、九頭龍川に通い込んでいる鮎師さんからこの川は底押しがキツいから立ち込む時は気をつけろという話を聞いたことがあったが、その話の通り瀬に立ち込むのは危険かもしれない。
しかし…その瀬の脇や瀬落ちでは無数の鮎が跳ねている。鮎の名川でも知られる九頭龍川、鮎の魚影も桁違いに濃いようだ。
ならばとスナップにゴルゴーンをセット。瀬から瀬落ちへ向けてダウンで流し込む。
このあたりがブレイクになっている筈…と読んだピンでは反応無し。次いでジョインテッドクローマグナムのシンキングでボトムを転がすように流していくが…やはりノーバイト。ジョイクロをマグナムから178シンキングに変え、対岸ギリギリの僅かなヨレをサーチ。立ち位置を下流に移し、アップで対岸ギリギリにアプローチ。ラインスラックだけを回収するイメージで巻いていく。
何度も瀬落ちと対岸を178とマグナムで撃ってみるものの、反応はない。そのうちに、マグナムを根掛かりでロストしてしまった。
3号+40lbでも地球には勝てないorz
やがて空の色が変わり始め、ここで流す釣りから誘い出す釣りにチェンジ。メガドッグXをスナップにセット。対岸際と瀬落ちをドッグウォークで誘い出す。しかし…反応はない。
下流へ移動。先程と同じような瀬落ちを今度はカゲロウ155F改で撃ってみる。
アップからダウンへ、そして手前のヨレにカゲロウが入ったその時
ゴン
確かな生命感、フッキングと同時に水面が炸裂。やっと出た…!
……が
フックアウトorz
当然その後は反応はなく、一旦河川敷に上がり下流へと歩いていき、ルートが作られている場所を片っ端から叩いてみた。
魚からのコンタクトがないまま、時刻は21時になろうとしていた。
頭を過ぎる、ボウズというワード。
車へ戻るついでに、最初のポイントをもう一度叩いてみようと決め、上流へと引き返した。
真っ暗な闇に包まれた瀬は、昼間とは全く違う雰囲気を見せている。昼間は心地よく聞こえた瀬音も、今は暗闇と相まってなんとも不気味な慟哭に聞こえた。
淵の真ん中あたりに立ち、カゲロウ155F改を対岸際にキャスト。わざとラインスラックを出して、対岸際を流していく。と
ボシュ
突如、水面が炸裂。
……空振りorz
何度か撃ち直してみたが、再び水面が破れることはなかった。
今度は手前の瀬落ちを撃つ。超アップでキャスト、ルアーが動かないようにラインスラックを回収していくと…
ボシュっ
再び、水面が炸裂。一瞬の間を置いて、ロッドに重さが乗る。
フッキング、ロッドが曲がり、獲物が激しいエラ洗いを見せる。しかし
「ちっちゃ!」
思わず、声が出る(笑)
とはいえ初場所の初フィッシュ、バレるなよ…と祈りながら寄せ、無事ランディングネットに滑り込んだ。
サイズこそ55cmだが、記念すべき九頭龍川初シーバス。
諦めず投げ続けて出した執念の一本だ。
まだ出そうな雰囲気…しかしこの後は反応がなく、23時頃に終了とした。
車に戻り、遅い夕食の後対岸へ移動。なんとか車を停められる場所を見つけ、仮眠を取ることに。
翌9日、早朝4時。
スマホのアラームで目を覚まし、車から降りると…やはり寒さが染みる。上着を着て身支度を整え、目をつけていたポイントへと急ぐ。しかし
手前の分流が予想より太く、渡ることができない。仕方なくこのポイントを諦め、移動することに。
次のポイントは絞り込まれた荒瀬の瀬落ち。瀬落ちの下は広大な淵になっていて、雰囲気は悪くない。
時刻はすでに4時半、明るくなるまでが勝負だ。
先ずはカゲロウ155F改、超アップに投げてナチュラルドリフトで流していくと、いきなりド派手に水面が破れる。
……が
空振りorz
まだ出る…
ボシュ
……また空振りorz
今度はレンジを下げて流してみる。ジョイクロ178シンキングを同じようにテンションをかけずに流し込む。
ゴン
よっしゃ…!
確かな重量感、一気に浮上して激しいエラ洗いで水面が炸裂…
………バレたorz
…ジョイクロなんでこんなにバレるん、、、(泣)
時刻はまもなく5時、まだまだ辺りは闇に包まれているものの東の空は白く光を放ち始めている。
諦め半分で、スナップにセットしたのはメガドッグX。少し時間を置いて、同じピンにアプローチ。ピッチの早いドッグウォークで誘い出す。
1投、2投…
瀬の激流の際で、メガドッグXが軽快に首を振る。その時
ガボっ
水面に、大きな水柱が立つ。
まだ…!
そう呟いた瞬間、ロッドに確かな重量感が乗った。
よっしゃ…!
フックアップ、激しいエラ洗いで再び水面が炸裂。今度は逃がさない…!
エラ洗いの後、激流へと突っ込んでいく強烈な引き。そこまで大きくはなさそうだが、激流のシーバスのトルクは桁違いに強い。ロッドをしっかり曲げてダッシュを止め、ゴリ巻きで一気に寄せる。
朝焼けの水面に、奴の銀影が浮かぶ。
躊躇うな…自分に言い聞かせ、一気に河原へ引きずり上げた。
※2枚目は明るくなってから撮影
サイズこそ63cmだが、白銀の鱗を纏った極太な魚体がなんとも美しい。
何より、導入したばかりのメガドッグXでヒットさせたことが何より嬉しかった。
リアフックがエラの中に掛かっていて出血が多かったためキープすることにして、ストリンガーに掛ける。
その後完全に明るくなるまでメガドッグXとジョイクロ178、ダウズスイマー220改(フック変えたらスローシンキングになったw)で広範囲を撃ってみるも反応はなく、ポイントを移動。
長い長い薮を超え、やっとたどり着いた荒瀬の瀬落ちから広がる淵。至るところで無数の鮎が跳ね、雰囲気は最高……
対岸に先行者いたorz
引き返すのも面倒になってしまい、その場に座り込んで休んでいると…
「こんにちはー」
突如、背後から声が。
「釣れますか?」
「夜明け前に一本獲りましたよ」
「地元の方ですか?」
「いや、岐阜からです」
「岐阜から…ひょっとして金森さんですか?」
何故知ってるw
話を聞くと、なんとSNSのフォロワーさん。この3連休を利用して遠い三重県から遠征に来たのだとか。
あまりSNS上でやりとりはしていなかったのだが、実際に会うとあれやこれやと話は尽きない。
シーバスのこと、伊勢湾奥のこと、在来イワナのこと、、、。
それからは他愛もない話に盛り上がりながらゆるりと投げ続け、11時頃に釣りを終了とした。
使用タックル
ロッド/アブガルシア・ソルティーステージKR_X1033
リール/シマノ・14カルカッタコンクエスト200
ライン/DUEL・ハードコアX8 3号
リーダー/バリバス・ナイロンショックリーダー40lb
ヒットルアー/megabass・カゲロウ155F改(GGコノシロ) メガドッグX(カラー名忘れた)
初めての地で慣れない状況、シーバスもかなりハイプレッシャーな印象を受けたが、結果素晴らしい清流?鱸に出逢えた今回の釣行。密かに狙っていたランカーサイズには出逢えなかったものの、久しぶりに充実した釣行だった。次こそはランカーを仕留めると誓い。九頭龍川を後にした。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 2022年10月10日
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