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水の中のお話 バイト編

  • ジャンル:日記/一般

さてリクエストを頂いたショートバイトのお話です。

そもそもショートバイトと我々釣り人が呼んでいる現象とはコツ! とか クン!とかラインとロッドを通じて手に伝わった感触で、今のはシーバスだ!今のはベイトだな、と釣りの経験を積めば積むほど、より正確にその感触が何なのかを分析できるようになります。


バイト(スズキの捕食姿勢)は大きく分けて

A-1 口を大きく開けて
A-2 口を小さく開けて

B-1 周囲の水ごと吸い込みながら
B-2 周囲の水は吸い込まず

C-1 体を反転させて
C-2 体を反転させずに

獲物に喰い付く行為。
 

上記の組み合わせでロッドに伝わる感触も変わってくるわけなのですが、
1-1-1の組み合わせ『大きく口を開けて周囲の水を吸い込みながら体を反転させて』はもうガツン!と感触が伝わってきます。
誰がどんなロッドを握っていても分かると思います。
 

そして今回のテーマのショートバイトで多いのは
1-2-1 『大きく口を開けて水を吸い込まず体を反転させて』
2-2-1 『小さく口を開けて水を吸い込まず体を反転させて』
が多いように感じます。
僕の大学時代の友人がボートシーバスのチャーター船を営んでいることもあり、数年間ボートシーバスのトーナメントに出場していました。
大会は基本デーゲーム。僕らが遊びで船を出す際もそのほとんどがデーゲーム。偏光グラスをつけているとシーバスの捕食シーンやルアーをチェイスするシーンなどを非常に良く観察することが出来ました。
またショートバイトについて数年前にラパラから発売されていたDVD等でも水中画像で解説されていたと記憶しています。

 

さてショートバイト・・・
捕食の動作そのものは見た目に変わらないのですが、吸い込むか吸い込まないかで大きな違いが出ます。
水ごと吸い込んでいないので口の枠にルアーが当たり、口の中にフックが納まらない状態です。
コ! カッ! など短い擬音で表現されることが多いと思いますが、泳いでいるルアーに軽くデコピンしたような感触が手元には伝わってくると思います。

もちろん上手く口の中にフックが収まればヒット~~!につながりますが、口の外に一瞬針先が引っかかるだけってことが多いように思います。

 

スズキがなぜこのような行動を取るのか?
こんな食べ方でちゃんと食事にありつけるのか?


スズキに聞かなくちゃ分からない・・・なんですが、大学で研究されている方の話では


『スズキが口を使うのは全て給餌行動に基づく』
と聞いたことがあります。


これは何を意味するのかというと、ブラックバスのように好奇心や嫌悪感で手の変わりに口を使う動作とは違うということらしいです。
バイブレーション早巻きとかで喰ってくる通称『リアクション狙いの釣り』も『何!?あ、喰いもん!!』と全て食べることに基づいた行動だとのこと。
まあ真相はシーバスに聞かないと分からないんですけどね。

 

話は戻りまして、この水を吸い込まないバイトは一瞬でも餌を追ってからの行動の為、もしかしたら食べていいものかどうかの確認作業なのかもしれませんね。

このことについてはいずれ『追う』をテーマに書き綴ってみたいと思います。2-2-2の『口を小さく開けて周囲の水は吸い込まず体を反転させずに』もこのあたりのお話。

 

続いて1-1-2『口を大きく開けて周囲の水ごと吸い込みながら体を反転させずに』
ですが、大型のシーバスに良く見られるパターンって印象が強いです。

ボート上ではルアーを追ってきた大型シーバスが口を開けた瞬間『ルアー消えた!』っと見間違う速さで口の中にスポン!と入っていきます。河川ゲームなどでは川底に定位したシーバスが居食いするときはこのパターン。(と思うよ)

ゴン!って感触よりも、粘土に刺さったようなヌン! とかヌコ!って感触が伝わってきます。

あ、でもフォール中の場合はやっぱりコン!ってのが多いかな・・・(^^;)

ここでは大型のって書きましたが、正確には老成魚ってところでしょうか。

  

2-1-2『小さく口を開けて周囲の水ごと吸い込みながら体を反転させずに』は水中のバチやエビ、甲殻類を捕食する時に
多く見られるパターンではないかと。
僕は食性の違いからだと考えているんですが、東京湾と相模湾のシーバスを比べると東京湾のシーバスの方が歯が鋭い傾向があります。これは今まで釣ってきたあくまで自分の感覚ですけどね。
近隣県だと東京湾>駿河湾>相模湾 の順で歯が鋭い感じ♪
吸い込みながらついばんだものを逃がさない為ってのもあるのかな?って考えてます。
 


さてどうだったでしょう?
コツ!とかコン!とかロッドを通じて得た感触はこの内のどれかだったのか?
それともどれでもないのか?


現在撮影に成功していたり目撃出来たりしているものは水中の事象の極々一部。
こうかな? 違うよ、きっとこうだよ! なんて見えない水中を想像することが釣りの一番の醍醐味♪
だからこそその一部が見えるトップの釣りは誰しもエキサイティングするんでしょうね♪

前回のログで紹介したフックを細軸に変えるのも『吸い込んでいない』とイメージして、『体のどこでもいいから刺さってくれないかな?』
と行動に移してみた結果です。
ルアーやカラーをチェンジして1-1-1『大きく口を開けて周囲の水を吸い込みながら体を反転させて』にシーバスのスイッチを入れるのも正解。
小さく開いた口に絶妙のタイミングでラインを弛ませて送り込むのも正解だと思います。


今回のお話で想像を膨らませる一助になったら幸いです(^^)


は~疲れた・・・ 真面目な文章は苦手です(^^;)
今後はログの末尾に少しずつ書いていこうかな・・・

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