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金森 健太
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▼ 渇水&高水温対策?
お久しぶりです♪
暑いですなぁ…。
まともな雨が1ヶ月近く降っていない岐阜県。当然県内各河川は超渇水で今にも干上がってしまいそうだ。
今月10〜12日は(も)地元河川、根尾川へ釣行したのだが、鮎たちは縄張りを放棄し、淵で力なく群れ泳いでいた。
そして、今月18日
再び根尾川へ。しかし今回はほんの少し遠いダム上に入ってみることに。
渇水で厳しい状況であることは同じだが、ダム下より水温は安定しているかもしれない。(実際はそうでもなかった)
6時、囮鮎を購入。
囮鮎を選ぶ時のコツは
・鰭、鰓等に充血がないもの
・追い星がくっきり出ているもの
・鼻先に傷がないもの
・生け簀から桶に移した時、すぐに体色が変わるもの
・鰭などが充血している個体は冷水病を発症していたり、養魚場の生け簀の隅に追いやられて育ったものの為体力がないのだ。
・追い星は鮎の強さの証。追い星がくっきり出ている個体はそれだけ生け簀の中で強さを誇示してきた個体だ。それだけに体力があり、急流の瀬でもしっかり泳いでくれる。
・鼻先に傷がある個体は感染症などを持っていることがあり、ハナカンを通した途端にヘタってしまうことも、、、
・生け簀から桶に移した時に色が変わる個体、これは鮎にも保護色があり、生け簀から桶に移された時に桶の色に同化しようとするため。囮鮎を購入する時、白っぽい桶なら白く、黒っぽい桶なら黒くなっていくのがわかるはずだ。元気な個体ほど早く色が変わり、いつまでも色が変わらない個体はあまり元気のない個体が多い。(但し、最初から白っぽい個体はNG。)
本題に戻って
いや、まだ戻らない
ポイントに到着。到着したら着替える前にすぐ囮缶を持って水辺へ。なるべく水深のある(膝より深いところがベスト)流れの効いた場所に囮缶を沈める。囮缶を沈める時も、囮缶の中に少しずつ川の水を入れ、少しずつ囮缶の中の水と川の水の水温を合わせていく。鮎をはじめ淡水魚は水温の急激な変化に非常に弱い。渇水、高水温になるこの季節、冷たい沢水や湧水で飼育されている鮎を急に暖かい川水に入れてしまうと、その鮎は水温差で一気に弱ってしまう(最悪、死んでしまうことも…)この「水合わせ」を怠ると、せっかく良い囮鮎を買っても弱って使えなくなってしまう。
少しずつ囮缶に川の水を足し、満タンになったらゆっくり囮缶を川底に沈め、流されないように石などで重りをしておく。
これで囮の準備は完了。この後のんびり身支度を整え、仕掛けを作る。
7時、ようやく釣り開始。先ずは絞り込まれた瀬の中に囮を送る。瀬の釣りであっても、囮を引く時は竿を曲げないように、ラインを張らず緩めずのテンションを保ち、囮が底波の中を自然な体勢で泳がせることを意識する。通常の鮎竿では少し難しいため、ソリッド穂先が付いた鮎竿を使うのもおすすめだ。
しばらく引いて石の頭に誘導すると、豪快に目印がぶっ飛ぶ。
銀影競技メガトルクが弧を描く。15年以上前に発売されたヴィンテージロッドだが、その曲がりは素晴らしい。ただ曲がるだけでなく、しっかり曲げてタメてやると良型鮎でも難なく浮かせてくれる。
ただ、重い、、、
黄金色のナイスな1尾。
これを囮に、同じ筋を泳がせると再び目印がぶっ飛んだ。
ややサイズダウンしたものの美しい鮎をキャッチ。ここから入れ掛かりか…と期待を寄せたが、、、
これ以降反応がぱったりと途絶えてしまった。瀬落ちや石裏のヨレも探ってみるも追いアタリすらない。やはり超渇水、鮎の活性はかなり低いようだ。
私の上流側に入った若手の鮎師さんも、反応を得られなかったらしくすぐに移動していった。
このままここにいても時間の無駄だろう。というわけでポイントを移動。次のポイントは深い淵に強めの瀬が流れ込む地形。淵の中に囮を入れてみると、水深はかなり深く、4〜5mはあるだろうか。
どうやら淵の中にはとんでもない数の鮎がいるようだ。おそらく高水温から逃れるためにこの淵に集まっているのだろう。
渇水、高水温によって鮎が深い淵に集まる現象を「土用隠れ」と呼び、鮎釣りにおいて難易度が高くなる要因とされている。
というわけで
淵の最深部付近の岩盤で2尾キャッチするもここでは続かないだろうと判断し、この淵に流れ込む瀬に立ち位置を変える。淵にはかなりの数の鮎がいる。その中からヤル気のある奴から順にこの瀬に差してくると読んだのだ。
瀬落ちのブレイクに一抱えほどの岩があり、その岩の周りに囮を泳がせる。
ぴょーん!
ぼちゃっ!!
うお!?
突如飛び上がった大きな魚体、ド派手なジャンプを見せたそいつは着水後何事もなかったかのように深淵の奥へと消えていった。
…あー、ニジマスか(ーー;)
6月に相当な数を駆除したのだが…まだまだ数多くのニジマスがいるようだ。
ニジマスに追いやられてしまったか…と気持ちが沈んだものの、すぐに
入れ掛かりとはいかないまでも、ぼちぼち掛かる。
しかし、根尾川の鮎はとにかく引きが強い。しかも体重が100gを超えるいわゆる「特大サイズ」も多いため、そのファイトは強烈だ。
ついつい夢中になってしまい、気がつけば時刻は14時になろうとしていた。
ラインの強度チェックをすると切れたので、ここで一旦終了。
竿を畳んでいると
「凄いですね」と声が。
声をかけてきたのは若手の鮎師さん。話によると今年鮎釣りを始めたばかりだとか。
好調?だったブレイクの岩のポイントを譲り、ちょっとしたアドバイスをして車を停めた場所へ。
遅い昼食と休憩の後、15時に再開。
さて。
後半戦のポイントは激流の瀬の流れが岩盤にぶち当たる深い瀬。
そういえば去年ここで鮎釣ったら「ここで鮎釣った人初めて見ました」って言われたような…( ̄▽ ̄;)
しかし、水深があり水通しの良い岩盤の瀬。鮎がいないとは思えない。
白泡を立てながら流れ落ちる激流に囮を沈め、落ち着くピンで止めると
スローペースながらも数尾追加。
そして…時刻は17時30分。
残り時間は僅か、ここでポイントを移動。次のポイントは、朝イチの瀬の瀬落ちから広がる浅いトロ場。午前中は反応を得られなかったが、暑くて動けなかった鮎たちも、水温が下がり始める夕マズメになるとここぞとばかりに浅いチャラ瀬や淵の開きに集まって垢を食むのだ。
静かに近付き、そっと上飛ばし(下流から上流に向かって囮を泳がせる釣り方)で泳がせると
連発。
夕マズメのシャロー攻略はこの「上飛ばし」が鉄則だ。以前リバーシーバスのログでも書いたが、川の魚は基本的に上流に頭を向けて泳いでいる。そのためポイントの上流に立つと魚に釣り人の存在を気付かれてしまう。そのため魚の背後、つまり下流側から静かに近付きアプローチしなければならない。
空が光を失い、夕闇が迫るまで根尾鮎の強烈な引きを楽しみ、19時に釣りを終了とした。
さてさて、本日の釣果は…
囮込まず21尾。超渇水のこの状況なら上出来だろう。
【使用タックル】
竿/ダイワ・銀影競技メガトルク早瀬抜100SD(ソリッド穂先)
天上糸/ナイロン1.2号
水中糸/オーナー針・ザイト鮎ナイロン0.3号
目印/がまかつ・編み込み目印ミックス
ハナカン周り/シマノ・ワンタッチハナカン仕掛け7号
掛け針/がまかつ・要R 8号3本錨
暑い日が続く中でも、空の色や夕方の空気は秋の気配が漂い始めた。しかしまだまだ鮎シーズン真っ只中、来月は尺鮎も出るかも…!
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 2024年8月19日
- コメント(1)
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