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タイ パックバック釣行 カオレム湖編

  • ジャンル:釣行記



タイ釣行の後半の記録。



狙った魚は、
雷神、シャドー。


そして場所はシャドーの聖地、カオレム湖。


バンコク市内からリュックサックと釣り道具を担いで
バスを乗り継ぎ、丸2日。


やっと到着したカオレム湖。





ここでは、3人は別々に行動して、
それぞれが自分の思うようにシャドーを
追いかけた。



釣り方は、まず、魚を釣る以前に
そのへんにいる漁師さんに
船を出して自分に魚を釣らせてくれるように
交渉しなくては、いけない。

(まぁガイドさんもいるらしいが
冒険っぽくないのでパス。笑)



だけどそのお蔭で、釣りのテクニックとか
そういう事の以前に、言葉がまったく通じない中で
こっちの意思を伝えるコミュニケーション能力。

良い人と悪い人を見分ける判断力。

知らない漁師さんたちにどんどん話しかけて
自分がどれだけシャドーを釣りたいかを
アピールする度胸。

などなど、様々な
今後、自分の人生の中で
役に立つで有ろうことを学ぶことが出来た。


そして、何より色々な
「出逢い」がうまれた。



自分にとって、ここで出逢いは
短い期間だったけど、絶対に忘れない出逢い。



彼らも、日本から突然来た、
こんな釣りキチの事を覚えていてくれたら
嬉しいな。



そしていつか、この時の写真でも
現像して、もう一回、会いに行きたい。






ではここからは写真で振り返ります。






カオレム湖ではタイ人や
モン族と言われる少数民族が
湖上に家を浮かべて生活しています。






道行くおっさん達に声を掛けまくると
案内された家。




こんな船で漁師さんは漁をしています。
もちろん、今回自分達が釣りをしたのも
こんな船。




初めてのカオレム湖。
ついにここまで来てしまったかという高揚感と
見知らぬ地で知らない漁師さんの船に
乗っているという、不安が入り交じる。




ワンニー君。
彼らにとって、船は自転車みたいなものなので
楽々操船していた。




給油も湖の上。
ワンニー君にはかなりいじめられたが
お互いに凄く楽しくて、
ずっと話していた。(言葉通じてないけどw)




初、シャドー。
嬉しすぎ、叫びまくった。

この時、操船してくたいたロウニーさんは
あまりに俺が嬉しがるから笑っていた。





美しい。





シッコーさん。
3日間もお世話になった。

めっちゃいい人。

でもいつも奥さんは超怖い。笑




シッコーさんの家で。





夜は屋台に行ってみた。
60円(約20バーツ)でお腹一杯になる。





夜はうっぴーと合流して
屋台で買ったソーセージで適当に釣る。

なにこの魚。笑





見たこともない魚が釣れる度に
めっちゃテンションが上がる俺ら。笑


「俺らって、釣りが好きってよりも
魚が好きなのかもね。」


なんて、会話をしながら竿先を眺めて
酔っぱらう。




訳あって、意味わかんないくらい
混んでるバスに詰め込まれたり。
(このあと、胸まで色んな人の荷物で埋まった。)



普通に牛がいる日常。






めちゃくちゃ釣りたかったフラワートーマン。





花柄。メルヘンな魚だなぁ。笑

フラワーは商品価値はないらしく
シッコーさんは逃がしていいと言うので
二人で謎のテンションで、
「バイバーイ!!」
って叫びながら逃がした。

タイ人のこうゆう明るいノリ大好き。




カスープ。
めっちゃ引いた。

この魚は群れでシャローに
小魚を追い詰めて補食するので
補食が始まったときの辺り一面が
一気にベイトが跳び跳ねるあの光景は圧巻。




赤ちゃんカスープ。





アイルマグネット釣れる。




赤ちゃんシャドー。




もっと小さいやつも。笑
可愛すぎ。


けど、このサイズでも売れるらしい。
資源保護の観点的にどうなの?笑



もちろん、現地の人の生活を
自分達がとにかく言う資格はない。






そういえば、この魚を釣った後に
湖の上でエンジンが壊れて、
動けなくなった。


次第に暗くなり、田舎なので明かりなんて
1つもないから、すぐに視界は1メートルほどになった。
(おまけに月も出てなかった。)



シッコーさんと二人でその場にあった
ペットボトルでヘラを、つくって
3時間ほど、漕いだが全然到着しない。


というより、暗くてまっすぐ
進んでいるのかも分からなし
時々、立ち木にぶつかったり、座礁したりしてかなり怖い。


遠くにかすかに見える街の明かりは
いくら漕いでも全然距離が縮まることはなく
絶望的に思えた。


木製のこの船は既にかなり浸水して
沈んできたし、これは本気で死ぬかもと思った。


そんな事を考えていると
なんで、こんな軽率な行動をしてしまったんだろうと
初めて少し後悔し、このあとどうなるのか
不安さが増した。



そんな空気を察したのかシッコーさんが
黙々と漕ぎ続ける僕の背中を
トントンと叩いてこういった。



「タバコ吸おーぜ!!」



僕の不安を消すためにわざと明るく言ってくれたんだと思う。


なんだか、不安でいるのが
馬鹿らしく思えた。

一気に不安が消えた。


そして、空を指差してこう言った。(多分)

「星見よう!」


見上げると僕が今まで生きてきた中で
一番綺麗に星が沢山見えた。

それはまぁよく考えたら
360°ほぼどこにも明かりがなくて
月も出ていないタイの超田舎なんだから
当たり前なんだけど。


だけど、僕はこの星空と
タバコの味はきっと忘れないと思う。





その後は、心配して探してくれていた
仲間の漁師さんに救助された。



遠くから明かりをつけた船が近づいてきたときは
二人で唯一の明かりのライターをチカチカさせた。
向こうもそれに気づいてライトを点滅させて
くれた時は二人で全力で抱き合った。

今でもこの瞬間は鮮明に覚えている。





家に戻ってからこの人に
シッコーさんとのツーショットを
撮って貰おうとしたが何故か彼は
自分の顔を撮っていた。笑


シッコーさんに自分と俺を指差して

「ブラザー」


って言われた。嬉しかった。




次の日もシッコーさんと釣りをした。
何日も漁を休ませてしまい申し訳なかった。
(もちろん、それなりのお金は渡しているが)



シッコーさんの息子。




プラーチョン。

タイのペラルアーめっちゃ釣れる。



こいつはかなり引いた。
この日はプラーチョンが反応がいい。



70㎝!




頭でかっ!




こいつは太ってたなぁ




水面炸裂!!





こんなカバーの中でトップが炸裂したら
あとはベビータックルで問答無用に
引き抜く釣り。

最高にスリリング。




俺も撮って!
とシッコーさん。笑




最後に写真を撮ろうと船から上げたら
シッコーさんが一番デカイやつに逃がした。

めっちゃ落ち込んでた。笑






まぁ、漁師の生活が掛かってるんだから
当たり前か。






これにて、タイ釣行終わり!




まだまだ、ネタは沢山あるけど
全部書いたら超長くなるから
この辺で。




とにかく。

一生の思い出が沢山出来て、
人間的にもすごく成長できた旅だったと思う。



お世話になった、沢山の方々。

ほんとうにありがとうございました!!


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