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ライバルが増えるのであんまり伝えたく無い話

オールドリールは市場に出回る数が限られていて、減ることはあっても増えることがないので、欲しがる人が増えるのは正直好ましくない。


自分の記事を読んで、当該のリールが欲しくなるひとが増えるとも思えないのですけど。


でも、同じ喜びを共有できる人が増えるのなら、古リールの一個や二個惜しくはないと言うものです。






さてさて、本題に入る前におさらいです。


シマノもダイワもスピニングリールのエントリーモデルやオールドモデルはハンドルが供回り式であることがおおいです。


そしてそのハンドルのシャフトがシマノは四角、ダイワは六角であるというのは皆さんもご存知の通り。

勿論、両社の供回り式ハンドルに互換性はありません。

(むりくり内腔を削ったり、むりくりネジ切りして他社のハンドルを打ち込む猛者もいるみたいですが)


供回り式はハンドルガタツクとか、巻き心地悪いとか負の側面ばかり強調されることがおおいですけどシャフトさえ合えば(フラグ)自由にハンドルの付け替えができますのであながち悪いことばかりでない。


そもそも00ステラまで、国産のスピニングリールはフラッグシップモデル含めてほぼ全て供回り式ハンドルだったわけですからね。


(大森製作所とか、投げ釣りリールのような一部の左右付け替えできないタイプのスピニングリールは、昔はからねじ込み式が多い)



で、今回の本題ですが、

1980年代までシマノのスピニングリールも六角シャフトだったというのをご存知ですか?







さっそく行きましょうね。

六角シャフトをもつシマノスピニングリール

シマノ KXシリーズ

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シマノ初のサイレントストッパー付き、小型スピニングリールです。

当時の時勢を考えれば、ダイワのファントムシリーズを意識して作ったバス釣り用リールであろうと思われます。


何故かこのリールは六角シャフトで、ダイワのリールとハンドルの互換性があります。



シマノが70年に発表したDUXというリールは、太軸の四角シャフトです。(この太軸四角シャフトもまたちょっとややこしいのですけどね)


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これはマイナーチェンジ版のNEW DUX私が愛してやまないハンドルをネジで固定するタイプ(正式名称知らない)



77年発売のMIGは六角シャフト。

80年発売のKXは六角シャフト

81年発売のMLZは六角シャフト


83年発売のカスタムと初代BBXは今の四角シャフト。

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これはカスタム1000

大森製作所ダイアモンドマイコンのぱくr

げふんげふん




おそらく、81年から83年にかけて何かしらの技術刷新があったものと推測されます。


ネットで得られる情報はこの辺りが限界でした。

なにか詳しい事情ご存知のかたは教えて頂きたいです。




で、六角シャフトのシマノがあるからなんだという話ですが



ダイワのリールにも、ネジで止めるタイプのやつ(正式名称知らない)がつけられるんです!



ダイワのファントムGXがあるじゃないかという声が聞こえてきそうですが…


高い!(ドンっ)


出回ってる数が少ない!(ドドンっ)



私のハンドルネームを思い出して頂きたい。

お金そんなに自由に使えないんですよ(小声)



そこでKXの出番です。


これをこーして…

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ss750にKXのハンドルシャフトをぶっさします。



あーして…

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できました!

名機 ウィスカートーナメントss750

ネジでハンドル止めるやつ仕様!






因みに。

ネジで止めるやつ(正式名称知らない)を採用してるダイワのオールドリール が無いわけでは無いです。


こちら。

パンチシリーズ

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あ、間違えた。




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どちらも二束三文で売られているダイワのオールドリール です。


一見立派なネジで止めるやつ(正式名称知らない)をお持ちですが。


第二世代のパンチ1500は六角シャフト


第三世代のパンチマークⅣのハンドルは太軸の四角シャフト採用なのです。


稲村のロディベースのリールで、大型の番手はこの太軸四角シャフトを採用しているのでは?

という仮説ですが、確証はありません。

さっきちらっと出てきたDUX(シマノが作ったリール第1号)は、同じく太軸の四角シャフトですが、径が違うので互換性はありません。


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ちょっとフリーダムすぎんよ…



太軸四角シャフトは手持ちのリールで互換性のあるリールがなかったため、使うならパンチ1500のハンドルですが、問題が一つ…



オールドリール あるあるなのですが、



シャフトが妙に長い。

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こっちから見ると普通ですが…



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普通にぶっさしたら反対側から飛び出します。



カラーを噛ませたり…


リールスタンドで隠したり…


なんらかの仕事が必要です。



長い分だけシャフトぶった切ることも考えましたが、ネジのタップが結構ギリギリまでしか切ってないみたいなんで、ネジがしっかり閉まらなくなります。


一応ボディが分厚い機種なら、反対側に飛び出しません

5k2fm4dtymca5jiu99kg_361_480-23f55ca4.jpgウィスカートーナメントss850LB

つけたものの、あんまり似合いませんな…








まあそんなわけで、丁度いい長さの六角シャフトをもつネジで止めるやつ(正式名称知らない)


の供給元として現状シマノのKXシリーズが最適解なわけです。



安定供給には程遠いですが、見つけたら積極的に確保していきたい。


勿論、そもそもKXシリーズはシマノ最初のサイレントストッパー付きルアー用スピニングリールとして大変意義深いモデルでありますのでそのまま愛でるのもありです。




さて。

こんな話を聞いたら、KX欲しくなりますよね?



え?


ならない?



またまたぁ笑笑


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