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金森 健太

岐阜県

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奔流の大岩魚


おはようございます(^^)

桜の季節もあっという間、私が住む岐阜県西濃エリアの桜は早くも散り始め、若葉が見え始めました。

そうなると気になってくるのが長良川のサツキマス、長良鱒。

長良鱒のシーズンに入ると他の釣りに行けなくなるので、その前にあの川へ行こうととある本流へ。

それは昨年、57cmのニジマスをキャッチした川で、ここへの釣行は毎年の恒例行事になっている。

4月2日朝5時、コンビニで朝食と入漁券を購入して実績ポイントにエントリー。餌釣りの仕掛けを作りスタート。


…やってしまった…

朝イチから、痛恨のラインブレイク(T . T)


その後3箇所ランガンするもアタリは無く、10時を過ぎたあたりから次第に風が強くなり、竿の操作が難しくなってきた。

天気予報では午後から2〜3mの予報だったが、どう考えても3mではない。周りの木々の揺れ方を見ても、5m以上はあるだろう。

この風の中で9.5mの長竿を振るのは不可能だ。なんとかお昼まで頑張ってみたが心が折れて終了(T . T)

一旦川を上がり昼食タイム。餌釣りの装備からルアーの装備に着替え、本流ルアータックルを手に再エントリー。長竿を振る餌釣りは無理でも、ルアーならなんとかなるだろう。

瀬が続くフラットな渓相、最初にチョイスしたルアーは釣友イチオシのトリコロールGT72SR。フラットな瀬の中にキャスト、ダウンに流しながらゆっくりトゥイッチを入れてサーチする。

反応は無く、今度は少し流れが絞られた流芯の脇に流し込んでみると

ゴン

確かな生命感、フックアップと同時に激流へと突っ込んでいく。

ロッドが弧を描き、ドラグがジリジリと滑る。

激流をものともせず縦横無尽に走り回る。無理矢理巻くのはちょっと厳しそう…

慎重に寄せると、姿が見えた。

…あれ?

ニジマスじゃない、イワナとも違う…

黄金色の魚体にはっきりと浮かぶ黒点、ブラウントラウトだ…!

いるという噂は聞いてはいたが、ヒットしたのは初めてだ。

ランディングネットを差し出した次の瞬間

………フックアウト(T_T)

気を取り直して、更に上流へ進む。

先程と同じようなフラットな瀬、ブレイクになっているラインにトリコロールGTを流し込むと、再びのヒット。

……またバレたしorz

再びヒットするもここでまさかの連続バラし(T . T)

開始から3回連続バラし、何故だ…

ポイントを移動、今度は広大な淵を撃つ。しかし…この淵、昨年はいい雰囲気だったのだが昨年夏の豪雨の影響か砂利で埋まってしまい、かなり浅くなってしまっている。

ダメ元で流芯周りの少し深くなっているレーンに流し込んで誘ってみると

ドン

まるでシーバスのような重いバイト、フックアップ直後から重量感のあるローリングを繰り返す。

大きくはないが、厚く太い本流の流れの中でのファイトは強烈だ。

今度はバレるなよ…祈りながら寄せ、今度はランディング成功。

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尺あるなしのサイズだが、嬉しい一本。

そこから少し下ると、大きな石で流れがヨレているピンがある。そのヨレを通すと、再びのヒット。

先程のニジマスとは明らかに違うファイト、今度はイワナ、しかも40cmはありそうだ…!

……またしてもフックアウト(T . T)

「あー、俺って釣りヘタクソなんやな…」

バラした悔しさより、自己嫌悪に陥ってしまう。

更に追い討ちをかけるように

この日のヒットルアー、トリコロールGTを高切れロスト(T_T)

リーダーを組み直し、下流の絞り込んだ落ち込みから広がる淵をもののふ大鱒で撃つ。

フォールさせつつ流し、トゥイッチで誘い上げると再びのヒット。

水面直下でギラギラとローリングを繰り返す。

「お、ヤマメかな」

姿を見せた獲物は

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丸々と肥えた銀化ヤマメ。このサイズでも本流鱒のファイトは強烈だ。

そこから更に降り、長く広いトロ瀬を降りながらDコンタクト63のゴールド鮎で撃つ。

しばらく反応は無く、寒さと水の冷たさに心が折れかけたその時、突如ロッドが生命感を掴む。

厚く太い本流の流芯で掛けた獲物、その重量感はなかなかのものだ。

慎重に寄せ、ランディング成功。

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まん丸体型のナイスなニジマス。

時刻はすでに17時、最後にもう一段下の淵を撃つことに。

絞られた激流が広がるあたりにDコンタクトをダウンでアプローチ、流しながら食わせの間を意識してゆっくりトゥイッチで誘うと

ドン

強烈なバイト、一瞬根掛かりかと思ったが次の瞬間、奴はゆっくりと首を振り始めた。そしてとんでもないパワーで流芯へと突っ込んでいった。

「げ、ニゴイじゃねえのコレ」

無理矢理巻こうにもハンドルが回らない、かなりのサイズのようだ。

ドラグを締め込み、ポンピングで寄せにかかる。

寄せては走られてを何度も繰り返す、どうせニゴイやろ…と思いながらも寄せるとようやく姿が見えた。

……ニゴイじゃない!?

その魚体は、明らかにニゴイではない。

浅瀬まで誘導し、ランディングネットを被せてランディング成功…!

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48cm、厳つい顔つきに極太の魚体…文句無しの一本。

これぞ本流イワナ…!

この一本に満足して、釣りを終了とした。

使用タックル

ロッド/天龍・レイズ772S_ML
リール/ダイワ・21カルディアLT2500S_XH
ライン/DUEL・ハードコアX8 0.6号
リーダー/呉羽化学・グランドマックス2号
ヒットルアー/TIMON・トリコロールGT72SR、バスデイ・もののふ大鱒、Smith・Dコンタクト63

グダグダな釣行だったが、終わり良ければ全て良し。忘れられない釣行になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

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