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金森 健太

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遠州オオニベチャレンジ

  • ジャンル:釣行記

さて、今回は予告通り遠州オオニベチャレンジです。

オオニベという魚の存在は3年ほど前に知ったのだが、苦手なサーフの釣り、釣り場が遠いこともあってなかなか足が向かなかった。

しかし…何かデカい魚を釣りたい、今年はアカメ遠征も行けなかったし、ちょっとチャレンジしてみようとふと思い立ち、静岡県へ向けて東名高速を飛ばした。

お昼前くらいに遠州サーフの某所に到着。最初に入ろうと決めていた場所には大勢のサーファーたちが。サーフィンも楽しそうだなと思う反面、寒くないのかなと心配でもある(^_^;)

で、次の候補地へ。こちらも駐車場から近いところはサーファーの方が波乗りを楽しんでいたが、少し歩けば誰もいない。そこまで歩いて行き、誰もいなくなったあたりからスタート。先発ルアーはDUOのタイドミノーゴースト170Fハイトルクだ。

水平線をめがけてショアガンをフルスイング。しかしこのタイドミノーゴースト、飛行姿勢が悪く飛距離が伸びない…投げ方が悪いのかタックルバランスが悪いのかはたまた両方か、、、

そして海は波が高く、左から右へ強烈な流れがある。外洋サーフはこういうものなのだと思っていたが、途中会った地元?アングラーさんの話によれば普段はもう少し波は穏やかで潮流もここまでは早くないのだとか。

しかし…激流河川とサラシ撃ちの複合パターンだと考えたら、なんとなくルアーの流し方がわかってきた。

タイドミノーゴーストで反応が無ければモンスターショット110、ジグも何種かローテしながら広大なサーフを歩いていく。

波の立ち上がり方でなんとなく地形も把握できる。良さげなところを見つけて粘っていると・・・

私の背後から近寄る人が。小脇にサーフボードを抱えている…

…まさか入る気じゃねーだろうな。

そいつは私の方を一瞥もせず、海へと入っていった。

…ジグで狙撃してやろうか?

いや、やらないけどさ。

結局このエリアでは魚の気配はなく、大移動。Instagramのフォロワーさんに教えてもらった実績ポイントに行くと…こちらは大勢の釣り人で賑わっていた。しかし入る場所はあるので、ここで満潮である18時半までやってみることに。

ノーバイト、ベイトの気配もないままやがて西の空が夕焼けに染まり始める。

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波音だけが響く、夕暮れの海岸。某人気バンドのバラードが聞こえてきそうだ。

そして、やがて空は漆黒に染まり星が瞬き始める。本当の勝負はここからだ。

……が、期待とは裏腹に魚の気配を感じられないまま、18時を過ぎた頃事件が。キャスト時に、手元に違和感が。

……特大エアノットできてたorz

解こうとしたが切れてしまった。しかもモンスターショットをフルキャストした後、80mほどラインを失ってしまったorz(ルアーもラインも回収しました)

潮止まりも近いことからここで一旦終了。釣具店でラインを購入、ついでに夕食を摂り次のポイントへ。駐車場でラインを巻き替えていると続々と車が入ってくる。車から降りた人たちは皆ロッドを手に浜へと向かう。どうやらここも人気ポイントらしい。

ラインの巻き替えを終え、いよいよ夜の部スタート。駐車場から東へ向かって釣り歩いていく。

相変わらず波は高いが、流れはそこまで早くない。もしかしたらベイトの回遊があるかもしれないと、気合いを入れてロッドを振り続けた。

しかし、日付が変わるまで釣り歩いてみたがノーバイトで、一旦終了して仮眠を取ることに。

そして、午前4時。昨夜は駐車場から東へ釣り歩いてみたが、今度は西へ向かって釣り歩いてみる。

漆黒の空が、光を放ち始める。その色彩から、空は厚い雲に覆われていることがわかった。

そして…雨が降り始める。

誰だ雨男は?

1kmほどの距離を釣り歩いてみたが、結局ここでも生命感を得ることはなかった。

9時、車に戻り、再び仮眠を取ることに。

この時見た天気予報では、夕方まで雨。波の高さは1.5m後2.5m。おそらく午後からは釣りにならないだろう。

2時間ほど仮眠を取り、車を走らせる。車窓から見える海は、予報通り高い波が打ち寄せていた。

一気に西へ大移動。波を避けられるエリアへと向かう。

目を付けていたポイントには14時前に到着。もう何でもいいから釣れてくれ…と願いながら浜へ降り立った。

見た感じ、イワシやコノシロといった回遊魚の気配はない。ヒラメかマゴチなら可能性がありだろうと、ぶっ飛び君95Sをキャスト。

ロッドを振る度に、肩に痛みが走る。少々無理しすぎたか、、、。

しばらく釣り歩いていくが、バイトもベイトの気配もなく、諦めようかと思ったその時

ゴン

ようやく掴んだ生命感、咄嗟にフッキング、しかし…

すっぽ抜けた…いや、なんか付いてるな。

回収すると

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いやいやいやw

なんで食えると思ったのw

もちろん即リリース。

ここから更に広大なサーフを歩いていく…が、反応がないまま時間だけが過ぎていく、、、。

やがて西の空が夕焼けに染まり始める頃、波間にベイトの群れを発見。泳ぎ方からイナっ子のようだ。

あのイナっ子に何か着いてないかなと、タイドミノーゴーストをそのイナっ子の群れの下を通してみると

ドン

いた!

今度はしっかりロッドが曲がる、大きな魚ではなさそうだが貴重なヒット、慎重に寄せる。

やがて波間に見えた魚体、ヒラメだ…!

寄せる波に乗せてランディング。小さなヒラメだが、途方もない距離を駆けずり回った末に出逢えた一枚、やっと報われた…と安堵の息を吐いた。

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46cmと決して大きくはないが、価値ある一枚。

この後も連発となったが、30cmほどのソゲだった為即リリース。

辺りが闇に包まれるまで釣り歩いたがこれ以降は追加とはならず、今回の遠征釣行は終了となった。

【使用タックル】
ロッド/パームス・ショアガン110H
リール/ダイワ・19セルテートLT5000D-CXH
ライン/DUEL・スーパーXワイヤー8 2号
リーダー/VARIVAS・VEPショックリーダーナイロン30lb
スナップ/studio oceanmark・オーシャンスナップ#4
ヒットルアー/ジャンプライズ・ぶっ飛び君95S、DUO・タイドミノーゴースト170Fハイトルク

初の遠州サーフ、完全にアウェイの洗礼を受けてしまったが…最後の最後に釣果を出せて一安心。もちろん近いうちにリベンジ予定だ。いつかはこの地で、怪魚オオニベを仕留めたい。

あ、でもヒラメも釣りたいな、、、

最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m


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