▼ BANQ 82S HEAVY のより詳しい解説
- ジャンル:釣り具インプレ
- (POP SEA CREW, news, OHNO'S ORIGINAL CONCEPT (大野ゆうき発の製品))
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先日、発売となったばかりの


PSC 1stリリースのモデルとなった
BANQ 82S
これと
同じボディ形状で+8gのウエイト増加により
また別のコンセプトを持ったルアーが完成。

【BANQシリーズ共通のコンセプト】
〖リップ付きシンキングペンシル〗
BANQ 82S
BANQ 82S HEAVY
BANQ 120S
と現在3つのBANQを持ち
そのどれもがショートリップを携えている。
シンキングペンシル特有のスローピッチな
アクションを有しながら
ショートリップを搭載することで
横方向からの風を受けながらの釣りで
リップの着いていないシンペンに比べ
圧倒的に着水直後の水掴みが良く
アクションとレンジをキープしながら
理想的なトレースコースを安定して引いてくることができる。
BANQ 82S HEAVY は
最大飛距離82mに迫る飛距離で
(当社測定値)
遠くへ飛ばすことができるため
横風を受けるようなコンディションの悪い日には
特にPEラインが風の影響を受けやすい。
尚且つ体積が小さく水との接地面積が小さい
BANQ 82S HEAVY にとって不利な条件とも言えるが
ショートリップがその最大の恩恵を受けることになる。
着水直後からショートリップがしっかりと水を掴み
安定したトレースコースと、アクション、レンジをキープ。
これにより横滑りすることなく
魚に見せることが可能になっている。
【BANQ 82S HEAVY】
レンジ・アクション・スピード
〖レンジ〗
BANQ 82S HEAVY のレンジは
メーカー表記で50~100cm
BANQ 82S の10~60cmに対して約倍ほど深い。
これはウエイト増分と飛距離が上がったことによる深さである。ただし、ウエイトバランスを徹底して追及したことで
飛距離を出しつつ、アクションもキープし
レンジが深くなりすぎないような設定にしている。
表記はレンジキープできるスピードで引いてきた場合の
参考値で、ロッドを上げてリトリーブスピードを上げれば
表記よりも上を通すこができ、
また、ロッドを下げてリトリーブスピードを下げれば
表記よりも下を通すことができる。
〖アクション〗
アクションはBANQ 82S に比べ
ウエイト増に相当し、アクションピッチがやや速めの設定。
飛距離を出せるの、川であればより流れの効いた
流芯付近まで届かせることができる。
それを踏まえると
より速い流れに対応したアクションでなければならない。
そういった意味でも自重があり、やや速めのピッチの
アクションが丁度よく、流しやすい。
重心位置を前後で見た時にBANQ 82S よりも
若干後ろへズラしているため
アクションの支点となる位置がやや頭よりに設定。
テール側を振るようなアクションの質になっている。
〖スピード〗
レンジキープできるスピードで引いてきた場合
流れのない場所で引いてきた時に
約2秒でリールのハンドル一回転くらいのスピード感。
そこを基準に流れのある場所であれば投げる方向と
流れのスピードを加味してリトリーブスピードを調整してほしい。
BANQ 82S HEAVY は重心バランスを吟味したことにより
有効なスピード域の幅を広く取っている。
有効なスピード域というのは
魚を釣ることができるアクションを保った状態のスピードで
基準より遅く引いてきたときはピッチが速くなり
基準より速く引いてきた時はピッチが遅くなる。
ルアーによってはそのスピード域の幅が狭く
アクションが不安定になりがちだが
BANQ 82S HEAVY 徹底して最後まで
バランス調整をした結果
有効なスピード域の幅を広く取っているため
魚が食ってくれる機会の幅も広くなっている。
〖BANQ 82S で出来て BANQ 82S HEAVYで出来ないこと〗
わかりやすくBANQ 82S HEAVY で出来ないことは
速巻き。
BANQ 82S は速巻きでミノーのような細かいピッチのアクションが出るよう設定しているが
BANQ 82S HEAVY は飛距離、レンジ、アクションに重きを振っているため速巻きが安定して出来るようバランスを取るのが難しい。
しかし、低重心になっているため短い時間の速巻きは可能だ。
タダ巻きの中に速巻きを織り交ぜたりして効果的に使ってほしい。
〖フォール時のアクション〗
BANQ 82S HEAVY はフリーフォール時に
小刻みに揺れながらヒラヒラとアクションしながら落ちていく。
これはBANQ 120Sにも似ているが
ある程度の重さがあるため、
フォール時のアクションが綺麗に出ている。
これを利用し、タダ巻きのドリフトから魚の居る付近まで流し
1,2回ロッドを煽ってジャークしたあと
フォールで食わせるというテクニックも効果的だ。
〖タダ巻き以外の使い方〗
上記でリフト&フォールを挙げたが
遠浅なポイントで途中までタダ巻きで引いてきて
その間でボトムタッチするようなポイントの場合
ボトムタッチした瞬間にロッドを上に煽ってジャークして
フォールさせた時に食わせる方法や
デイゲームで浮いた遠い魚を獲る時に
着水直後から連続したトゥイッチを入れながら
引いてくることで表層でヒラを打ちながら
逃げ惑うベイトを演出して食わせることもできる。
そういった意味ではシーバス以外の対象魚でも有効な場面がありそうだ。

[追い風でキャストする時は飛びすぎるので気を付けてください]
是非、飛距離を生かして釣ってみてください。
[SPEC]
全長:82㎜
重量:22g
フック:6番
リング:3番
タイプ:シンキング
アクション:テールスイング
レンジ:50~100cm
定価:1,800円(税込1,980円)
発売日:2025年3月14日(販売中)
カラー:全10色
※BANQ 82Sとの見分けは背中のロゴと

先日、発売となったばかりの


PSC 1stリリースのモデルとなった
BANQ 82S
これと
同じボディ形状で+8gのウエイト増加により
また別のコンセプトを持ったルアーが完成。

【BANQシリーズ共通のコンセプト】
〖リップ付きシンキングペンシル〗
BANQ 82S
BANQ 82S HEAVY
BANQ 120S
と現在3つのBANQを持ち
そのどれもがショートリップを携えている。
シンキングペンシル特有のスローピッチな
アクションを有しながら
ショートリップを搭載することで
横方向からの風を受けながらの釣りで
リップの着いていないシンペンに比べ
圧倒的に着水直後の水掴みが良く
アクションとレンジをキープしながら
理想的なトレースコースを安定して引いてくることができる。
BANQ 82S HEAVY は
最大飛距離82mに迫る飛距離で
(当社測定値)
遠くへ飛ばすことができるため
横風を受けるようなコンディションの悪い日には
特にPEラインが風の影響を受けやすい。
尚且つ体積が小さく水との接地面積が小さい
BANQ 82S HEAVY にとって不利な条件とも言えるが
ショートリップがその最大の恩恵を受けることになる。
着水直後からショートリップがしっかりと水を掴み
安定したトレースコースと、アクション、レンジをキープ。
これにより横滑りすることなく
魚に見せることが可能になっている。
【BANQ 82S HEAVY】
レンジ・アクション・スピード
〖レンジ〗
BANQ 82S HEAVY のレンジは
メーカー表記で50~100cm
BANQ 82S の10~60cmに対して約倍ほど深い。
これはウエイト増分と飛距離が上がったことによる深さである。ただし、ウエイトバランスを徹底して追及したことで
飛距離を出しつつ、アクションもキープし
レンジが深くなりすぎないような設定にしている。
表記はレンジキープできるスピードで引いてきた場合の
参考値で、ロッドを上げてリトリーブスピードを上げれば
表記よりも上を通すこができ、
また、ロッドを下げてリトリーブスピードを下げれば
表記よりも下を通すことができる。
〖アクション〗
アクションはBANQ 82S に比べ
ウエイト増に相当し、アクションピッチがやや速めの設定。
飛距離を出せるの、川であればより流れの効いた
流芯付近まで届かせることができる。
それを踏まえると
より速い流れに対応したアクションでなければならない。
そういった意味でも自重があり、やや速めのピッチの
アクションが丁度よく、流しやすい。
重心位置を前後で見た時にBANQ 82S よりも
若干後ろへズラしているため
アクションの支点となる位置がやや頭よりに設定。
テール側を振るようなアクションの質になっている。
〖スピード〗
レンジキープできるスピードで引いてきた場合
流れのない場所で引いてきた時に
約2秒でリールのハンドル一回転くらいのスピード感。
そこを基準に流れのある場所であれば投げる方向と
流れのスピードを加味してリトリーブスピードを調整してほしい。
BANQ 82S HEAVY は重心バランスを吟味したことにより
有効なスピード域の幅を広く取っている。
有効なスピード域というのは
魚を釣ることができるアクションを保った状態のスピードで
基準より遅く引いてきたときはピッチが速くなり
基準より速く引いてきた時はピッチが遅くなる。
ルアーによってはそのスピード域の幅が狭く
アクションが不安定になりがちだが
BANQ 82S HEAVY 徹底して最後まで
バランス調整をした結果
有効なスピード域の幅を広く取っているため
魚が食ってくれる機会の幅も広くなっている。
〖BANQ 82S で出来て BANQ 82S HEAVYで出来ないこと〗
わかりやすくBANQ 82S HEAVY で出来ないことは
速巻き。
BANQ 82S は速巻きでミノーのような細かいピッチのアクションが出るよう設定しているが
BANQ 82S HEAVY は飛距離、レンジ、アクションに重きを振っているため速巻きが安定して出来るようバランスを取るのが難しい。
しかし、低重心になっているため短い時間の速巻きは可能だ。
タダ巻きの中に速巻きを織り交ぜたりして効果的に使ってほしい。
〖フォール時のアクション〗
BANQ 82S HEAVY はフリーフォール時に
小刻みに揺れながらヒラヒラとアクションしながら落ちていく。
これはBANQ 120Sにも似ているが
ある程度の重さがあるため、
フォール時のアクションが綺麗に出ている。
これを利用し、タダ巻きのドリフトから魚の居る付近まで流し
1,2回ロッドを煽ってジャークしたあと
フォールで食わせるというテクニックも効果的だ。
〖タダ巻き以外の使い方〗
上記でリフト&フォールを挙げたが
遠浅なポイントで途中までタダ巻きで引いてきて
その間でボトムタッチするようなポイントの場合
ボトムタッチした瞬間にロッドを上に煽ってジャークして
フォールさせた時に食わせる方法や
デイゲームで浮いた遠い魚を獲る時に
着水直後から連続したトゥイッチを入れながら
引いてくることで表層でヒラを打ちながら
逃げ惑うベイトを演出して食わせることもできる。
そういった意味ではシーバス以外の対象魚でも有効な場面がありそうだ。

[追い風でキャストする時は飛びすぎるので気を付けてください]
是非、飛距離を生かして釣ってみてください。
[SPEC]
全長:82㎜
重量:22g
フック:6番
リング:3番
タイプ:シンキング
アクション:テールスイング
レンジ:50~100cm
定価:1,800円(税込1,980円)
発売日:2025年3月14日(販売中)
カラー:全10色
※BANQ 82Sとの見分けは背中のロゴと
- 3月20日 18:00
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