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【石狩湾新港ロック】出張帰りに思わぬ大物との遭遇

出張の帰り道。夕マヅメに間に合いそうなので、石狩へ。ところが着いた途端に、土砂降り。雨雲レーダーを見ながら、7時過ぎたらなんとかなりそうなので雨宿りして、雨上がりから開始。
場所は中央水路樽川側の階段護岸。
生ぬるかった風が北東に変わって、山瀬のような霧に包まれた。
渓流用に持っていた自作ロッドをセットしジグ単で、岸寄りの浅いところをフォールとスローリトリーブでやってみることに。
開始早々から、アタリがありグラスロッドが引き込まれてました。竿はバットまで曲がってブルブルと魚の動きが伝わる。ウィードに絡まれながらも、半ば強引に引いてゲット。

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9寸あろうか

さらに、続けて

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8寸。少しサイズダウンしたがまるまる太って重たい。
このときにタモでランディングしたが、すぐに針が外れたので、網に入れたままにして、前に釣ったものもネットに入れる。短い時合なので、さらにもう1尾取ろうと、魚を背に海に向かうが、このあと予想しなかった事態が。
背後に何か気配がしたので振り向くと、タモの中の魚を暗闇で動物が咥えている。赤外線ライトを当てると目が光っている。
ライトをつけると、キタキツネが網の裏からソイにかぶりついていて、至近距離でしばらく睨み合い。体長は60cm大人のキツネ。近づくとソロリと護岸をタモを引きずって上に上がって行く。

階段護岸を上がりきったところで再び睨み合いになり、タモに手を伸ばすとキツネとタモが走り出した。こちらも追いかける。一段上に上がる階段をキツネが登る時に、タモの柄が伸びた。なんとか追いついて振り出しの元竿を掴む事が出来た。タモの柄が4.5mフルに伸びた状態で引っ張り合いになり、しばらく格闘。網を持ち上げ気味に力をかけてシェイクすると、キツネは網を離した。
なんとか道具は取り返せたので、網を裏返してキツネに魚をくれてやった。
網は無事だが、たもはコンクリートに擦れて全ピースに傷。

自分の中途半端な殺生に反省。

皆様も魚や食べ物を取られないようにご用心くださいませ。

るーるるるるるという心和むような顔つきではなかった。

ごんぎつねのようなストーリーでした。


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