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金森 健太

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ニゴイングのススメ


こんばんは(^-^)

今回は

ニゴイング

のお話。

本流トラウトやリバーシーバスを狙うアングラーにとってはお馴染みの外道ですが、今回はこのニゴイを狙ってみようというお話です。

<ニゴイングの魅力とは>

・身近なエリアで狙える
・強烈なダッシュと重量感たっぷりのファイト
・比較的イージーにバイトを得られる

つまり

空いた時間にちょっと釣りをしたいという人やルアーフィッシング入門、とにかくルアーで大きな魚を釣りたいという方にはうってつけなターゲットなのです。

<ニゴイとは>

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ニゴイ

コイ目コイ科カマツカ亜科ニゴイ属

体長は最大で70cmほどで、北海道と沖縄を除く全国各地の河川に生息。生息域はアマゴやヤマメが生息する渓流(本流)域から潮が入る汽水域までと非常に幅広く、「川があればニゴイがいる」と言っても過言ではないほどで、止水よりも急流を好む傾向がある。

食性

雑食で、下向きの口で川底のエビやカニ等の甲殻類や小魚などを捕食する。大型化するにつれて魚食性が強くなり、40cmを超えたあたりからルアーに強く反応するようになる。

<タックル>

早速、ニゴイングにオススメのタックルをご紹介。

ロッドは、7〜8ftのトラウトロッド、パワーはMクラスが最適。

他に、8ft前後のLクラスのシーバスロッドもオススメ。

リールは、2500〜3000番のスピニングがオススメで、ベイトタックルなら中型機(例・カルカッタコンクエスト200など)がオススメ。

ラインは、PEの0.8〜1号、リーダーは8〜10lb。

ルアーは、本流トラウトでよく使われる60〜70mmのシンキングミノーや5〜10gのスプーン、小型のバイブやシンペンも有効。

※ニゴイングでは、キャッチ&リリースの釣りになるかと思います。リリースする魚へのダメージを最小限に抑えるため、可能な限りバーブレスフックの使用をお願いします。

<ポイント>

先程も記述した通り、渓流から汽水域にかけて非常に幅広い範囲に生息するニゴイ。

エリアによって地形や流速はさまざま、その中で今回は中流〜清流エリアでのポイントをご紹介。

ニゴイは真鯉に比べ急流を好む傾向があるので、狙うのはもちろん瀬周り。特に4〜6月の時期は産卵期で、水深の浅いチャラ瀬に大量のニゴイが集まります。

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こんな感じ。

今の時期、こんな感じの流れを見ているとたくさんのニゴイが水飛沫を上げて泳ぎまわっているのが見えると思います。

しかし、このチャラ瀬の中で泳ぎまわっている個体は産卵行動に入っているため、ルアーに反応しないことが多々あります。

なので狙いは…そのチャラ瀬の前後にある流れの緩いあたり。

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ここ!

ここで産卵を終えた個体が体力を回復させるために盛んにベイトを捕食するため、こんな感じのポイントは狙い目なのです。

<釣り方>

ニゴイの好物は川底に生息するエビやカニ等の甲殻類、ハゼ類といった底生の小魚。表層を泳ぐ小魚を追ってボイルするということはあまりないように感じられます。

つまり、ニゴイを狙うコツはボトムをキープする、速いアクションではなくボトムをネチネチ攻めるのが鉄則です。

一例として

ダウンにキャスト→ボトムまでフォール→ボトムを突く小魚をイメージして小刻みなトゥイッチやシェイクで誘う。

シンペンやスプーンなら、ボトムを転がすようにドリフトさせるのが効果的。

バイトは、根掛かりのように突然重くなるパターンや、ガツンと引ったくるバイトなどさまざま。バイトがあったらスイープにフッキングして、あとはニゴイ特有の重量感たっぷりのファイトを楽しんでランディング。

<最後に>

河川は、漁業共同組合によって管理されています。釣り場として整備したり、鮎やヤマメなどの稚魚を放流したりと、漁協の皆様によって日々より良い釣り場を作ろうと努力されています。河川で釣りをする際は必ず入漁券を購入してください。

また、昨今のアウトドアブームによって多くの人が河原で過ごされています。キャストの際は周囲を確認し、事故のないように注意をお願いします。

もうひとつ、それはマナーの問題。

今年に入り、河原や河川敷の至るところで目につくゴミの山…
 自分で出したゴミは自分で持ち帰って処分する、当たり前のことです。ゴミは必ず各自で持ち帰ってください。更に違法駐車によるトラブルも後を断ちません。車を停める際は、駐車禁止エリアじゃないか、他の車の通行の妨げにならないかを必ず確認してください。

身近な川で、強烈なファイトを楽しめるニゴイング。もしお近くの川にニゴイがいたら、是非トライしてみては。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m




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