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ちょい投げ釣りの根がかり対策

【ちょい投げの根がかり対策】
釣りと根がかりは切っても切れない関係だが、なるべく根がかりは避けるようにしている。
それは自分の経済的打撃もあるが、環境への配慮だ。
水鳥などの多くは泥と一緒に餌を食べて砂嚢ですりつぶしている。そこに鉛の玉が入っていたら、釣り人が釣りと関係ない水鳥の体調に結果的ではあるが、影響を及ぼしていることになる。
切れたラインや漁師さんのロープに掛かったトレブルフックなどは漁師さんの仕事の邪魔でしかない。
この話も書けば目いっぱい書けるので、別で書くことにしよう。
とにかく、釣り人が期せずして海に捨てたものに自分がどこまで責任を負えるのか考えるようになったということでもある。
とはいえ、自分もかなり根係で高切れなんてこともあるので、目についた釣りのごみは拾うようにはしている。

前置きが長かったが、
具体的には
1)錘を小さく(仕掛けを軽く)すること。
2)錘が水中で沈もうとする力を消すこと
3)ウキを沈めて上からアプローチすること。
4)錘を硬い材質(真鍮やタングステン、ステンレスなど)にし
形状を細いものにすること
5)根がかりしないところに移動する
などである。
1)仕掛けを軽くすれば、石の隙間に挟まったり、岩のくぼみにはまり込むことは少ない。これは仕掛けを放置すると2Bガン玉でも簡単にスタックするので、釣りをしている間は気を抜かないことが大事だと思う。
2)投げ釣りではフロートシンカーというものがあるが、これは材質の異なる、鉛と発砲スチロールのコンビネーションで投げるときの質量を確保しながら、水中では浮力がある程度相殺され、しかも海底で錘が立つのである。自分も真鍮と発砲スチロールの棒で自作しているが、活性が悪い時などは魚の食いがいいのであるが、浮き上がりやすさを利用して根係を回避することもできる。デメリットとは流れのはやい場所では仕掛けが流されやすく沈まないのと、波の崩れるところでは仕掛けが落ち着かずぐちゃぐちゃに絡まることがある。
3)ウキを沈めるには、浮力の小さなウキとアンバランスな錘で沈めていく。上からゆっくりアプローチしてくるものに魚は反応するが、仕掛けがどうしてもクランク状になるので、魚の反応が釣り人に伝わらないことが多い。最近はフカセ釣りのウキも沈むような設定のもの(00号000号)も多くなりクランクがカクカクしないが、だいたい高いので神経を使う。またキザクラがARUKZIK(さかさまから読んだらキザクラ)Fシステムとしてメバリングに使っているものは、浮くFタイプと沈むDタイプなどがあり、この秀逸なFシステム(リーダー結んだ時のPEを切らないでそこにフロートを結ぶもの)とともに愛用しています。
沈むウキなんて、もうそれは飛ばすための道具なのですが、すいちゅうでの振舞い方はやはりウキなのです。
あとはTict社から出ているMキャロというラインテンションがかかると沖側に斜めにフォールする画期的発送のものもあります。
いずれにしても、どのくらいのスピードで沈むのか事前に使って慣れておく必要がある。

4)これは自分も最近気を付けているのだが、極力鉛を使わないことにしている。
中華製のMZD社から真鍮やタングステンのシンカーが比較的安価で売られているので、これを使っています。ガン玉はフジワラ社のスズ製のもの。微調整はスズハンダを使っているけどこれはあまり使いにくい。

材質が堅いと変なところでスタックしないので、根がかりは少し減った。

5)これは究極のようで、一番シンプル。根がかりの多い釣り場で釣りをしていると
 仕掛けを海に投げ込んでいる時間<仕掛けを作っている時間
となってしまい、自分を俯瞰したら、何やっているかわからない。ここで意地になってしまったら、ここで仕掛けをなくしながら続けることに意味があるのか考えて、さっさと移動するようにしている。その場合でもその場所が悪いのではなく、(そういう場所もあるけど)たまたま潮が効いていなかったりという理由もあるので、別の場所に行ってまた戻るというオプションを持つことも大事。釣行先のオプションがいくつかあると、こういう時に決断が早い。計画の段階でここがダメなら、どこで何をするというオプションを持つようにしよう。

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