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シマノの北米向け輸出オールドタックルと右手巻き専用スピニングリール の話

80年台後半のシマノタックル。
当時からシマノは北米にあれこれ輸出していたわけですが

なかなか味があり、それでいて非常に合理的なギミックを持ったタックルに出会いました。



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ロッドはマグナムライト グラファイト ML2592 バスアンドウォールアイスペシャル

リールは ax200

ロッドに関しては同名のマグナムライトシリーズは日本国内にもありますが、
このロッドは北米輸出版なんです。

なんといってもバスアンドウォールアイ。
今回調べて知ったのですが

ウォールアイ=イエローパーチ=スケトウダラ

らしい。

スケトウダラは北米ではポピュラーなルアーフィッシング対象魚のようで、それ用のロッドやタックルも豊富とのこと。


ボートフィッシングの比率が大きいアメリカなので、シングルハンドのショートロッドで、なおかつバスよりはるかにでかくなるスケトウダラをごっついミノーやアイスフィッシングのごっつい仕掛けで掛けるために非常に強力なブランクスを備えたタフなロッドであります。

もちろん日本でスケトウダラ釣りはポピュラーとは言えないのでおそらくなんらかのブランクスの流用だとは思うけれど。





このロッドで良いなと思ったポイントが二点。

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金属製のパイプシート。
極めて頑丈。

そして、その分重いわけですが、手元に重心が来るので全体のバランスが大変よろしい。



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フロントグリップが一部カットされており親指の置き所が明確化されています。

これにはきっとtake先生もニッコリ。


全体として合理的、合目的にまとまっている佳竿です。




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一方のリールも非常にユニークでありながら
7cnxcwspx9chocz8ya2w_480_360-e8304086.jpgよくできている。

ax200という日本向け製品で言うとチタニウムrd2000がベース(もっと言ったらカスタム2000がベースモデルか)

グラファイトボディなので非常に軽量。
先達の記載によると
250g
4.2ギア比
6lb180yard

らしい。

タラを釣るにはちょっと荷が重いかな…?


特筆すべきは
クイックファイアー2というギミック

逆転防止点をわざと一箇所のみにすることで、ラインローラーが常に手前で停止する。
さらにラインローラー部分に備え付けられたトリガーがベールアームと連動しており、ラインを指に引っ掛ける時にこのトリガーを一緒に引くとベールアームが同時に起こされるのでわざわざ逆の手でベールアームを起こさなくても良いわけです。

ハンドルから手を離さずにキャストまで出来るというのが最大の売り。


付け加えるなら、このリールは右手巻きでその真価を発揮します。

世の中のほとんどのスピニングリール は竿先側からみて時計回りにベイルアームが回転します。



このリールも例に漏れずそうなんですが、

右手巻きでこのリールを使うと、左手の人差し指にラインとトリガーが勝手に飛び込んでくる格好になるので、わざわざラインローラーの位置を調整する必要すらありません(そうなるとクイックファイアーのギミックの半分が不要ってことにもなりますが)

この、普通に巻いてるだけでラインが人差し指に飛び込んでくるっていうのがミソで、


世の中の多数派を占めるであろうスピニングリール 左手巻きの人たちは、これまた大多数をしめるベールアームが時計回りのスピニングリール とのシナジーを享受できていないということになります。



非常に画期的なクイックファイアー2ですが、どう言うわけかいつのまにか姿を消しています。

トリガーのギミックが強度的に不味かったのかなとか邪推しますが、

もし、反時計回りベイルアームでトリガー付きのスピニングリール が存在すればある意味究極のクイックファイアなのになと残念でなりません。


















いや、
反時計回りでトリガー付きのリール一つだけ知ってるですけどね…

天下のア⚫︎ブのリールでカ⚫︎ディナル8⚫︎3

っていうやつなんですけど…


実物みたことないんであんまり変なこと言えませんが


なんていうか当時のギミック万歳時代の寵児というか驕児というか…


完全に当時のリールは外連がつよくて気を衒ったのが多いですね。




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