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登石 ナオミチ
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▼ マレーシア釣行 夢のセイルフィッシュ
- ジャンル:釣行記
マレーシアのロンピン。
セイルフィッシュの聖地と言われる場所である。
セイルフィッシュを釣るという夢の為にマレーシアまできて3日目の朝、ようやくロンピンまで来た。
ロンピンの港は、港というにはあまりに古風で川の河口に木で足場を作り、そこに船を係留してあるだけのものだ。
足元の水は茶色く濁り、テッポウウオやダツ、巨大なトビハゼが泳いでいて、日本ではない所で釣りをしにきたんだな。と感じさせられた。
船は、今回お世話になったステファンさん、ショウンさん達に手配して頂き、ここで2日間の釣りを行う。
メンバーは僕と日本から一緒にきたツバサ、はぜきちw そして、ステファンさん ショウンさん さらに船長とその補助のウォンさんの7人で、大きくはない船に窮屈に乗り込んだ。
釣り方は主に、ルアーではなくライブベイトを使ったエサ釣りが一般的らしい。
僕は、「セイルを釣る」という目的以外には全く拘りはないのでルアーでは無いことには何も不満はなかった。
出船。
次第に海の色は青く変わっていき、透明度の高い海へと変わっていった。
まずは、セイルフィッシュ釣りに使うエサを釣る。
コマセなしのサビキを落とすと、すぐに釣れた。
水中を覗くと、魚が絨毯のように居るのが見えた。本当に生命に満ちた海である。
僕達はアジやサバのような魚をキープしてついにセイルフィッシュのポイントへと向かった。
セイルフィッシュ釣りでは、同時に2本までしか竿を出せない。なぜなら同時に2本の竿にヒットしてしまうと、ヒットしたセイルを船で追いかけられないからだ。
まずは他の二人に竿を出して貰い、僕は高ぶった気持ちを抑え、冷静に仕掛けやリーダーの結束などを再確認していた。
最初のポイントでは、30分ほどやっただろうか?
アタリはなくなり、鳥もあまり飛んでいないので移動した。
次のポイントではいよいよ僕も竿を出した。
ついに俺のセイルフィッシュ釣りが始まったな。
なんて思いながらライブベイトをつけた仕掛けを投入した。
潮の流れは早く、スルスルとラインは海に吸い込まれていく。
しかし、その後、ぼんやりと竿先を眺めるような時間はなかった。
投入して間も無い仕掛けの、ウキの代わりに付けていた風船が外れている。
まさかなー。と思いながらもリールのベールを返すと
ジジジジジ………
ドラグが出て行く音がした。
その音を聞いて、船のメンバーに緊張が走る。
次第にドラグの音は大きくなり、しっかり食い込んだのを確認してドラグを締めた。
ファイト開始!
最初にジャンプを繰り返しながら150メートルくらい(僕の感覚で)走られてしまった。
自分の身長よりデカい魚がジャンプをする姿には感動した。
まぁ勿論それは今だから言えることであり、多分最中はジャンプしないでくれとビビっていたと思うが。笑
僕のロッドが、セイル釣りには柔らかすぎた事もありセイルが全然疲れない。
船で追いかけても追いかけても、また走られて離れてしまう状況に僕は疲れ果てながらも必死にファイトした。
幸い、僕のリールはセイル釣りでは普通使わないような大きなリールを使用していたのでラインキャパに心配はない。
いくら時間を掛けてもいいから、絶対に獲る!
と自分に言い聞かせながら、疲れていても焦らず慎重にファイトした。
今、思うと僕がファイトしてる間は、釣りが出来ない2人には申し訳がないが。笑
何分たっただろうか。
ファイトをしてる僕は夢中で時間の感覚がなかったが、後で動画の記録を見ると30分近くたっていたようだ。
流石にセイルも弱ってきて船の周りでファイトすることが多くなり、最後にはついに船縁へときた。
そしてついに、ウォンさんがセイルの角を掴みにいく。
僕は疲れと、緊張の中見つめた。
そして 船の中に一気に上げられるセイルフィッシュ!
よっしゃー!
獲ったぞ!!
セイルフィッシュ!!!
ついに小さな頃からの憧れだったセイルフィッシュを釣り上げた!!
正直、興奮でこの辺はあまり覚えていないのだが。笑
写真を撮ったあとは、ウォンさんがすぐにセイルを水に入れたまま船を発進させ、蘇生をする。
写真を撮る時間も最小の時間でみんながセイルフィッシュを本当に大事にしている事が伝わった。
大きさは40キロあるなしで、アベレージよりは大きいらしい。
この日は、このワンチャンスのみで他の船でも釣れてる所は全く見なかった。
朝の地合で僕は運が良く釣れたようだ。
その後は他の釣りをしたりして、港に戻る。
みんなすっかり疲れていた。
2日目。
僕は、昨日釣れたのでこの日は2人のサポート。
ひたすら、ポッパーで魚を寄せる。
確率は低いとは言え、ルアーでセイルが釣れない訳ではない。
そう思うと胸は高まる。またこの青い海にひたすらキャストを繰り返すことは、本当に気持ちがいい。
お陰で、真っ黒に日焼けしてしまった。
現地の人よりかなり黒い。笑
一度だけ、船縁までセイルフィッシュが追いかけてきた。
バイトするほどやる気がある魚ではなかったが、僕の操るルアーを僕と同じかあるいはそれ以上に大きい魚が追いかける。
そんな非日常性に感動した。
また、魚の綺麗な青い色がとても頭に残った。
釣り人として幸せだなーと思う。
そうこうしているうちに、地合いが来て、はぜきちくん。セイルフィッシュGET。
今回は、僕は見ていただけなので冷静に見れた
そしてここまで世界中の釣り人を惹きつける魅力がこの魚にはある。
強い引き。 この大きさで体全体を出すジャンプ。
そして何よりこの魚は美しい。
最後に残されたツバサくん。既に何度かチャンスを逃していて、焦りの中、意味不明な言動を繰り返していた。面白い。笑
それでも、ツバサくんはこの旅で何か持っているようで最後の最後で再び地合い来て、この旅の最大魚をGETした。
ついに夢の魚を全員が釣り上げた。
この日は、3人にとって忘れられない日となったはず。
サポートして下さった方々、本当にありがとうございましたございました!!
iPhoneからの投稿
- 2014年9月3日
- コメント(14)
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