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金森 健太
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▼ サヨリパターンとヒラスズキ
お久しぶりです。
出張、出張、また出張、、、。
そろそろ嫌になってきたぞ。
一時帰宅できた10月18日、翌19日は休み…となれば、行くしかない。
北陸のとある海域の波予報をチェックすると、2.5m後1.5mの予報。久しぶりに、磯へ行こうと決定。夜は河川の落ち鮎パターンのマルを狙い、昼間は磯でヒラスズキを狙うプランだ。
しかし…ここ数ヶ月ずっと出張続きでろくにメンテナンスできていなかった釣具たち、ルアーもフックが錆びてとてもこのままでは使えない…。
フック交換やボックス整理、荷物の積み替えやらしていたら出発が遅くなってしまった。
で、北陸のとある小規模河川には0時過ぎに到着。昨年の実績ポイントには既に4人の先行者が。しかもそのうちの二人は初心者なのかネックライトで水面を照らしながら釣りをしている…。
でも大丈夫。
車を停めた場所から上流へ歩き、激アツポイントへ。
浚渫工事で地形は変わっていたが、幸い魚の着き場はそのまま残されていた。
先発ルアーはゴルゴーン188の天然鮎。気温、水温共に下がり、落ち鮎を意識している鱸もいる筈だ。
時折ボイルもある、期待が高まる。
しかし…撃てど撃てど反応はない。
ゴルゴーン188、ジョイクロシフト183、カゲロウ155F…
何故だ。
あまりにも反応が薄い、ベイトは濃密に入っている…試しに水面を照らしてみると、その理由がわかった。
水面でざわついているベイトは、サヨリだった。
そりゃ釣れんわ(ーー;)
今使っているタックルはビッグベイト用のゴツいタックル。ルアーも当然ビッグベイトが殆どで、一番小さいルアーがカゲロウ155F。
そういえばカゲロウ155Fが発売された頃、サヨリパターンにも効くと聞いたことがある。ならばとカゲロウ155Fで撃ちまくってみたが…結局ノーバイトorz
車に戻り、違う河川の河口へ。もちろんこの河口もサヨリパターンであることは容易に想像できたが…
河口に架かる橋の明暗、予想通り大量のサヨリが水面を埋め尽くしていた。とりあえずプラグ用ベイトタックルを手にスタート。
突如、水面が炸裂。そこにカゲロウ124Fをアプローチ、早巻きで通すと
ゴン
確かな生命感、やった…!
激しいエラ洗い、次の瞬間
…フックアウトorz
やらかした、、、。
しかし、そんなことはお構いなしにそこここで水面が炸裂する。
ボイルがあったピンをカゲロウ124F、MD125F、スウィングウォブラー125Sと撃ってみたが…ノーバイトが続く、、、。
半ばヤケクソで、ボックスの中のルアーを片っ端からローテしてみる。
撃って、撃って、撃ちまくる、全弾撃ち尽くし釣行で御座います。
…気がつけば、東の空は白く光を放ち始めている。
もうダメだな…とカゲロウMD125Fをボイルが頻発するピンにアプローチ、浮かべたまま放置していると
パーン!!
え?出た!?
散々撃ち尽くしたのに?
フッキングも完璧に決まり、再び激しいエラ洗いで朝焼けの水面が炸裂した。
そこまで大きくはなさそうだが激しいエラ洗いを何度も繰り返す。ダッシュのパワーもなかなかのもの、いいファイトだ。
やがて姿を見せた銀影、スムーズにランディング成功。
60ジャストと大きくはないが、元気いっぱいの一本。
この後もボイルが続く、同じようにカゲロウの放置プレイで次を狙ってみる…が、反応はなく朝を迎えた。完全に明るくなる頃、突如サヨリの姿が消え、代わりに大量のイナっ子が次々に遡上してきた。
遅えよ!!
朝マズメも不発に終わり、夜の部終了。
車に戻り、天気予報をチェックすると…波予報は3m後2m。
この海域でサラシ撃ちができる波高は1.5〜2.5m、3mを超えている状況で磯に立つのは危険だ。
というわけで仮眠を取り…目を覚ましたのは13時。遅めの昼食(朝食?)の後磯へ向けて車を走らせた。
14時半、とある磯へ。ポイントまで歩く時間を考慮すると、釣りができる時間は僅かだ。
予報通り、波が高くあまり攻めた釣りはできない。いつもより後に立ち位置を取り、波を被らないように注意する。
実績ルアー、サスケ裂空120でサラシが伸びているピンを撃っていく。
反応は…ない。
ふと沖の波間に視線を向けると、大きな魚体が飛び上がるのが見えた。あの跳び方…ボラだ。
なんでこんなところにボラが…?
でもこんなところにいるボラなら旨いだろうなぁ。
他にも、海鳥が波間の何かを捕食してもいたりと生命感はある。期待を込めて各サラシを撃っていく。10月といえど全身ウェットスーツでの磯歩き、袖口から絶え間なく汗が滴る。
しばらく進むと、先行者の方に出逢い情報交換(インスタのフォロワーさんだったかも)
話によると、ベイトが入ってはいるがかなり渋いとのこと。1バイトはあったとのことで、全くの無ではないとわかり僅かながらに期待が湧き上がる。
先行者の方と別れ、私は先へ進む。
左右から伸びるサラシがぶつかり合い、沖へ強い流れを作り出しているピン、昨年はこんな流れではなかった…やはり1月の震災で地形が変わっているようだ。
先ず、左のサラシから件のピンに裂空を入れる。
反応はなく、今度は右から入れる。
やはり、反応はない。
ルアーを裂空から真裂波140にチェンジ。右のサラシから例のピンに入れる。
着水、MRDが戻り引き波を受けて泳ぎ始める。そして
ゴンっ
いた!!
フッキングが決まり、サラシの中から黒っぽい魚体が姿を露わにした。
「ちっちゃ!」
おチビではあるが、その姿は紛れもなくヒラスズキ。しかもヒットしたピンから足元までは危険な根がところ狭しと並んでいる。おチビといえど油断はできない。
寄せる波に乗ったところで一気に巻き、サーフィンのように波の上を滑らせて一気に寄せる。
手前まで寄せた、しかし強烈な引き波の流れが襲う。
一瞬リールを巻く手を止めた隙に奴は根の隙間へ。リーダーが根に擦れる感触、ヤバい…!
目の前の岩に飛び移り、根から引き剥がす。
再び波が寄せる、この波で引き抜きランディング成功…!
45cm、おチビちゃんではあるが3年ぶりのヒラスズキ…!
生息域北限のヒラスズキ、そして3年ぶりの釣果…サイズに関わらず、価値ある一本だ。
掛かりどころが悪くダメージが大きそうな為キープすることにして、ストリンガーに繋ぎタイドプールに入れておく。
同じピンを数投通してみたが反応はなく、次のピンへ。
右から左へ向かう強烈な流れにサラシが長く伸びるピン、ここも実績のある場所だ。
強い流れに、真裂波を流していく。
1投、2投…
反応は…ない。
そして5投目
…根掛かりorz
回収を試みたが、結局ラインブレイクorz
既に辺りは夕闇が迫り始めている、後ろ髪を引かれる思いではあったが、ここでこの日の釣りを終えた。
闇に染まった山道を歩き、駐車場へ。スパイクシューズを脱ごうとしたその時、左脹脛に激痛が走る。筋肉が硬直し痙攣…熱痙攣だ。思い返せば、ウェットスーツの袖口から絶え間なく汗が滴り落ちていた。釣りに集中していた為気が付かなかったが、熱中症になる手前だったのだろう。クーラーボックスの中のスポーツドリンクを飲みながら脹脛を揉み、なんとか回復。危うくクラッチを踏めなくなるところだった(汗)
【使用タックル】
(河口)
ロッド/ヤマガブランクス・アーリー105MMHB
リール/シマノ・14カルカッタコンクエスト200
ライン/DUEL・hardcoreX8 2号
リーダー/VARIVAS・VEPショックリーダーナイロン22lb
スナップ/fishing fighters・鉄腕#0
ヒットルアー/megabass・カゲロウMD125F(イエローヴィーナス)
フック/fimoフックMH #4
(磯ヒラ)
ロッド/Gクラフト・MS1202MRF
リール/ダイワ・年式不明ブラスト4020PESH
ライン/DUEL・hardcoreX8 2号
リーダー/VARIVAS・VEPショックリーダーナイロン25lb
スナップ/fishing fighters・鉄腕#0
ヒットルアー/ima・サスケ真裂波140(アカキン)
フック/fimoフックMH #4
なかなかにハードな釣行だったが、嫌いなサヨリパターン攻略のヒントを得られたり3年ぶりにこの海域でヒラスズキに出逢えたりと充実した釣行だった。まだまだ秋は始まったばかり、これから冬にかけて、アツいシーズンが始まりそうだ。
※釣種問わず、磯での釣りは非常に危険です。初心者の方は経験者の方と同行することをお勧めします。また釣行の際には必ずウェットスーツ、ライフジャケット、スパイクシューズ、ヘルメット等安全装備を着用しましょう。また本文にも書きましたが、気温が高い日にウェットスーツを着用しての磯歩きは熱中症のリスクも高くなります。水分、塩分の携行、補給もお忘れなく。
※各地で熊に襲われる事故が多発しています。地磯では熊に遭遇する可能性もある為、釣行の際は細心の注意をお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
- 10月20日 20:50
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